● 12月後半の日記 ● |
12月16日(火曜日)
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8月から毎月一度来てくれていたGatsくんの最終日。今日はクリスマス直前ってこともあって、先ずはThis Christmasって曲からスタートした。そしてその後は勿論今年8月にリリースされたステキなバラッド「こんなにも君が」を弾き語ってくれた。最後ということもあるのだろうが、ホントにステキに沁みた。リスナーさんからのBBS書き込みもいつもにも増して多かった。昨日マスタリングが済んだばかりの2月25日リリース予定のニューアルバム「G-Style」からも1曲解禁扱いでかけてみた。ごきげんなグルーブで仕上がっている。本チャンがたのしみだ。
ちょっとポジショニングがしにくそうだったので赤ペンでヒロT方式を伝授した。余計やりにくそうだったので仕方ないから赤ペンで氏指板の上をマークしてあげた。ちょっと涙ぐんでいたGatsくんがかわいかった。 |
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12月17日(水曜日)
スペシャルウイーク1週目に募集した「24」のボクの番組からの特別先行試写会が午後7時からIMPホールで行われた。 |
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会場には亀ちゃんと平やんが先に行ってもろもろの準備をしてくれた。準備の一部にステージでの動きのリハーサルってのがあってボクが到着する前に平やんがやってくれたようだが、どうやら「動き」の意味を勘違いしていたようだ。開場直前にボクも到着して同じくリハーサルをした。どうもボクも「動き」の意味を取り違えているようだ。
ニコニコリスナーさんがたっぷり詰めかけてくれた会場でいよいよオープニングMCを。ちょびっとだけしゃべるつもりがたっぷりと15分もしゃべってしまった。「帰るのが遅くなるぅ〜」とこころの中でボクを呪った人もいるかもしれぬが、んなこたお構いなしにいろいろとしゃべりたおした。ほんでビッグ・ニュース!2004年3月には遂に「24」のシリーズ2がレンタルスタートすることになった。その最初の2時間分を手にボクは至極ごきげんであった。
MCを終えて帰ってすぐ寝た。明日もがんばろ〜〜っと! |
12月18日(木曜日)
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めっきり冷え込んできてフッと気づけば丁度1週間後はクリスマスじゃないですか!我が社も11月の終わりくらいからクリスマスの飾り付けをして
Happy Holiday 気分を楽しんでいます。会社前の山ぼうしの木のライトアップに加えて今年はとってもかわいいキラキラのトナカイさんのソリがエントランスホールに仲間入りしました。毎日やさしく微笑んでいます。
エレベーター横にはこれは1年を通して飾ってある少路画伯のニューヨークに贈り物を届けるサンタさんのパネル。あたたかいです。その少路さん、25日までお休みなしで心斎橋アセンスでの「サンタさん個展」をやってはります。まだ彼の原画を見たことない人、ぜひお出かけあれ!気持ちがやわらかくなるよ。 |
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12月19日(金曜日)
一生の中でも忘れられない日になった。朝、うっすらと目覚めると時計は「午前5時56分」を指している。以前一度土曜日に同じような経験があり、一瞬土曜日かも?って思う。でも直後に金曜日であることに気づく。口から出た第一声は「やってもた!」であった。とにかく飛び起きると同時に電話に手をやり802のスタジオへ。早朝だから局の人はいないとのこと。「とにかく大抜卓人につないでもらってくれ!」と指示を出し、歯だけは磨いて脱兎のごとく家を飛び出した。6時22分にはスタジオに到着。卓人とバトンタッチ。だが、まだ覚醒はしていない。ひたすら平常心を保とうと努力する。リスナーのみなさんにもかなりの心配をかけてしまった。じょじょにいつものペースに戻って番組はその後つつがなく進行出来た。
朝起きた瞬間は不謹慎だが、「笑う」しかなかった。(素直な感想である。)ほんでただひたすらいつものペースを求めてもがいていると今度は「くやしさ」が頭をもたげてきた。あり得ないことを起こしてしまった不甲斐なさとでもいうのであろうか。この道のプロになって初めての失策である。どこかに緩んでいた何かがあったのかもしれない。猛省。再度繰り返すことのないことを誓う。(土曜日に電波目覚まし時計を新たに購入した。そしてそれをベッドルームの手の届かぬところにおいた。)
今日実感したこと。ボクを囲んでくれている人々の温かさであった。そしてそれに甘えることなくまた毎日時間を刻んでいく決意を新たにした。 |
12月22日(月曜日)
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今年の夏くらいかなあ、インディーズの「クローバーテール」って曲がとってもお気に入りになってよく番組でオンエアしていた2人組「高鈴」が今月頭に「真夜中の後悔」って曲でメジャー・デビューもしたということで初めて来てくれた。2人とも京都人でヴォーカルが山本高稲(ヤマモトタカネ)そしてギターが山口彰久(ヤマグチアキヒサ)。曲のイメージと同じく静かなイメージの2人だったので今回のインタビューはボクとしては粛々と進んだ。スタジオライブもカップリングの「再会は雨の中」ってのをやってくれた。直後に彼女に言うのを失念したのであるが、心地よい少し大きめのヴィブラートはボクにPhoebe
Snowをイメージさせた。応援したい2人組だ。
記念撮影で何事もなさそうに山口くんのギターのチューニングをいじくろうとしたら何事もなさそうに微笑みながら彼はギターをボクから遠ざけようとした。 |
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12月23日(火曜日)(天皇誕生日祝日)
今年の春先から「桜」という曲で上昇気流に乗っていた河口恭吾くん。所属レーベルの縮小のあおりを喰らってしばらくの足踏みがあったのだが、めでたく12月10日にレーベル移籍で再リリースになったのを記念してボクの番組2度目の登場となった。年明け早々にもソロライブも決まっていて2004年度への期待度大である。
スタジオではお馴染みの「桜」をしっとりと聴かせてくれた。
帰る前に彼の60年代ギブソン・ハミングバードを取り上げようとしたら前回の3月28日登場の時と同じ構図になってしまった。ってか、よりジャイアン度合いが増したかも?恭吾くんはやや余裕の笑顔で応じてくれて、それをカトミキにDスナップされてしまった。トホホ。 |
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12月24日(水曜日)
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のマドの2人、7月22日以来の2度目の登場となった。今回は来週月曜日午後7時からバナナ・ホールで行う「おいしい音楽Vol.2」のお話しを中心に聞かせてもらった。学生は1000円割引なんてにくいよね、まったく。2人は根っからライブの人たちなのでスタジオでも去年のアルバムの収録曲「君のために」をおいしく聞かせてくれた。まだ間に合います、月曜日午後7時からのバナナホールでのマドのライブはいかが?
スタジオを出る前にボクがコンダクターになって「僕のために」って曲にチャレンジしてもらった。ヤマモトケイコはしっかりと指揮者に従って歌い上げているが、ギタリスト中井優がカメラ目線なのがどうも気になるところである。 |
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12月25日(木曜日)
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A-Show、52回目の朝。去年の12月20日にスタートしたウイークリー・ライブもきっちり1年。午前6時台に10回、7時台に11回、8時台に9回、9時台15回、10時台5回そして11時台2回とボクのやっている全時間帯を網羅した。そして今までの「ウイークリー・ライブ」に区切りをつけることにした。これからは不定期になる。A-Showに「すんごい曲が出来た時」などの節目節目に連絡をもらって登場してもらうことになった。だから今日はちょっぴりスペシャル。スタジオライブも「Gee
baby, ain't I good to you」と岡林信康の「私たちの望むものは」と2曲歌い上げてもらった。いつもにも増して絶品であった。
2004年を作り上げていくA-Showに大きな期待をもって肩組み写真で締めくくってみた。 |
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12月26日(金曜日)
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HIV/AIDSを考えよう、知ろう、そして共生しようをテーマに今年も朝から6時間ボクの番組を「Think, Study
& Stop Aids」と銘打ってやってみた。今回は802と大阪市が一緒なってずっとやっているエデュケーション・リーダー・キャンペーンで実際に使われている50問テストを素材に使いYes/No形式でリスナーのみなさんに考えてもらいながら時間を綴った。
膨大な数の人が聴いているラジオ。当然ながら1人1人の意識、知識には大きなギャップがある。「もう分かった、もうええ、意味はない」という過激な意見も届く。それにも真正面から立ち向かって「まだこれからの人びと」に焦点をあてて語った。1年で一番疲れる日かもしれない。それでも「継続」に意味があるのだ。達成感と共に6時間を終えた。 |
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12月27日(土曜日)
とんでもないプレゼントが友人から届いた。ギタークラフトマン、有満慎一さんからだ。ギターは木工細工の極致。彼はそのギターに使う木材をなんと9種類も(ハカランダ、カーリー・コア、イングルマン・スプルース、シトカ・スプルース、キルト・メイプル、ホンジュラス・ローズウッド、マホガニー、カリン、エボニー)使用、それに加えてマザー・オブ・パールとメキシコ貝という2種類の貝と象牙を延寿の木という銘木にインレイして、ギリシャ神話の音楽神アポロの絵板に仕上げたんです。正に「アート」なんです。ちょっとでもギターを触ったことある人なら「うっほぅ〜」と唸ってしまうはずです。あんまり感動ものなので日記にもお披露目することにしました。ボクのオフィスに入るところにある磨りガラスの表札のところに立てかけてボクは今とってもしあわせです。有満さん、ありがとう。
因みに有満さんのホームページにはボクのホームページからリンクしているのでまた一度覗きにいってあげてください。 |
12月29日(木曜日)
ここにきてステキな贈り物を連続でいただいてしまった。右のポインセチアの絵は色鉛筆画である。ひょんなことから知り合いになった生田貴子さんってアーティストがお描きになった絵である。クリスマスカードとして贈っていただいたハガキ大の絵なんだけど、あんまりステキなのでピクチャーフレームを買ってきて飾ることにした。写真では光沢をあまり感じないが現物は若干の光沢を持ってまるで写真のような細密画なのである。彼女が個展などで展示されるピーマンの絵なんてそのままかじってしまいたくなるほどステキなんですよ。ちなみに神戸で色鉛筆画も教えておられるようなのでそのアドレスを。http://www.maibun.co.jp/kobe/
また彼女の個展などがあれば番組で紹介します。時間があればぜひ。 |
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