HIRO T'S DIARY

● 12月前半の日記 ●

12月1日(土曜日)

今日は週に唯一のお休みの日。でも昨夜大阪城ホールであったAAAのコンサートで遅くなってしまったので事務所泊まり。せっかくだから帰宅前に日記をアップすることにした。午後7時スタートのコンサートの開始2時間前に大阪城ホールに到着。何故なら12月21日にボクのモニジャムで特番形式でStop Aids before Christmasっていう番組をこの日のライブ音源と楽屋でのアーティストとのインタビューを交えてオンエアするためのスタンバイがあったからである。楽屋でインタビューをしつつもしかし、ライブはしっかり見させてもらった。素晴らしいコンサートであった。アーティストも楽屋ではまたステージとは違った顔を見せてくれる。インタビュー後のみんなのリラックスした素敵な笑顔をみなさんにもお裾分けしてあげよう。

会場前の大阪城ホールアリーナ(壮大です。)
マイクチェック。ちょいと緊張気味。
Wyolica (So-toとAzumi)
Vlidge (KyuとKiichi)
Tina
Skoop on Somebody (Ko-hei,Ko-ichiro,Take)
鈴木雅之さんと共に。
Begin(ひとし、まさる、えいしょう)
Kirinji
大黒摩季さんと。

と、まあ、出演順に押さえてみた。Gontitiさんだけ撮るのを忘れたのは決して他意はない。(ごめんなさいね。)

ほんで、最後の登場はこの二人。Charと布袋寅泰さんである。すごいステージやったで。もう、ギターキッズなら泡ふいたやろなあ。いやあ、気持ちよい音を届けてくれた。楽屋に彼らを訪ねて「良かったんちゃう?」って誉めておいてあげた。

この後の打ち上げでも大いに盛り上がったのであった。チャンチャン!

12月3日(月曜日)

遂に始まってしまいました、スペシャル・ウイークスが!やはりいつもと変わらず立ち上がりは緊張するものです。リスナーの人たちも次から次へと出てくる様々な幸せを手に入れるために右往左往の雰囲気がBBSなどからもありありと感じ取れました。例えば、ボクがちょこちょこ貯めていたゲストに来てくれたときにアーティストからもらっていたこの小振りのサイン色紙もそんなちっちゃな幸せのひとつ。今日はとりあえず我那覇美奈ちゃんの色紙が出ましたが、これから2週間の間にほぼこの全てのアーティストの色紙もプレゼントされます。んま、とにかくじっくりラジオを聴いて楽しみながらエントリーしてくれることを願うのみです。初日が無事終わったので明日からはこちらもそちらもちょっとゆとりで音楽を楽しむことができるようになるでしょう。オール・タイム・フェイバリッツ、たっぷり歌ってにこにこしてくださいね。

12月5日(水曜日)

そうなんです、スペシャル・ウイークではオンエアでいちいち紹介出来なかったちょっとした幸せがあちらこちらに散りばめられています。例えばこれがそうです。いえいえ、決して味覚糖や扇雀飴ではありません。この子たちはちょっと前までプレゼントしていたご機嫌キーホルダーです、略してゴキキー!アクリル製でちょっとしたものですが、なんとなく持っているとハッピーな気分にさせてくれます。8時台のミュージック・ジャーニーのリクエストで名前を読めば自動的に差し上げてしまっている蔵出しグッズです。来週の木曜日まで在庫が無くなるまでプレゼントが続きます。

どうですか?ちょっとした幸せを手に入れてみませんか?是非この2週間はしっかりと聴いてくださいね。ほんとだよ。

12月6日(木曜日)
スペシャル・ウイークももう明日でモニジャムの1週目が終わる。喧噪の中での1週間であった。だが、2週目も様々な趣向をこらしていつも聞いてくれているリスナーさんへの感謝ウイークを推し進める所存である。もうラジオでも口走ってしまったが最終日12月14日金曜日のプレゼントがこのサザン・オール・スターズのベスト盤Happyである。巷ではすんごい値段で取り引きされているというこのベスト盤、なんとボクは未開封で所持しているのだ。それも補充も入れると在庫もたんまり。だからこれだけでボクはアラブの大富豪たちと肩を並べることが出来るのだ。えらい人なのである。でももっとえらいのはその幸せを一般庶民に分け与えようとしているところではなかろうか?

左の写真はそのハッピーを手に持って自分のオフィスでちょっとくつろいでいるヒロ寺平さんである。オフィスも結構素敵であるが、そこにいるヒロさんには心なしか後光が差しているような気品さえ感じられる。(だが噂によると、この写真を取り終わった後に人にくれてやる悔しさに号泣したとも言われている。)

とにかくこのハッピーを手に入れるための決戦日は12月14日金曜日である。申し込み方法などはとにかくラジオをしっかりと聞いておくことなのです。いいですか?申し込まなければ幸せはやって来ないのですよ!

12月7日(金曜日)

スペシャル・ウイーク1週目も無事終了した。ホッと息をつきたいところである。んが、そうも言っていられない。週末に斉藤和義くんとの月宴会ナイトもあったりしてやっぱ大変なのである。しかも、事務所に帰ってきてもなんやかんやする事一杯で息をつく暇もないのである。もう、ぐれてやろうかって思ったりしたのだ。

それはそうと10日からのセカンド・ウイークの目玉はやっぱり「ゆず」のコンサートの超先行チケット購入権でありましょうな。木曜日を除く毎日午前6時から受付です。がんばってね。勿論、アーティストの生声入り目覚まし時計も毎日5日間出るからね。

そんな多忙の中、しかしヒロさんはいつもアーティストたちのコンサートの先行予約などをしてリスナーさんたちには喜んでもらってはいるものの自分もそんな先行予約の対象になるようになってみたいと、どうやら思ったらしい。人知れず事務所の屋上に出ていつか大阪城ホールの満員の客の前で歌うことを夢見て即席ルーフ・ライブを始めてしまったのだった。当然のことであるが、客は一人もいずに彼の歌声は空しく大阪の空に吸い込まれていったのだそうな。
12月8日(土曜日)

週に一度のオフ日である。夜にはKen's Barが大阪城ホールであるのだが、もう来週からのスペシャル・ウイーク第2週に備えて完璧に自分の時間を過ごすことにした。ボクには結構ゆかりのある関西学生アメリカン・フットボールの入れ替え戦が長居球技場であった。スポットライトを浴びるのは常に1部リーグ。それだけに入れ替え戦の白熱度合いはちょっと尋常ではないらしい。チャリンコで長居までは15分ぐらいなので、1部落ちを賭けた同志社と1部入りを賭けた関西大学の試合をじっくりとビールを呑みながらひとりっきりで楽しませてもらった。

試合はやはり第4Qの最後の20秒まで決着がつかなかった。その時点までなんと20−20のイーブン。均衡を破ったのは同志社。フィールド・ゴールをきっちりと決めて23−20に。しかしその後17秒の関大の反撃はすごかった。自陣40ヤードぐらいまで攻め上って、リメイン3秒。そこからのフィールド・ゴールは決まれば同点。しかし残念ながら外れてしまった。両チームにすごい試合をありがとうと言いたい。そしてボクの休日は豊かに過ぎ去っていったのだ。(同志社OBくんたちと記念撮影もした。)

最後になるがマーク・ハントもえげつなくすごかったね。レバンナを葬った時点で2001年のK−1チャンプは決まっていたね。すごかった。

12月9日(日曜日)

今日は午後6時から帝国ホテルにあるパタパタ・デラ・サルサにてモニジャム・プレゼンツ「斉藤和義月宴会ナイト」があった。番組から約70倍強の競争率を勝ち抜いた強運の持ち主たち50組100名プラスアルファが一同に集った。でも場所がそんなに滅茶苦茶でかい場所ではないのでホーム・パーティのようなとってもリラックスした約2時間であった。当たらなくてちょっとふてくされている「せっちゃん」ファンのためにその一部を今日はボクの日記で紹介しよう。

オープニング・トーク
斉藤くんとなごみトーク
劇的な瞬間(アコギ・バージョン)

2曲だけの弾き語りの予定だったにもかかわらず、ワインもちょりっと入ってご機嫌な和義、もう一曲やらされてしまった。3曲目にはヒロTもカウベルで参加。シュアーなリズム・キープを披露した。(と本人は言っているがマイクにその音は入ってなかったらしい。)それでもいいのだ!参加することに意義があるのだ!

月の向こう側
赤いヒマワリ w/ Hiro T.
 

無事「月宴会ナイト」も終了し、しばし楽屋で歓談をって思ったら、なんとそこにはスタインウェイのピアノがで〜んって置いてあった。昔は結構ミュージシャンでぶいぶい言わせた俺がそのチャンスを逃すわけがない。斉藤くんに「月の向こう側」を所望してさっそく歌い出した。帝国ホテルのミュージック・ルームにはその後しばらくヒロTの伸びやかな歌声が朗々と響き渡っていたらしい。その割には斉藤くんのちょいと迷惑げな顔が気になるが、、んまっ、いいか!

斉藤くん!素敵な時間をありがとう!きっとみんなも楽しんだと思うよ。出来れば定期的にパーティしようね。でも、次回はボクも飲めるように金曜日か、土曜日にね。

12月11日(火曜日)

スペシャル・ウイークもヒート・アップしながら第2週に突入。今週も目玉が多いが、そのひとつが月曜日、火曜日、水曜日そして金曜日にやるゆず来年の大阪・神戸のライブの超先行チケット購入権である。またもうひとつの目玉がほんとに久しぶりのライブを行う広瀬香美ちゃんのライブの先行予約で、これはいよいよ明後日木曜日の午前9時にスタートする。その日を前にして今日はちょっと広瀬気分にひたってみた火曜日であった。

12月14日(金曜日)

スペシャル・ウイークも今日でおしまい。2週間の間、出来るだけ飄々と番組を進行したが、でもその陰でボクを支えてくれた裏方さんたちを記念に残しておきたくなった。オペギャルさんたちやFAXくんたちはとにかく2週間の間休憩することすらなかった。加えて番組に来ているバイトの綾小路くん(仮名)もいつもとは違った雰囲気の中でホッとする暇もなくただバタバタと働き続けたのである。武者小路くん(仮名)の後頭部にその悲哀を感じ取ってもらえるだろうか?

来週からはまた平常が戻ってくるのである。毎日の積み重ねが一番大切を心に刻んでまたコクのある番組を進行していかねばと思いも新たにした次第である。

12月17日(月曜日)
アルバムでメジャーデビューを飾ったママスタジヲの4人がやって来てくれた。もう番組にもインディ時代を入れて3回目の登場である。意気投合和気藹々のインタビューであった。って思っているのはボクだけで彼らはひょっとすると恐れおののいているのかもしれない。しかしアルバムの話しなどを中心にちょっとだけゴキブリの話しなどもトッピングに使って「あっ」と言う間に時間は過ぎ去った。とにかく彼らはキラキラしている。そしてそれがやはりとても大切なことだと思う。これからもキラキラし続ける努力を続けてくれたまえ。左からヴォーカルのコイズ、キーボードの川口、ボクの前がベースのミナジ、そして右端がドラムスのヌラという方々でありまする。以後お見知りおきを。
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