HIRO T'S DIARY
● 11月前半の日記 ●

11月3日(月曜日)文化の日

サンタナの春の延期ライブの日が迫ってきた。そして彼から「今年の春は来られなくてゴメンね。」の気持ちを込めて彼の直筆サイン入りのポール・リード・スミス、サンタナモデルが届いた。118,000円のギターである。ボクがもらってもいいのだがそうもいかないでしょ、やっぱし。その他のグッズも含めてリスナーのみなさんにプレゼントすることにした。発表は11月7日金曜日の午前7時。今日は祝日でボクの番組を聞けなかったあなたもエントリーOKですよ。ぎゃむばってね。

ちょっとだけ惜しいのでサンタナ・チョーキングをしまう前にかましておいた。ええ気持ちやった。

番組終了後、午前10時半から予定されている阪神優勝パレードを見ようと淀屋橋に駆けつけた。事務所を出たときにはパラパラだった雨が出た直後にザーザーに変わった。傘は持ってきていない。それでも必死に市役所の方に向かった。

甘かった。近づくことも出来ない。

諦めずにもうちょっと南の方にチャリを走らせた。でもどこまで南下しても御堂筋に近づくことすらできなかった。ほんまにすんごい人の数であった。だから諦めて事務所に戻ってテレビでパレードを見た。選手を間近で見られた。

とにかく俺は甘かった。そして雨はしょっぱかった。

11月4日(火曜日)

来週月曜日にはニール・ヤングが大阪にやって来る。音楽好きにはたまらないライブになることであろう。今朝のA-Showは、だからNeil Young の名曲「Heart of gold」をやってくれた。彼自身も今度のライブに行くそうでそんなリスペクトが歌に込められていた。下左の写真は10月末にニールが毎年開いているBridge Schoolでのベネフィット・コンサートのチラシである。今年はCSN&Y, Willie Nelson, Counting Crows などなどが出演したようである。(すっご〜いね)ペラペラチラシだけどリスナー5人にプレゼントすることにした。A-Showも申し込むそうである。さて、A-Show次回は11月12日水曜日の午前9時台が出番である。

番組を終えてホッとひといきしているとゆずの2人が802の廊下を歩いていた。ちょっとひまそうだったのでスタジオに呼び込んで「いや〜〜、しばらく!おげんこ?」みたいな会話をしばし楽しんだ。12月にやって来るスペシャル・ウイークスで使えるかもしれない会話が約1時間乱れ飛んだのでもったいないからその会話を丸ごと録音しておいた。どうやらボクたちのカジュアル・トークはそのままみんなに聞いてもらうことができそうだ。スペシャル・ウイークは12月8日から始まります。このゆずとのトークも含めてお楽しみ満載です。しっかり聞いてね。

別れ際に2人にはべってもらってちょいとえらそうに振る舞う寺平さんを演じてみた。(ん?地ではないのかって?)

11月5日(水曜日)

AIR 車谷浩司が3年4ヶ月ぶりに番組を訪ねてくれた。こんなに長く会っていなくても彼とはその隙間は一瞬にして埋まるような気がする。まだこれで4度しかインタビューしたことがないが、会う度にいい意味で丸くなっていってるような感触なのだ。でも絶対に心のどこかに「狂気」をさび付かせずに持っているはずだ。

最新アルバム「One」の話しを12月のライブも含めてたっぷりと聞いた。とにかく興味を喚起するアルバムに仕上がっている。オンエアした「Liar」は今を端的に描写している。ぜひ一聴を。Liar-うそつきもの- 。別れる直前に「どっちが?」ってことになった。強者の大人、2人。お互いを指さすが、さてホントのところは????

11月6日(木曜日)

3枚目のアルバム「Straight」をリリースしたコブクロを讃えて今日の802はコブクロ・デー。超朝から生で夜中までの長丁場。ボクの番組には黒田・小渕の2人は午前9時台に登場。でも6時にそれを言ったらふくれるコブクラー続出。7時の時報と共に控え室からの携帯電話中継も織り込みながら9時を迎えた。ストリートからの彼ら、予定調和なくほんまに俺との打ち合わせなしにスタジオライブをやってもらった。先ず彼らの原点でもあるYELL(左の写真)、そしてCeline Dionの"My Heart will go on"。予定は2曲だったのだが、彼らが最近ボクの発信した楽曲を聴いて気に入ってどうしてもって感じでやってくれた。馬場俊英くんの「Boys on the run」であった。普段口ずさむ程度だった曲をわざわざ今日の為に2人で仕上げてやってくれた。大変だっただろうと思う。どうもありがとう。そしてこの3曲全てがステキでした。馬場くんにも今日メールしました。柔らかく男前の2人、これからのさらなる活躍を期待している。

出演が終わって一応の記念撮影。これだけバラバラなショットもめずらしい。いいのだろうか?・・・いいのです。

11月7日(金曜日)
シーズンももう終わったというのに阪神タイガース評論家の竹中さんがやって来た。彼によると今後50年は阪神ばかりが優勝するそうである。また大阪も23世紀には独立して「円」から「ヤン」という通貨に変わるそうである。先見の明を持つ竹中氏、実はかなり以前からCharという源氏名でロックをやっているという事実が今日判明した。ついでだからそんな話しも聞いた。月末には「Mr.70's You set me free」という何やらかっこいいアルバムが出るそうだ。音を聴いてみた。たまげた!来年1月25日にはなんばHatch(みなしごハッチとは関係ない)でライブも決定しているらしく、竹中さんには野球が終わってもストーブリーグはやってこないそうだ。別れ際に何かとっても特殊に見えるTシャツだったのでジッと見るとそれはタイガースTシャツであった。(どうやら非公認)インタビューで振り回されたので虎に噛みついてやった。「チャーね」と言って別れた。
11月10日(月曜日)

レミオロメンの藤巻亮太くんがやって来てくれた。今までニューブリーズであったり、ミートザワールドビートであったりと結構野外系では話しをしたのだが、スタジオゲストとしては初めてである。昨日の晩のミュージック・フリークスを終えてガツッと寝てから来てくれたらしい。紹介で「レミオメロン」って言ったら一瞬びっくりした顔をしたが肯定してくれた。なんか脅してしまったようでかえって恐縮した。来週リリースのファースト・アルバム「朝顔」の話しやライブの話しを含めつつ「大阪に馴染むには」の話しなどもした。

DJとしては後輩なので帰る前にとりあえず「レーコー」の特訓をしてあげた。これで彼も立派な関西人になった。(と、思う。)

11月12日(水曜日)

A-Show 48回目の熱唱中。今朝は佐野元春さんの古い曲「Do what you like〜勝手にしなよ〜」ってのをやってくれた。これがなかなかからだが動いちゃうリズムで、ボク動いちゃった。動いたついでにペンまで落としちゃった。ハハ。でも楽しかったので言われてもいないのに一緒に歌ってしまった。気持ちいかった。

そんなこんなのパンナコッタでA-Show次回の登場は20日木曜日の午前6時台である。Early birdのみなさん、お聞き逃し泣く。

11月13日(木曜日)

一青窈ちゃんが2度目の登場を果たした。昨日4枚目のシングル「江戸ポルカ」が出たばかり。今回も音といい、詞といいかなり変わった作りをしているのでそのあたりを根掘り葉掘り。来年のライブの話しもひとくさり。(因みに大阪は3月28日)そして近いところでは12月1日のAAAにも参加。意気込みを聞きつつ、体温上昇もさせてもらった。でもめでたく出演完了。帰り際にスタジオでふたりでポルカをしてみた。(決して逃げる窈ちゃんを引っ張っているのではないことを付け加えておく。)

1週間前の今日はコブクロ・デー。プレゼントのグローブの当選発表があった。当選者は平野区の真澄ちゃん。パチパチ。せっかくのグローブであるから当たらなかった人のために写真だけは押さえた。D-Snapを小粋に掲げる加藤美樹さんの真似をして写真を押さえた。ウフッ。

11月14日(金曜日)

今日は珍しくゲスト2組。9時台に登場は2回目になる「はじめにきよし」(新谷キヨシ:左、サキタハヂメ:右)。丁度今日4枚目のアルバム「楽」の発売日ってことで来てくれたのだ。ギターとピアニカという極限とも言える最小ユニットであるが、彼らの音は安心してほっこりとさせてくれる。スタジオ・ライブでもニューアルバムに入っている「備えあれば憂いなし」ってのをかましてくれた。

いろんな状況の下でライブをやり続けていると豪語している2人なので、試しにライブしてもらいながら思いっきりコチョバしてみた。ピアニカが若干不安定な音になったが、それでも音を途切らせず「Tickle Tickle」という未発表曲をやり終えたのは立派だった。

そして10時半過ぎに今「ええねん」がとんでもなく元気を振りまいているウルフルズ登場。しかもジョン・B・チョッパーが復帰して初の4人の揃い踏み。なんかめちゃくちゃうれしかった。やっぱ同じ釜のめし喰ってやってきたヤツらが揃うってのは最高だぜ。あんましうれしかったのでしゃべりすぎた。「ワハハ、ガハハ」の連発だった。たまにはそれもありだろう!

さてこれは俺の日記。だから人の迷惑かえりみず好きなことが出来るのは言うまでもない。

ここでクイズである。左の写真から見て右の写真の微妙な違いが判るであろうか?正解者の中から1名にチョッパーさんがスタジオに置き忘れていったミネラル・ウオーターの飲みさしペットボトルを差し上げる。(但し完全にボクの答えと一致した人のみ。)応募したい人はこのホームページのボク宛へのメールで「ウルフルズ写真係」まで応募すればいい。締め切りは一応11月20日にさせてもらう。そして正解者発表は大体月末までに覚えていればする予定。たくさんの応募を別に待っていない。

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