HIRO T'S DIARY

● 7月の日記 ●

7月2日(水曜日)

いやぁ、しかしたのしかった!今日は久しぶりのスクープ・オン・サムバディの3人が朝早いのに生で来てくれた。スペシャルウイークスならではのハチャハチャ・トークをした。スペシャルならではってことで98年に彼らがまだスクープって名乗っていた頃に一緒に作った企画CDの中にだけ入っているEverlasting Loveのスクープw/Hiro T.バージョンをオンエアしたりもした。久しぶりに聞いてみるとなかなかのもんであった。ちょっと恥ずかしかった。8月にはニューシングルも出す彼らは正に今脂がのっている。ほんで帰る前にボクの「コブシ」の効いた歌声を披露してあげた。「さすが、兄貴!」とひれ伏してくれた。って感じの企画モノ写真を撮ったのが左であるが、これではあまりにも彼らが写っていないので、どうせスクープファンに怒られるのであろうと思ったので普段は絶対門外不出のゲストが来たときに取るポラロイドをスペシャル・ウイーク中だからサービスしてここにアップしておいてあげるね。ああ、俺って何ていい人なんだろう・・・
7月8日(月曜日)

あさってニューアルバム「それいゆ」をリリースする渡辺美里さんが2度目の登場。朝が早いので前日入り、いわゆる前乗りってやつで来てくれはった。うれしい限りである。たっぷりの音楽話を聞かせてもらった。ほんで一番印象に残ったのがソロでやっているので区切り区切りを自分でしっかりと引いているって言葉だったね。ベテランになっても自分をキチンとコントロールしている様が伝わってきました。今年の夏の西武ドームもまたたくさんのファンを芯から魅了されることでしょう。

記念撮影は、「カトチャン、ペッ」をしてみた。って言うより電気かみそりがちょうどペッのところを傷つけて俺、今痛々しいのである。だから「カトチャン、ペッ」を唐突にしたのである。美里さんは突然だったのでとまどっておられた。ゴメンナサイネ。

7月9日(火曜日)

とにかく快活、陽気な6人組であった。ラグ・フェアが今朝のお客さま。アカペラで今ほんまに乗りに乗っているね。ボクも色んな角度から無理難題を押しつけたんだけど若干困りつつもそのことごとくをビシッバシッて決めてくれた。今年の成人式の日にも彼らには会っているんだが番組へのゲストは初めて。どんな感じになるんだろう?っていうボクの心配は全くの杞憂に終わりましたな。若さと元気はいつ触れてみても気持ちのいいものでごわす。

これでまた気の置けない仲間が増えた。いつになるかは分からないが彼らの再登場を切望する。だから番組後に一緒にアカペラ遊びをした。おじさんは見事に浮いてしまった。認めよう、潔く。

7月10日(水曜日)

長かったのか、短かったのか。満を持して遂に我が押尾コータローのメジャーデビューの日がやって来た。心からおめでとうである。でも彼のアルバムタイトルにStarting Pointとあるように正に今スタートラインに立っただけ。ここまでの後押しはなんぼでも出来たがこれから先は本当の荒海に向かっての船出なのである。こころからのエールを贈る。

スタジオではいつも通り生演奏をしてもらった。もうギターでは歯が立たないので(って今頃気づいたんかい!)押尾をいつも音作りでサポートしている通称ツマミマンこと片石氏の持ち込みのミキサーをオペレートしてあげることにした。嫌がられた。それでも黙々と押尾はギターを弾き続けた。

7月15日(月曜日)

10回目の登場、吉田直樹くんだ。8月7日に3枚目のフルアルバム"Book"をリリースする。だからそんな話しなどをしにやってきた。訥々としゃべる雰囲気はデビュー当時から変わらないが、それでもなんっつうかええ「丸み」を帯びてきた。たっぷりと色んな話しに花が咲いた。オンエア中にアルバムにも入っている「砂時計」を緊張しつつもスタジオライブでやってくれた。ええ感じやった。

インタビュー終了後も弾き語りを続けてくれた彼に修羅場を経験させようとチューニング・ペグを思いっきり締め上げてあげた。飄々と歌い続ける彼の姿勢に脱帽した。もうこれで大丈夫だ。(何がどう大丈夫なのかはこの際関係ないのである。)よかった、よかった。

7月16日(火曜日)

キンモクセイさんだ。これで3回目だ。いつもチームを組んでプロモーションに来るので、今回はヴォーカル伊藤くんとリーダー、ベースの白井くんであった。伊藤くんは初めましてで、ボクが卓を触りながら進行しているのをうらやましそうに眺めていた。機械が好きな男らしい。でも垂直飛び以外は苦手らしい。そんなところから見ても彼も結構いいヤツだ。(わかりにくい基準であるが、とにかくそうなのだ。)1stアルバム「音楽は素晴らしいものだ」もたのしくカラフルに仕上がっているとかの話しをした。

出番終了後、今日は企画モノの写真は止めようとしたのだが、やはり威張れるところでは威張っておこうと、威張ってみた。ボクの威張り方は様になっていないが2人のヘコヘコは結構さまになっている。威張るより、ヘコヘコ。人生これが大切だ。

7月17日(水曜日)

Matt Biancoのマーク・フィッシャーさんとマーク・ライリーさんがやって来た。今回は2週間前にリリースされたニューアルバム"Echoes"と9月のブルーノートライブのプロモーションである。彼らともとってもなかよし。話しはとっても弾んだ。とにかくアルバムもお洒落に仕上がっている。ぜひ一枚ライブラリーに加えられることを。

ほんで、フィッシャーがDJになりたいと言ってボクのポジションを奪い取った。なかなかのDJぶりだ。だからボクはライリーと新ユニットを組むことにした。MATT BIAN"T"である。次回作はこの右側の2人でのお洒落サウンドをあなたには楽しんでもらうことになりそうだ。忙しくなるぜ、俺も。ウヒッ。

7月21日(日曜日)

FM802の最大イベント、ミート・ザ・ワールド・ビートが今年も万博もみじ川芝生公園で午後1時にスタート。ボクにとっても最初からの参加は今回が初めて。いや、しかし、ほんまに暑かった。脱水症状になっても不思議ではないくらい暑かった。でもその熱気をもっと熱く盛り上げたのがステージ上のアーティストたち。それぞれの表現で観客を魅了した。ボクもうろうろすることなしに会場の片隅のテントの中で過ごした。そして各々のライブを満喫した。

但し、うろうろしなかったということはアーティストにはあんまり会っていないということで写真は撮れなかった。お詫びにアーティストでも何でもないがFM802のボクの番組担当プロデューサー岩尾くんと嬉しくもなんともない記念撮影をした。


ライブも終わりかけにステージ上でMCをするボク。(遠すぎる!)
7月22日(月曜日)

新しい週が始まった。そして今週は日本3大祭りの天神祭りがある。だから802も天神橋ウィーク。我が802のすぐそばで行われる祭りを、そしてすぐ下の天神橋界隈をリスナーのみなさんに知ってもらおうと盛り上がるのである。

(デジカメを忘れたので今日来てくれた清親さんのデジカメで撮影して、今その画像を転送してくれるのを待っています。だからここには将来写真が入る予定です。)
7月23日(火曜日)

ニューシングル「願いの詩/太陽」をリリースしたばかりのコブクロの2人が1年5ヶ月ぶりにお客さまで帰ってきてくれた。いつものように決めごとなしであ〜たら、こ〜たらおしゃべりをした。8月にはニューアルバムリリース、そして9月14日にはコブクロにとっても初めての超でかい場所、万博もみじ川芝生公園でのライブも決定している。そんな話しをしたり、鶴亀の話しもした。鶴亀はこの際置いておくとして、やっぱり今もデビュー当時と変わらぬ真摯な姿勢がボクは好きだ。これからもボクなりのエールを贈り続けよう。

記念撮影は「携帯電話のアンテナ」をテーマに撮ってみた。大成功だった。みんな満足した。


天神祭りのみこしギャル、今日も来てくれた。彼女は今看護師さんになる夢を持つ吉村亜里沙ちゃん、18才。天神橋の生まれ育ちの超ネイティブである。元気いっぱいな声の表情がラジオから伝わったことと思う。今火曜日の午後2時少し前、今頃彼女も含めてギャルみこしが天神橋筋を練り歩いていることであろう。ちょっと見に行ってこようっと。記念撮影は目がちょっと上がり気味って亜里沙ちゃんは気にしていたのでふたりで垂れ目をして撮ってみた。
7月23日(火曜日)Part2

ちょっと見に行った天神祭りのギャルみこしなのである。やはり毎朝一人づつ来てくれているからどれぐらい元気か確かめたかったのだ。みんなはこの茹だる暑さの中とても元気であった。天満の駅前でちょうど小休止を摂っていたところに出くわした。するとどこかから声が・・・802でDJをしているミョンと土井こまきである。「写真、撮りなさい!」と命令された、ミョンに。ほんでその後すぐに「あっし達の写真を大きいにバ〜〜ンっと日記に載せや!」と恐喝された、ミョンに。こわかったので言いつけに従った。この2人のギャルに囲まれてしかしながらボクはやっぱり恍惚の表情になってしまった。こわいものだ、写真はごまかせない。

とにかく元気なこの子たちのまだまだ長い一日は続くのである。


月曜日の清親早映子さん 明日水曜日の竹田ひとみさん 明後日木曜日の古井夏香さん

残念ながら今日来てくれた吉村亜里沙ちゃんには逢えなかった。きっとへとへとだったのだろうね。みんな、ごくろうさま!
7月24・25日(水・木曜日)

まとめて2日分になってしまい恐縮であるが水曜日に来てくれたみこしギャルの竹田ひとみさん(左)と今日来てくれた古井夏香さん(右)である。(それにしてもすぐ上の写真と見比べてもらえば分かるけど、はっぴ姿と私服ではものすごく雰囲気がかわるよね。祭りの魔力ってヤツかな?)竹田さんはタッパがある。だからみこしの一番前を担がされるそうだ。肩がとても痛いと言っていた。でも彼女は今年で3回連続みこしギャルに選ばれたレコード・ホルダーでもある。おまけに今年のギャルの中で準ミスにも輝いてぬあんと来年もみこしギャルをすることが自動的に決まり前人未踏の4回連続ギャルをするのだそうである。すんごい医学生もいたもんだね、全く。対して古井さんは広島から4年前に大阪に来て去年天神祭りと出会って「やりたい!」って思って応募したのだそうな。祭り大好きギャルである。多分大変だっただろうけど、「来年もしたい?」って聞いたら目をキラキラさせて「勿論です!」って答えてくれた。やっぱ、ストレスも何も一発で吹っ飛んでしまうんだろうね、例えしんどくても。彼女の両腕の肩口には打撲の内出血が・・・ほんまに名誉の勲章である。記念撮影はボクも左肩を痛めているので「内出血vs湿布」で迫ってみた。ちょっとボクの方が軟弱な感じがするのは否めない。
7月26日(金曜日)

遂に決まりましたね、メジャーデビューが!今日14回目の登場の直太朗くんの口から直接の発表があった。毎月毎月ボクの番組にやってきて1年と2ヶ月目のニュースであった。とにもかくにもやはりおめでとう!これしかない。10月2日がその記念すべきデビューの日である。その日から彼は森山直太朗とフルネームでスタートすることになる。それまであと8月と9月2回やって来てくれて、しかもそのデビューの日にもわざわざ大阪まで来てボクの番組に登場してくれることも決まった。うれしいことである。

「ボクがんばります、いろいろご迷惑をおかけするかもわかりませんが・・」という直太朗と、船出後の彼のこれからの遠い道程に思いを馳せるヒロ寺平さん。

7月30日(火曜日)

元バハメンそして今はソロでがんばっているニーヤマイアがソロ2枚目のアルバム"Message of Love"をリリースしたばかりなのでそのプロモーションに来てくれた。バハメンの頃からもう何回あっただろう。気さくな友人なんだが、でもいつも感じるのはとてもまじめな男だということ。和気藹々と色んな話しに花が咲きながらアッと言う間に時間は過ぎ去った。

別れを惜しみつつ記念撮影なのであるが、巷のティーンたちは今は「裏ピース」という手法を使ってプリクラなどを撮っているらしい。そこはボクも事情通のおじさんである。ボクたちのような仲良し2人組にはきっと裏ピースが似合うであろうとやってみた。そうするとそこらのガキどもよりよっぽど様になっていた。だからうれしかった。時代は「裏ピース」なのである。

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