HIRO T'S DIARY
● 12月前半の日記 ●
12月1日(月曜日)その1

ちょっと寝不足気味の朝、昨日初のワンマン・ライブを終えた光永亮太くんがやって来た。ちょうどあさって3枚目のシングル「君が好きだから・・・」をリリースするということもありライブの話しや今後の活動予定などを聞いた。(つもりなんだが、この若者とはまたいらん話しを山ほどしてしまった。)

帰り際に彼がもっとも不得意とする中国伝来のゲームをシャドー・ボクシング状態でやってみた。ボクは彼の目を見て牌を捨てているのだが、この若者は一番盲牌が簡単な「白」ですらいちいち見て確かめないといけないらしい。この差はどうやら埋まりそうもなさそうじゃて。フォッフォッフォ。

12月1日(月曜日)その2

世界AIDSデーの今日、11回目を迎えるFM802のAAAコンサートが大阪城ホールで開かれた。12月26日に予定しているボクの毎年恒例の特別番組「Think, Study & Stop Aids」用のアーティストコメントを先に録るために今日は番組終了後お昼過ぎに会場に向かった。その方がセッション・リハーサルで全員が揃っていて例年のように本番中につぎはぎでインタビューしなくってもいいからなのだ。

大阪城ホールに到着するとみんな一生懸命ファイナル・セッション曲のリハーサルをしていた。しっかりと聞かせてもらった。

楽屋ではCharさんを除く全員、かたっぱしからインタビューができた。森山直太朗は本番までまだかなり時間があるので陽気であった。横にすり寄って「うっふん顔」をしてみたらちょっと喜んでいたようだ。ビギンの3人には「ま、まっ、ヒロさんかけて、かけて」と言ってもらったのでえらそばらせてもらった。斉藤和義とは旧交を温めた。またギターの話しになった。以前ボクがやっていたヤマキギターを「中古屋」という名前の中古屋さんで見つけたらしい。それだけの話しなんだが、それがボクら2人が会話すると延々と続くんだから不思議だ。その後、マイクチェックだけをして一旦会場を後にした。

事前の作業を終えているので今日は開演直前に駆け込んだ。一応シャキッときめたスーツでポーズ。楽屋のテレビでは一青窈ちゃんが写っていた。すぐにアリーナ一番後に立ってライブ鑑賞と決め込んだ。

出番まで時間があるので時々楽屋を覗く。Sowelちゃんがいた。パチッ。出演を終えた一青窈ちゃんとBird、斉藤和義ともパチリ。森山直太朗は髪の毛に気合いを入れたいというのでカリスマ美容師であるボクがちょいちょいって仕上げてあげた。飛び込みの予約なしで来たくせにカリスマ料金は未払いのままである。ほんで、ほんでCharである。どうやら前回ボクの番組に来た時に最後に「チャーね!」とかまして、かまし返せなかったのが相当に悔しいらしい。しきりに「チャーね!と言え!」と脅すのであるがその誘いに全く乗らないボクは相当に大人である。グハハ。

今回のAAAもステキな時間がステキなアーティストそしてお客さんと共に流れた。楽屋でのインタビューとライブの音源は最初にも書いたが月末にボクの番組で流れる。その時にまた一緒に「Think, Study & Stop Aids」をしましょう。

今年はバンド仕立てでやるアーティストが多く終演時間が本当に遅くなった。最初からそんな企画などを立てるわけもなく、結果論そうなってしまったのだが、相当以上に難儀を感じられたリスナーさんも多いはずだ。コンサート構成をしている担当も厳しく今回の結果を学習し同じような事になることはもうないであろう。そんなこんなで幕切れはかなり慌ただしいものになった。

今日写真をアップした以外にも今井美樹さん、そしてMy Little Loverさんが出演されていた。しかし残念ながらチャンスが無くて写真を撮れなかった。んま、そゆこともたまにはあるのだ。

12月3日(水曜日)

A-Show ウイークリー・ライブの朝。思い起こせば去年のスペシャル・ウイークスが終わってからスタートしたこのライブ、ちょうど1年経って言ってみれば年度末を迎えた。

ここんとこ心の痛む事件が世界中で起こっていて、彼はその痛みを1960年のフォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」に乗っけてライブをしてくれた。平和ってほんまにどこにあるんやろうね。

年度末なのでA-Showはボクの番組から2週間お休みをする。次回は12月25日クリスマスの日に復帰です。お楽しみに。それと8・9日とブルーノートでFried Prideとの共演も2nd.ステージでやることになっている。こちらもぜひ!

スペシャル・ウイークスを直前に控えてボクの番組はもはやプレ・スペシャル・ウイークに突入している。しているくせに忘れていたことがあった。今週のビッグ・プレゼントをここで紹介するのを忘れていたのだ。バカ、バカッ。

ジャッジャ〜ン、これが噂の「24」のDVD Boxである。今、出ているのはVol.1でちょうど12時間分入っている。そしてこれがなんと今週は2人に当たるのだ。まだ間に合う「どうしても欲しい」と言う人はファックス・メールで番組まで申し込んでね。おもろいで、ほんまに!

12月8日(月曜日)

スペシャル・ウイークスが遂に始動した。ボクの番組はいつもと変わらず歌える曲目白押しの「オール・タイム・フェイバリッツ」を柱に早起きは三文以上の得を散りばめて進行している。とかく躁状態になりがちなこの2週間、オンエア上は努めてギャースカ・ピースカにならないようにしていく決意である。今週は先ず来週17日にIMPホールで行う「24」先行試写会に400組800名招待ってのを柱にリポDスパシャル・デリバリーサービスも毎朝、そしてミュージック・ジャーニーのコーナーでは毎朝オリジナル目覚まし時計が当たることになっている。(今朝はギターを持ってきて押尾ヒータローってのをやってみた。ヒータローさんは本家をも凌ぐ超絶テクニックであった。)(と、ボクだけ思っている。)そしてこの半年間に来てくれたアーティストたちとの「おもしろトーク・セッション」も毎時間出てくる。これもなかなかわらけるよ。プラス今年1年を振り返ってお届けするNews Flashbackなどと出し物てんこもり!今からでも遅くない!ぜひ聴いてね。

ほんとは悠々と楽しくやっているのだが、やはりスペシャルウイークなのでちょっとテンパッて写真をしてみた。そんなスタジオのおバカさんはほっておいてオペギャルたちは電話の応対に大わらわである。あ〜たも参加してね。ウフッ。

12月12日(金曜日)

大阪南森町にある関西圏ではほとんどの音楽好きが聞いているというミュージックステーションFM802の朝を担当されているDJ寺平さんをアポなしで取材のために訪れてみた。

行ってから後で気づいたのだが今週そして来週と年に2回あるスペシャル・ウイークスという一番忙しい時期とブチ当たったようだ。でもそんな中寺平さん(みんなはヒロさんと呼んでいる)は快く記者を受け入れてくださった。恐縮しながらスタジオ・ワークを眺めていたのだがテキパキと「流れ」を作り上げられていく様は正に職人芸であった。

今日はお昼12時までという番組を終えられた後もボールをポンポンともてあそびながらニコニコされていた。余裕とでもいうのであろうか?来週もがんばってくださいねとお伝えしてスタジオを後にした。充実のインタビューであった。

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