HIRO T'S DIARY

● 5月の日記 ●

5月1日(火曜日)

今日のお客様は久しぶりのお帰りなさい、バーゲンズのおふたりでございましたわ。久しぶりと言っても今年2月以来なので3ヶ月ぶりの再会だったのです。またギターを持ってきてもらってスタジオ生ライブも披露してもらったのですが、ラジオでは当然見えませんがユッキーも修ちゃんも演奏中は本当にその演奏の中に浸って殆ど目を開けていません。声とギターだけの勝負、やはりそれだけの気持ちを込めている証(あかし)なのでしょう。

さてさて、彼らも結構忙しいゴールデン・ウイークです。今日も夜7時からヴァージン・メガストア心斎橋でインストア・イベント。そしていよいよ5月5日には大阪城野外音楽堂で行われるHiro T's Morning Jam presents "New Breeze"に出演。久しぶりのバンド形式ということで二人ともめちゃめちゃ楽しみにしている感じが伝わってきました。ボクもたっぷりと楽しみです。6月にはミニ・アルバムをリリースしたり8月にはニューシングルをリリースしたりとにかくその忙しさの中できらきらしていました。又近いうちに是非戻ってきてくださいね。(実はニュー・ブリーズの前の日の夜、ボクたちは事務所の屋上でバーベキューをするのです。お誘いしたのですが前の日はそのニュー・ブリーズに出るバンドを最終リハーサルをするということで今回はそれも叶いませんでした。まあ、それほど今度のライブにかけているということなのですが。んっま、とにかく機会があればバーベキューもご一緒しましょうね。)

5月2日(水曜日)

ゴールデン・ウイークの谷間の平日でした。でも、やっぱ、世の中ホリデー・モードだね。番組をやっていてリスナーのみなさんの顔なんて見えないんだけど、それでもしっかりとポワ〜ンとした雰囲気が伝わってくるのです。不思議です。そんな不思議まっただなかに今日も生のお客様が番組にやってきてくれました。昨日の晩もグルーブ・ナイトに出演していたSaltこと塩谷哲さんです。やっぱ、ポワ〜ンと眠そうでしたね。早速写真を見ていただきましょう。

<ほらね、ほらね、ソルト眠そうでしょ!>

彼がちょいとねむそうだったので、記念写真を撮るときのボクはほんとは眠くないのだけどこの際一緒に眠げな顔をしようよってことで写真に収まったらボクの方がよっぽど眠そうに写ってしまいました。

んなこたあ、どうでもいいんですが、今日彼が来てくれたのは最新アルバム「ピアニズミックス」のおはなしと、今月末にブルー・ノートで行うライブのおはなしがメインだったわけです。とにかく、超絶表現力を持ったピアニストの新譜です。音が躍っています。これはなんぼボクがここでテロテロ書きつづってもその良さを伝えることは出来ません。是非音楽好きのあなたは一枚ライブラリーに加えてやってください。外しません。また、今月末のブルー・ノートのライブでも強烈なリズム・セクションと共にすんごいものをチョリチョリってかましてくれるはずです。

んな、こんなでSaltとは久しぶりの逢瀬でした。また近い内に帰ってきてくれると約束して彼はスタジオを去りました。ほんと、朝早くからどうもありがとね。

 

5月3日(木曜日)くもり

夜明けから降り続いていた雨もようやくあがり嬉しい事にボクの番組で今日の802のファンキー・ガレージ・セールをやります告知が出来ました。やっぱり恐ろしい数の人が楽しみにしているこのイベントです。なんかもしかして雨やったりして、延期発表とかしないといけなくなったら気が重いもんね。よかったよかった。ボクも番組を終えてすぐに会場に向かいました。万博の外周道路というとんでもないところでタクシーを降りた為にひたすら歩く歩く。しんどかったぁ、って言うよりも指定された時間に間に合わなかったらどうしようってそればっかり考えていました。まあ、結局北極南極、間に合ったんですけどね。でも、逆に間に合ってしまうと今度は待ちの時間がいらいらしっぱなし。だめですねえ、この性格。誰かおっとり性格の人、血を半分ぐらい輸血してもらえませんか?それとも爪のあかでも飲ませてもらえませんか?オークションに出たのですが、久しぶりにたくさんの人たちの笑顔に出会えて嬉しかったです。でも、その後すぐに802でインタビューのアポがあったので一時間ぐらいで会場を後にしました。まあ、総括するとやはりみなさんの笑顔に逢えて嬉しかったの一日でしたね。

嗚呼、どうしても写真の余白に書き込むことが出来ないよ〜〜〜〜。

とにかく、一応の写真説明でござる。
左上:オークションに集まったステージ前の人たち。(どう?この人数!ドキドキしちゃった、ボク)
右上:オークション仕切の達人 久保田コージ と 色々細やかな気遣いを見せていた 仁井聡子(お疲れさん)
左下:一般ピープル(うそです、左から植松恭子さん、802ラガーマン内田くん、そして右が西見佐知子さん)
右下:このジャケットが一万円で競り落ちました。(ルチアーノ・ソプラニやで!ほんま!値打ちもんやで!)

5月4日(金曜日)

「こんだけ忙しい一週間なんだから唯一のオフ日である土曜日ぐらいは休みなさいよ、寺平さん!」という声も聞こえて来そうな中、ぬあんと世間一般のように黄金週間の雰囲気を味わいたくてわたくし事務所屋上においてことし一発目のバーベキュー・パーティを企画、そして決行してしまいました。お天気も快晴まではいかなくても、そこそこのバーベキュー日和。だから「やると言ったらやるのです。バンッ!」お肉は牛は結構胃が持たれるので今回は豚メインで攻めることにしました。招かれたのは日頃おいしいえさに縁遠い802新人DJやADくん達でありました。しかし、よう喰いよる、あいつら。最初ぶた4kg、牛2kg、とり1kg、ウインナー1kg、用意したのが始めて一時間ぐらいでほぼ終了。故にブタ3kgを急遽追加して滞りなく恵まれぬ若者達の胃袋は満たされたのでした。写真は当日焼き場さんに徹して働いている寺平さんと、またその周囲に群れ集う若者たちの暖かい交流の場面を激写したものなのでありました。

ただ、あまりにもいいお天気だったので日中文化交流にも気遣った寺平さんは若者たちと下の写真のような遊戯にもお昼間からほぼミッドナイトにいたるまで隙間隙間で打ち興じていたらしい。但し勿論エキジビション・マッチ形式なのでどうということはない遊戯に終始したようであります。

この日一日で消費されたビール約60缶だったそうな。

5月5日(土曜日)

第二回目を迎えた番組プレゼンツの野外イベント、New Breezeの日。大阪城野外音楽堂に集った番組リスナーのみなさんは約3000人。すごい数です。いわゆるキャパいっぱいいっぱいなのです。でもみんなのにこにこ笑顔に出会えてヒロTも超ゴキゲンな一日でした。

出演アーティストも番組で発表をしなかった人たちを入れると全部で12組にもなりました。入場料が1000円なので大阪っぽくわり算をすると1組あたり100円以下。これでいいんだろうかというぐらいの採算度外視のコンサートであります。ここに全アーティストの写真を載っけるだけの余裕はありませんが、ここではやはりとてもユニークなステージを見せてくれたバンバンバザール(左)と、また本当にひさびさのバンド形式で張り切ってステージを努めてくれたバーゲンズ(右)の写真を見て当日会場に来られなかったみなさんは雰囲気だけでも味わってくださいね。



あとやはりここはボクの日記帳なので載っけておきたいのは、ギタリスト押尾コータローさんにバッキングをしてもらって歌わせてもらったハッピー・エンドの「風をあつめて」でしょうか?今回2回目のニュー・ブリーズを開催する事になったときから、どうやって、見に来るお客さんをびっくりさせてやろうかってずっと考えていて実現させた企画なのです。確かにびっくりさせるのには成功したみたいです。でも、同時にボクが登場するや否やみんなの「アハハハ」って言う笑い声がかなりでかくってせっかく落ち着いていたつもりがその大きな声でふっとんでしまってかなり緊張した3分強になってしまいました。でもこれはこれで良い思い出になってボクの心の中に生き続けることでしょうね。


こんな具合に素敵な大阪城野音の日は暮れていきました。来てくれたみなさんもとってもあったかくってまじでやって良かったなって思いました。また、来年も素敵な歌声を集めて開催出来ることを願っています。

5月7日(月曜日)

今日番組に土曜日のニュー・ブリーズで「とり」を努めてくれた吉田直樹くんがゲストに来てくれました。ぼそぼそとしゃべるスタイルは相変わらずです。でも、ギターを携えて来てくれた彼がやってくれたスタジオ・ライブはとっても上出来。彼ほどしゃべりと歌にギャップのあるアーティストはそうそう居ますまい。でたばかりの2枚目のアルバムから「楽しもうぜ」をライブしてくれてギターストロークも確実にシュアーになっているところを証明もしてくれました。今度は6月にライブがあるとのこと。きっとまた独特のMCでやって来たお客さんを思いっきり笑わせて、そして素敵な歌声でみんなを魅了することでございましょうね。因みに今日で彼はボクの番組に8回もゲストとして登場。他のアーティストをぶっちぎって堂々のゲスト登場回数一位記録も更新致しました。

ニコヤカに自慢のギブソンと共に記念撮影!

5月9日(水曜日)

今日も忙しい時間を過ごしたのである。ほんで、昨日も忙しかったのである。故にダイアリーとはいうものの毎日は更新してらんないのである。しかしながら、この日記は一般人も読んでしまう日記であるがゆえに、見に来た人の幾ばくかは「あれれ、日記更新してないよ〜〜!」ってご丁寧にメールかなんかで御注進に及びやがったりもするのである。すこぶる不機嫌になりつつ、日記を更新する日もだからあったりするのである。今日はとりまとめてみるとそんな日だったと日記帳に記してお茶を濁すのであった。そんな日もあっていいのだ!バンッ!

ほんま面倒くさいもんでっせ、この更新っちゅうやつ。

5月10日(木曜日)

いつも番組でのプレゼントに応募ハガキがたくさんやってきます。みんなそれぞれのハガキに趣向を凝らしています。よく見かけるのが、ボクの似顔絵。あんまり似ているのは無いんですが、たまに「マジ〜、激似じゃん!」って叫びたくなる似顔絵があったりします。今日ご紹介するのも、あまりにも不肖、寺平に酷似していたのでここは思い切ってこの芸術を一般に披露しようと決心した次第であります。枚方にお住まいの18才男性のアートをたっぷりとご賞味ください。

by とちもと ひでかず 画伯

5月11日(金曜日)〜5月12日(土曜日)

お昼までの放送を終えて、すぐに東京に向かいました。いつどうなるかも分からない将来の仕事の種まきの作業というのが一番正しい表現でしょうね。しかしたまに訪れる東京ではやはり我が愛する大阪のサイズの小ささをたっぷりと実感します。ちょっとばたばたと過ごした東京での丸一日。ボクのオフィスでは主のいないデスクが寂しくボクの帰りを待ちわびていてくれました。またこのオフィスで新しい一週間が始まろうとしています。やるで!

5月14日(月曜日)

亀ちゃんが初めて一日だけの有休休暇を取った日。ほんで羽田くんはレギュラーで月曜日はお休み。って言う事はそれでなくても人手が他の制作会社より群を抜いて少ない我々は、今日はヒロT、平やんで朝の仕込みをして、ほんで番組開始直前にやってくるバイトの森くんとの3人体勢でモニジャムを決行した日なのであります。こんだけ人手が少ないのだから、気を遣って羽田くんとか「ボク、来てしまいました!」とか言いつつ点数稼ぎで来てるかと思ったけどそれは高望みだってことにすぐに気づかされてしまった夜明けだったのです。でもやってみれば何とかなるもので、いつもの5倍のスピードで番組は終了したのでした。

そして、そのくそ忙しい日にゲストでやって来たのはモニジャム登場回数堂々2位のスーパーバタードッグの永積くんと池田くんの二人でした。いつもそうなんですが、この二人が来たらボクのインタビューは一触即発状況になってしまうのです。特に池田くんは宇宙人です。好き放題のことを言いたい放題しゃべります。くってかからんばかりに畳みかけていくボクの尋常ではない雰囲気を察して永積くんはどうやらいつも冷や冷やのしっぱなしのようです。でも、ホントはボクはこの二人とも大好きなヤツなんです。ちょろっと怒ったようなふりをしてみて、または怒らせるような雰囲気を作って大人な我々はその限界点のギリギリを遊んでいるとでもいいましょうか?また楽しい時間をありがとうなインタビューでござったわけさ。

前列:ヴォーカル 永積 崇さま。
後列:キーボード 池田 貴史。(アッ、目つぶっちゃった!っていらん事をぬかしよった。)

5月15日(火曜日)

いつも通りの忙しい一日だったのさ。でも、ビールを飲みながら夕食を喰ってすぐに寝て午前3時5分起きの生活を続けていると体がなまってくるわけさ。だから、去年の9月から最低週に一回体を絞るトレーニングをスタートしたってわけさ。そして、毎週火曜日はそのトレーニングの日。他の日は筋トレを自分でやるだけなのだけど、火曜日は本格的に有酸素運動をする日なわけよ。だから、いつも事務所からチャリに乗って颯爽とお出かけするわけなの。今日はにこやかに事務所をトレーニング・ウェアに身を包んで出発するところをパチリと記念撮影してみました。カゴに放り込んでいる袋は昔Osakan Hot 100でリスナー・プレゼントに出していたヒロジ・バッグです。これがとっても便利なのよね。中に入っている着替えは「ひ・み・つ」ってことで。(でも後ろ姿が心なしか寂しげだね。って言うより、これからの一時間半の有酸素運動を恐れている雰囲気って感じか?)



これは午後2時少し前の勇姿なのであるわけさ。一時間半のトレーニングを終えて大体午後4時頃に帰社するわけなんだけど、帰社したときの壮絶な姿は、まあ、見ない方が身のためってもんだろうて。チャン、チャン♪

5月16日(水曜日)

今日の番組へのお客様は1週間後に1st.アルバムをリリースするSoulsberryがやって来てくれました。最初のインタビューってヤツはする方もされる方もある程度以上の緊張感の中で迎えるのですが、やはりそんな中で始まった今日のインタビューも数分の内にうち解けたものに変わりました。好青年2人でした。北海道小樽出身の若者4人組、ソウルスベリーはCDでもライブな気分を味あわせてくれます。是非CDもしくはライブをお試しあれ。
左:石塚くん(V) 右:佐々木くん(B)

でもやっぱさ、記念写真も初対面の堅さがあるよね。それもまた初々しくっていい感じなんだけどね。また近い内に逢えるのを楽しみにしています。

5月17日(木曜日)

今日の日記は全てフィクションです。一日を快適に過ごした後にこんなお茶目フィクションを考えつきました。それでは、ごゆっくりとお楽しみください。

どうも朝からむかっ腹が立ってしょうがない。どうにかしてこのムシャクシャを誰かにぶつけたいと思っていたら番組を終了したばかりのボクのいるスタジオ前の廊下をShameの前田兄弟が歩いていくではないか!ターゲットはこれで決まりだ!この二人にボクのストレス解消の相手をしてもらうことにして、少しだけにこやかにスタジオに呼び込んですぐにスタジオの扉をロックして、この新進気鋭のロック・バンド兄弟をネチネチといたぶりはじめたのである。以下会話形式でこのドキュメントを進めるとしよう。

因みにボーダーTシャツの若者がShameのヴォーカルCutt君(以下C)そして金髪の方がShameのドラムスのkazutomo君(以下K)、そしてボクは以下Hと表記するものとする。

H)なんか新譜出るのえらい時間かかったんちゃう?
C)ええ、11ヶ月ぶりなんです。
H)なんて?11年も何しとってん!業界は厳しいねぞ!
K)いや、11年やのうて、11ヶ月なんですけど。
H)っさいなあ、どっちもあんまり変わらんわ!
K)いや、大分ちゃうと思いますんですが、、、
H)・・・・・

H)まあ、ええわ、ほんでその11ヶ月遊んどったんとち ゃうんか?
C)いえ、真面目にメンバーと今後の方向性とか色々なミ ーティングをしたり、作曲をしたりしていて、気づい たら11ヶ月経っていたっていう感じなんですが。
H)ふーん、えらい利いた風な物言いやねえ。

K)いや、そんなぁ。ただやっぱりバンドとしてやってい るとみんなの意見調整もそれなりに大変やっていうこ とですわ。バンドやってはらへんからわかれへんと思 いますけどね。
H)ちょっと待ったぁ!おれをだれやと思てんねん!
C)えっ、ヒロTさんですけど。
H)うん、そや。・・・
 いや、そやのうてやなぁ、オレもこう見えても昔はヤ マハ・ポピュラー・ミュージック・コンテストでやな

C)K)  (また始まったでぇ、長なりそうやで、これ)

H)なあ、ちゃんと聞いてんのかいな、人の言う事!
C)K) ハイ、聞かせていただいとりま!

H)まあ、しやけど新曲のルーサー、ええやんか。
C)あっ、あのう、Losersなんですけど。
H)そう、それそれ。あのビデオ見たけど結構お金かかっ てるなあ。まあまあ、ええ感じやったわ。エヘン!
C)K) (低予算で仕上げたとは言わんといたろ。)
H)しやけど、あんまりチューブ式のアンプ使てるとこを 自慢げに見せすぎやけどな。
C)いや、ほんまそうですね。ボクもちょっとやりすぎた かなっなんて思っているんです。
K) (よっしゃ、Cutt,それや、えらいえらい)

H)おっ、どうやら人の言うてることが分かってきたみた いやな。ほな、今日のところはこれぐらいで。
C)K)ありがとございました。勉強させてもらいました。

と二人はスタジオを去っていったのである。ちょっと後ろ姿の二人のからだがワナワナ震えていたのが気にはなるが、しかし、いい若者たちであるなあ。これからもこのオレ様のご指導ご鞭撻により益々大きく飛躍していくことになるのであろう。いや、目出度し目出度し。

と、以上100%フィクションで綴ってみました。ほんまは我々超仲良しさんであります。ほんで、Shameの新曲
"Losers"も疾走感溢れるロックに仕上がっています。是非応援してあげてくださいね。因みにCuttくんは5月31日にゲストに来てくれる予定にもなっています。お楽しみに。

5月18日(金曜日)

はいはい、その通りですよ、今日はもう5月21日ですよ。だから3日も日記を更新していませんでしたよ。ってそんなことを書いてもしょうがなかったね。このまま18日のヒロTで日記を書き終わって1週間位して見てみたらそんな時制の不一致なんて誰にも分かれへんかったのにね。とか言いつつ行数を稼ぐ技は昔の小学校時代の日記と較べて全く変わらず、衰えておらぬのう、フオッホッフオ。

12時に番組を終えて振り返ったらそこにはmawariちゃんがにこにことガラス越しにボクを見つめていてくれた。なんか、久しぶりに大阪でのご挨拶まわりであるらしい。ニコニコの笑顔との再会は嬉しいものでした。


ふと気づけば同じ日同じところにいた羽田もmawariちゃんと写真を撮っていた。同じ写真が彼とボクの日記に出るのも何かと思い羽田には「俺が日記に載せるから、お前は載せたらあかん!」って言っていたにも拘わらず、ちょっとボクの更新が遅れたら、あいつチョロッて自分の日記に載せてやがるではないか!ちょっと「ムカッ」としたけど、すぐにおさまった。「なんで?」って?そらあ、あ〜た、mawariちゃんの笑顔が全然あっちとはちゃうもん、やっぱし。やっぱ、写真って恐いくらいその全てを写し出すものなんだねえ。(by篠山紀信)

5月19日(土曜日)

完全オフ日にした。暇だったので日本橋に行ってCD-Rの機械を買う機会を自分自身につくってあげた。店員さんがええ感じのお兄ちゃんだったので言われるまま買った。家で中を見た。マニュアルが高校の数学の教科書ぐらい分厚かった。眠くなったので寝た。

5月20日(日曜日)

ええお天気!楽しくOsakan Hot 100をオンエアした。コミバト、負けた。なかなかいい勝負だったので悔しさはいつもより少なかった。でも、ADの大原をいじめてやった。帰って寝た。

5月21日(月曜日)

色々と事務関係の仕事をしながらもジムに出かけて筋トレをした。えらい。一段落してからおととい購入のCD-Rにチャレンジをした。「へっへ〜ん、お前なんかに使いこなせるかぁ!」って機械がボクにほざいた。悔しかったけど泣かなかった。「いつかお前を組み敷いてやる!」と心に誓って寝た。

5月22日(火曜日)

今日の番組のお客様は2度目になるアナム&マキであった。今年に入って彼女たちには非常に大きな試練が待ち受けていた。アーティスト活動ではなく個人としての試練であった。しかし、立派にその試練を自分たちなりに昇華してふたりはボクのインタビューに臨んでくれた。もっと、精進して欲しい、そしてもっともっと大きくなってもらいたい。ボクは父のような心をもってこのふたりとこれからもつき合っていくことになるのだろうなって思った。近い内に出される「旧友再会」というアナムのお父さん、河島英五さんの遺作での父との共演シングルを楽しみにしています。応援して行くで、これからも!

左:マキ 右:アナム

なんでマキが口の前でバッテンしているかというと、彼女、にんにくやさんで思いっきりにんにくを喰ってきたそうな。だから、一応遠慮がちに取ったポーズであるのです。決してミッフィーちゃんの真似をしているのではありません。(マキへ、全然匂えへんかったで!えらい、気ぃ遣わしたね。)

 

5月23日(水曜日)傘

雨だ。雨。やだやだ。

でも、心はにこにこでいつものように番組にお客様を迎えました。月曜日から今晩まで大阪ブルーノートでライブをしている、大阪浜寺生まれの仲良しギタリスト、ハイラム・ブロックさんと、初めましてのエドガー・ウインターさんでした。ハイラムは相変わらずのやんちゃギタリストで、エドガーさんはファンキーなんだけどとっても紳士的なナイス・ガイでした。なんかいつもそうなんだけど、今日もハチャハチャな楽しさの中でのインタビューだったのです。残念ながら早く寝ないといけないのでライブには行けませんでしたが絶対おそろしく素敵なライブをブルーノートで魅せてくれたはずです。次回はもし週末に来はるなら絶対行きます。

Biiig Smile with Hiram & Edgar. YAOW!!!!

 

5月24日(木曜日)

今日も今日とてお客様がやって来てくれました。もうデビューして4年になるMoominです。そのデビューの2−3日前に一度やってきてくれただけだったので、ボクも4年ぶりの再会でした。薄れかけている記憶によると前回はやはりデビュー直前の緊張感からかあまり話しは弾まなかったような気がします。でも、今回の彼とのインタビューは湘南生まれと千日前生まれのギャップはあるというものの、軽〜い笑顔の継続したインタビューでした。彼の3枚目のアルバム "Get here" のプロモーションで来てくれたのですが、やはりレゲエないい音がいっぱい詰まったアルバムに仕上がっていました。ちょっと小洒落た雰囲気をお望みの貴方にはお勧めのアルバムです。

声の低音勝負を秘かにしてみたムーミンと。

5月25日(金曜日)

色んな人たちからメールを頂いて楽しいのである。であるが、なんやしらんけど、HTMLで送って来る人のメールは本文が真っ白けで読むも読まんもありゃりゃって言ってしまうのである。だからボクは電脳ではないのでHTMLって何なのかさっぱりわからんけど、それで送ってきたらだめなのです。あと、この日記を下から上になるようにしろと文句を言う人もいる。そんなもん、ボクに出来るわけがない。それははしもっさんのしてくれることなのだが、既にはしもっさんには一杯一杯お世話になりすぎてしまっているので、もうこれ以上「ああせえ、こうせえ」はボクには言えないのである。だから、とりあえず、ちょこちょこ来る人はスクロールすればいいのである。矢印のちょっと上とかにカーソルをおいてスクロールすれば高速で動くからそんなに手間ではないはずだ。我慢すればよろしい!なんと言ってもこれはボクの日記なので、ボクが納得すればそれですべていいのだ。これでいいのだ!

802では月一の定例会議がある。今日の写真はその会議が始まる前のちょっとなごやかっぽくみんなが振る舞っているところを激写してきたスクープなのである。こんなもんを載っけたら肖像権の侵害だとか言われるかもしれないがネタに煮詰まっているボクは敢えて堂々アップしてしまうのであった。なんと言ってもこれはボクの日記なので、これでいいのだ!(byバカボンのパパ)



勿論ボクがこっそり撮っているので、ボクは写っていない。しかし、この会議では既に夏を通り越して秋の様々なお話しが深く静かに進められているのである。

5月26・27日(土・日曜日)

いっかい書いた日記がカーソルがフリーズして再起動したら消えていた。保存は即するべきである。泣きそうである。だから簡潔に。この2日間は第3回東アジア競技大会の閉会式のために、リハーサルと本番で埋め尽くされたといっても決して過言ではあるまい。日曜日いつものようにホット100のコミバトを負けてさっそく会場入りをしてボクの担当のフィナーレまでの時間、見物した。やはり感動的なものである。うるっとした。以上。

飛ばなかった日記にはもっと詳しく書いたのであるが、飛んだのでもういいのである。(保存保存!)

5月28日(月曜日)

今日のゲストは最近岡崎友紀さんの大ヒット「ドゥ・ユー・リメンバー・ミー」をカバーしてヒットさせたキタキ・マユちゃんであった。この春高校を卒業したばかりなのにメチャメチャしっかりしていました。それでも、ボクはお父さんのようなインタビューをしてしまったのです。
可愛くふたりでピース!うひゃひゃ。

5月29日(火曜日)

今日のお客様は6月6日にニュー・アルバム"Bugcity"をリリースする青山陽一さんがやってきてくれた。2回目の来訪であった。先ず、書き残しておきたい。彼の生み出すものはいつも秀逸である。そして、今回のアルバムも期待を裏切らぬ玄人仕事で仕上がっている。有無を言わせず良質の音楽好きは一枚所蔵するべきである。歌詞、メロディ、リズムの変幻自在なミクスチュアーは完璧の世界である。まるでレコード会社のプロモーターさんのような記述になってしまったがほんとなのだからしょうがない。お試しあれ。

敬意を払って青山陽一を観察していて、今日感じたことがある。ボクはあまり地域主義に走るのを潔しとはしないものであるが、しかし、青山と寺平の間には根本的に違うDNAが刷り込まれている感に捕らわれた。彼は生粋の関東人である。って言うよりも、絶対関西人とは相容れない一線を持っているのだ。これは、決してネガティブな意味で言っているのではなく、彼は我々関西人を敬意を持って見てくれてはいるのだがすり寄る姿勢は持たない人である。逆に言うとボクはマインド面において彼にはなれない。なろうとはしないであろう、何故なら彼の心的世界を模倣しようとしてもきっと怪我をするだけだから。言葉で表すのは非常に難しいが、敢えていえば、ベタベタしないシャキッとした世界とでも言おうか。だから、彼と話しをしていてその「シャキッ」の世界には永遠に到達出来ない、その憧憬がボクの中に芽生えてきたのである。

ちょっとばかし頑固者2人って感じの2ショット。

5月31日(木曜日)

もう5月も最後なのです。今日は以前の日記で兄弟をまとめて意見してしまったShameのCuttくんがゲストに来てくれました。メインは昨日リリースされたばかりのニューシングル"Losers"のお話しをすることと、6月にクラブクワトロであるライブの告知だったのです。いつも会う度に感心するのは彼の頭の回転の速さです。昔のエクソシストの映画の回転よりはるかに速いのです。(ちょっと比喩を間違えとるやろ、それ!)んま、とにかく、様々なアングルから我々の会話は弾みました。詞の内容のあたりはもっともっと掘り下げて話したかったほどです。興味のある人はシングルを買って詞を吟味してください。しかしいずれにしても若者なのにも拘わらず、ここまで深い味のある曲を書くアーティストを捕まえて、前回の表敬訪問の折りにボクがしでかした失礼の数々の非礼を詫びることで今回の短い逢瀬は幕を閉じたのでありました。

「分かったらええわ。」「へい、気を付けま。」

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