● 2月の日記 ● |
2月2日(日曜日)
久しぶりにお呼ばれをして泉大津にあるホテル・サンルート・関空というホテルのブライダルフェアのトークショーをしてきた。人前でしゃべるのは基本的にうれしくってしょうがない人なのであるがカップルを相手にバージンロードを前にしてしゃべるのはちょっと以上にとまどいもあった。結局は1時間をかけてボクの人生論のようなものになってしまったわけであるがでも会場に来てくれた人たちと生の時間を共有出来たことがやはり楽しかった。ただ右の写真のテーブル上に新型のエビアンがあってお部屋の熱気でのどが渇いたボクはその蓋を開けることが出来ずにちょっと困った。ホテルのおねえさんにわざわざ開けてもらっているのを参加しているみんなが微笑みながらみていてくれた。ホテルの平林さんにお願いして日記用の写真も撮ってもらったのだが、自分を見ることが出来ないボクは今この写真を見て花がバックってのもええもんやなあって改めて思った次第。30人ぐらいのこじんまりしたトークショーだったので終わった後はホントは限定なんだけどみんなにサインをしてあげた。その時一組一組のカップルと言葉を交わしたわけだけど、なんかみんなほんのり幸せそうでボクまで温かくなった。
帰りの湾岸線は空いていてごきげんであった。久しぶりにリスナーさんたちと会えてしあわせ気分の日曜日だった。 |
2月4日(火曜日)立春
A-Show、9回目の登場である。今日もトークはほんのちょっびっとしかなかった。日常茶飯事を「ちゃめしごと」って言うのでレストーク路線はやっぱり正解だったと改めて思った。ボクも人の振り見て我が振りを直さねばならないであろう。スタジオライブは
"Don't cry, my baby" ってのをかましてくれた。ごきげんな曲であったがイントロが始まってすぐに3弦が切れた。生ライブたたき上げ男のA-Showはそれでもシャーシャーと1曲歌いきった。ええ感じであった。
ただ、やはり彼も人の子。最良の状態でライブを終えることが出来なかったことをスタジオ外でその3弦を握りしめて悔やんでいたようであった。「人生、すべからくそんなもんやん!気にしぃなや、大五郎。」となぐさめてあげた。散髪したてが災いしたのかも??? |
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2月6日(木曜日)
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平井堅デーなのだ。生での堅ちゃんは去年の6月以来。久しぶりだがいつもの通り距離感はない。濃ゆい者同志の連帯感か?ニューアルバム
"Life is・・" の話しやライブの話しを適当に混ぜながら、いつも通りにけなしあいとほめあいをした。ほんで復活コミュニケーション・バトルをした。通算2度負けているボクが今日は遂に勝利した。今度やっても負けない。ほんでサイン入りポスターと卓上カレンダーをもらったつもりになっていたら、他の番組でも同じプレゼントが・・・だから、明日発表するが堅ちゃんがボクに買ってきてくれたMTV
Tシャツにサインしてもらったのをリスナーさんにあげることにした。ボクってホントにいい人なのだ。
記念写真は諸般の事情で顔出しが出来ないので平井ブラザーのマネキンの後ろから手だけだしてもらった。本物の手である。ちなみにマネキンの衣装は「古時計」のビデオで堅ちゃんが着ていたもので後でこっそり見たらGucciだった。悔しかった。 |
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2月10日(月曜日)
A-Showのウイークリーライブ。今日で10回目。ほんで午前6時半の出演だった。ボクが802に入る前にもう来てた。見上げた心がけである。出演直前に「今日は私立高校の入試の日やから、エールを贈る曲にしてや!」って言うたら、「ひぃ〜」って言うから「何々?」って聞いたらなんか今日はちょいブルーな曲を考えていたらしいのだ。「あかんあかん」って言うたら「ほんだら、スタンド・バイ・ミーしますわ」ってことになってごきげんなエールソングをやってくれた。写真はそんな廊下でのトーク風景をスタジオから盗撮したものである。よそよそしさが、いとおかしかったりもする。
放送を終えて明日の選曲のために千曲ぐらい聴いてたらハッピーファンの出演を終えたYoneちゃん、米倉利紀が「ワッ」てボクをビックリさせよった。ビックリした。「なんちゅうことすんねん!」って怒ったら「ありがとございますぅ〜」と言った。ここもちょっと微妙な逢瀬であった。でも、なんでその瞬間の写真があんねんやろう?んま、細かい事は気にせんことにしよう。 |
2月12日(水曜日)
花花が来てくれた。去年の9月から約半年ぶりの登場である。前回は沖縄限定で彼女たちがやっていた変名ユニットUFOの話しなどを聞いたのだが、その沖縄限定が全国に向かって花花としてのミニアルバム「コモリウタ」になって明日リリースされることになったのだ。そんな話しを聞きつつ旧交を温めた。思えばインディーズ時代からそこそこ長いつきあいになるんだなあってほんのり思ったりもした。ボクにも花花の曲では思い出の曲があったりするが、んま、その話しは自分の心の中にしまっておくことにしよう。
記念撮影はボクがお父さんを演じる形でおのまきこ、こじまいづみに囲まれてみた。写真を見てみたら演じるというよりそのまま「おとうさん」な雰囲気だった。 |
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2月14日(金曜日)
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A-Show11回目の出演。午前11時半にやってきて、これでボクの番組の全時間帯を制覇した。パチパチ。だが当然これで終わりでなくA-Showのウイークリーライブはこれからも継続されるのだ。
今日は日本の古い曲のカバーで「みんな夢の中」をしてくれた。しかもおニューのギター、D'Aquistoを持ってきてである。とにかくこの赤みがかったサンバーストはほんとにきれいである。勿論弾き心地も音も最高である。
丁度今日はヴァレンタインで男が男にプレゼントをして悪いって法律はないので、いつもお世話しているから貰うことにした。ヒヒヒ。 |
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2月17日(月曜日)
最後にボクの番組に来てくれたのがもう3年半も前、99年の9月なんだぜ。そりゃ、その間にCool Drive MakersからCool
Driveに名前が変わっても不思議はないよな。間もなくレーベル移籍第一弾シングル「New Day」をリリースするNemoとDaisukeがやって来てくれた。彼らのライブは何度か見せてもらっているが話すのは久しぶり。インタビューも若干のイジメモードではあるが、でもホントにたのしくする事が出来た。変わらずいい奴らである。これからもライブでCDで魅せてくれるバンドに成長していくことであろう。
ただ、別れ際の記念撮影では「今度はもちっと短いスパンで来いよ!」とラリアットをかましておいた。Daisukeは自分で言ったので明日の朝再度やって来るはずである、多分・・・・ |
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2月18日(火曜日)
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明日2枚目のアルバム「天才と幽霊」をリリースするママスタジヲからヴォーカル・ギターのコイズこと小泉くんとヴォーカル・キーボードのカワグチくんがやって来た。彼らの音はほんとにカラフルである。Interesting
Soundがボク的には1番彼らを表現していると思う。1枚目の荒削りさの上にもうちょっとおいしいスパイスを振りかけてしっかりと煮込んで作ったのが今回のアルバムである。「面白い音」ぜひ一度お試しあれ。
とは言うものの、Hiro T.さんには世話になりっぱなしでとっても恐縮している彼ら。「んまあ、気楽にいこうや、気楽に!」と激励してあげた。(その割にはコイズの目がちょっときているのが気になったりもする。) |
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2月19日(水曜日)
去年からの知り合い。もうボクは既に彼らのおじさん気分のKUMACHIがメンバー全員でやって来た。満を持しての遂にメジャーデビューの日なのである。日本全国いっぱい行くところもあるのにそのデビュー日の、しかもいの一番で来てくれたのはホントにボクとしてもうれしい。全5曲入りのミニアルバムだけど、疾走感溢れる元気いっぱいのポップ・ロックである。ぜひ聴いてやって欲しい。ライブもしっかりと魅せる彼ら。ぜひ機会があればライブも体験してやって欲しい。よろしくおねがいします。
記念撮影はメンバー全員とメジャーデビューを祝う笑顔で撮ってみた。
左からKumachiこと熊谷くん、ギターの篠崎くん、ベースの柿田くん、そしてドラムス子の高田くんの笑顔である。 |
2月20日(木曜日)
A-Show、ぬあんと12回目の登場。単独首位に躍り出るまであとちょっとのところまで来た。今日は午前7時台のリスナーに向かって彼のオリジナル「Hard
Times」を歌い上げてくれた。「そゆことなんです。」
出演後、一度ポジションを変えてやってみようということになり、A-ShowのDJでボクが歌った。A-Showがボクを指さしているのは彼のイメージの中のDJ像なんだろう、どうやら。ボクに向かって「歌、まだまだですねぇ」って言うから「ヘッドフォン、似おてへんで!」って言い返してやった。今日も仲良しの2人であった。 |
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ほんで番組を終えてテンパリながら選曲をしていたら、昨日メジャーデビューを果たしたばかりの光永亮太くんが背後から忍び寄ってきて、没頭しているボクを驚かせた。(どのぐらい驚いたかは、ボクの指先に如実に現れているのだ。)ちょっとそこで密談も交わした。来週にはリスナーのみなさんにもお話し出来ることであろう。とにもかくにも彼は来月ゲストにも来てくれるのである。男前をいじめるのが趣味なのでとっても楽しみなところ。
しかし、やはり今日も何故驚かされた瞬間の写真が撮れたかが謎である。 |
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2月21日(金曜日)
ジーンがちょっとだけ帰ってきた、ニュージーランドからビルとちょっとだけ帰ってきた。みんなで「お帰りパーティ」をしようということになった。だから参加した。大義名分をつけておおっぴらに呑めるので参加した。いろいろ混ぜるとやばいのでワインに徹した。マーキーもやってきた。マーキーも俺も赤い服を着ていた。でも異人さんには連れられていかなかった。ジーンはニコニコとホントにしあわせそうであった。なんやかんやとしゃべった。酔いが適度に回ってなんかしらん、おもろかった。おいしい料理とワインと良き友たち。最高の取り合わせである。朝から起きっぱなしで大分眠たかったし外はちょっと寒かったけど、「あったかさ」に包まれて夜は深々と更けていった。おもろい夜であった。
ちなみに我々に囲まれて硬直した笑顔を見せているのはFM802のI氏であるが本文とは無関係である。 |
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2月24日(月曜日)
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A-Show、13回目の登場であった。今日は4月27日日曜日に大阪城野音で行われるニューブリーズの出演者発表の日でもある。ギリギリまで悩んだのだが、今日彼がやったDear
Otisという曲が秀逸の出来だったのでやっぱり出演してもらうことにした。スケジュールが不安であったがどうやら空いていたようだ。これでヒモジャム・リスナーも生A-Showをたっぷりとは言わぬもののそこそこに味わってもらうことが可能になった。勿論これがゴールではない。ボクの番組でのウイークリーライブが1st.Stepとしたらニューブリーズは2nd.Stepなのである。
朝早くにやって来たのでお弁当も食べてもらった。ボクたちはスタジオの片づけでいろいろ忙しかったのでひとりで食べてもらった。おいしそうであるがひとりぽっちの横顔がちょっぴりさびしそうである。「今度は一緒に喰おうね。A-Show!」 |
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2月25日(火曜日)
今日は久しぶりに大健闘の9時台であった。まず、ボクの企画によると9時ジャストの時報と共に「お久しぶりです!」のジーンの声でスタートしようとしたのだが、そのジーンが遅れて来たのである。もうニュージーランドに移り住んで3年強。NJタイムが身についてしまったのであろうか?しかし2曲連続かけているときにやっとこ間に合って「ペラペ〜ラ」ってやってくれた。変わらぬ美声である。その瞬間からBBSには「うわっ、ジーンさんだ!」の書き込みが殺到した。みんな、この朝のサプライズを相当喜んでくれたようだ。ジーンも滑らかに近況なども含めて伝えてくれた。こうやってみんなに温かく迎えられるのっていいよね、ホントに。ボクまでほっこりしてしまった。また帰ってくることがあったら出てもらおう、きっと。 |
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そしてその後すぐに登場したのはトータス松本である。ソロアルバムが憎い仕上がりでそんな話しをしたかった。トータスも朝がしんどいはずやのにわざわざ来てくれたのだ。うれしかった。だから残された時間をたっぷりトークとたっぷりオンエアに費やした。短い曲たちとは言え、5曲もかけたのである。いや、とにかくたのしかった。ほんで、あたらしいメールアドレスも手に入れちょっと一安心。(以前送ったメールが戻ってきたのでしょげてたのである。)今晩のソロライブは見られないけど行く人たちはきっと思いっきりたのしめることであろう。
最近髪の毛を立ててロッド・トータスをしているというのでボクも立ててみた。結果は単なる乱れ髪にしかならなかった。 |
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2月26日(水曜日)
802,今日はゆずディ。悠仁、厚ちゃんの2人が「すみれの間」を作って1日DJたちをもてなすという企画。放送ではあんまり使わない3スタが改造された。今日最初のお客さまはボクということで彼らもちょっと勝手が分からない感じであったがそれでも紫で統一され、あっちゃこっちゃに置かれた「すみれ」のプランターもええ感じであった。お茶とお饅頭をご馳走になり、ボクはおみやげにミスドのポンデリングを差し入れた。お互いうまいものを喰えて満足であった。結構話し込んですみれの間を辞した。
ただ、ちょっと午後にブレークタイムがあるというので「じゃ、うちの事務所へおいでよ!」って誘ったら「いいとも!」って応えてくれた。 |
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事務所のスタジオでせっかくだからセッションしようってことになってピンクフロイドに挑戦してみた。だめだった。悔しいのでその鬱憤を2人にぶつけてしまった。この世界、やっぱ「縦社会」なのだった。愉快な仲間達の午後はこうして幕を閉じた。 |
2月27日(木曜日)
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今週はお客さまが多かった。そして今週最後の登場はコア・オブ・ソウルの3人、Fukko, Keisuke, Ruiであった。デビュー前から知っているとはいうものの先週彼らは2枚目のアルバムをリリースしているのだ。すごいよね。番組ゲストはこれで5回目なのであるが、どんどん落ち着いていってる感じがする。プロをやりながら、でもちゃんと学生をしているのもえらいところ。今日も様々に話しが飛びまくってにぎやかににこやかにインタビューを終えた。
記念撮影はちょっとアメリカンファミリーの写真を気取ってみた。ボクはもちろんダディである。長男Keisukeと長女Fukkoそして次男Ruiって感じかな。しかしこの次男はほんまにやんちゃそうやなあ。 |
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