HIRO T'S DIARY
● 5月の日記 ●
5月1日(土曜日)その1

風薫る5月である。毎年恒例の兜をマイ・オフィスに飾った。ちょっと凛々しい気分になってみるのもいいものだ。

そう、5月は爽やかにいくぞ。いこうね!

5月1日(土曜日)その2

そして万博お祭り広場ではFM802のガレージセール、Funky Marketが開催された。土曜日は番組もないので今年も参加。でも例年のゲームは止めてボクの溜まりに溜まったカジュアルグッズをたっぷし持ち込んでリサイクルのセールをかけた。いや、しかし千客万来でアッと言う間に終了時刻が来た。ちょっとだけでもお話しできた人たち、ありがとね。また元気をたっぷりもらいました。でも、しかし、暑かった〜。紫外線対策全くしなかったボクは今真っ赤でたいへんな目にあっています。みなさんもくれぐれも紫外線対策をね。

お店のキャッチ・コピーはずっと同じコピーで何十年も営業されている西天満の靴やさんのんをパクらせてもらいました。ボクの左にいてボクをしかりつけているのはスタッフのサワッチです。ボクの方がえらいはずなのになんで怒られているのかわっけわかめです。右の写真はボクのデジカメで撮ったやつ。暑さでなぜか色がへんてこになってしまいました。どないしよ〜。

5月6日(木曜日)

2年3ヶ月ぶり、5度目の登場、SALTこと塩谷 哲。2枚目のトリオアルバム「Wheelin' Ahead」がリリースされたばかりでその話しと曲をたっぷりかけた。いや、しかし、ステキなJazz Albumに仕上がっている。音楽好きなら押さえておいた方が身のためであろう。6月中旬にはブルーノートでのライブもあるそうな。ちょっとお洒落に決め込んでいかがですか?

グランドピアノを専ら弾くというピアニストなので弾いてもらう為に狭いスタジオに重いグランドを持ち込んだ。本番中をそれを使ってHappy Birthdayを決めてもらった。またその内登場予定。お楽しみに。そして本番終了後軽く弾いてもらったらやっぱし恐ろしいテクなのでビックリした。ボクもピアノは「引いた」ことがあるのでレイ・チャールズばりのところをSALTに披露してみた。彼の顔つきから判るように、どうやら途方もない凄さだったようだ。(いや、それにしても俺の顔真っ黒やんなあ。ちょっとやけすぎ。みなさんもほんまに紫外線対策には気を付けてね。)

5月12日(水曜日)

斉藤和義がやってきた。朝早いのに来てくれた。番組への登場はまだ4−5回目なんだけど、なんか今までもたっぷし会っているので距離感なくしゃべられた。4月リリースの「青春ブルース」の話し、ライブの話し、今年の動きなどをしゃべりながら朝だというのに和義はマイペースで「おいしいこと」を言う。俺もきらいじゃないからコール&レスポンスでアホなことも多々言ってしまった。ハハハ。

斉藤くんは今非常に健康優良児である。ちょいとふっくらした顔は確実に若返ってもっと男前になってた。くやしいけど、事実やからしゃ〜ない。背も俺より高くなってる気がした。腹立つから写真の時は背伸びをしてやった。そして勝った。ガハハ。

5月14日(金曜日)

今日、明日と802に登場するGLAYが今日はボクの番組に初めて生で出演してくれた。TAKUROくんは諸般の事情により欠席ではあったが、せっかくの生なので番組の最後の1時間をGLAYゾーンとしてたっぷりと3人とお話しをした。今まで何度も、そして特に今年のEXPOの発表では司会をして1日一緒にいたということもあり、いわゆる「心の垣根」ってものが皆無の状態で話せた。3人の10年の中での想い出の曲とかも織り交ぜつつの時間だったけど、とにかく時計の針の回るのってなんであんなに早いんだろうね。

にこにこトークの後は記念撮影を。ガシッと決めてみた。しかし、3人の肌白に比較してまだ俺ファンキーマーケットの日焼けをたっぷし引きずってるね。やだやだ。

5月20日(木曜日)
風味堂、2度目の登場。昨日から神戸・京都・大阪と3連発のライブの途中である。一月前のニューブリーズの話しもありぃの、今回のライブの話しもありぃの、7月に出るニューシングルの話しもありぃの、そしてスタジオに運び込んだ豪華な楽器セットで彼らに生演奏をしてもらいぃの、とかなり盛り沢山に遊んだ。ピアノはチッコイし、ベース代わりのレキントギターは禄に音もならないし、ドラムに至ってはクレモンティーヌにもらったカスカスだし、大変だったろうけど、それでもワタリ、トリクン、カッチャンは見事にホンキートンクバージョンでスタジオライブを完了してくれた。パチパチパチ!その後もスタジオで我々は思いっきし盛り上がっていたのであ〜る。
5月21日(金曜日)(Part 1)

我那覇美奈ちゃん11回目の登場。この回数はボクの番組ゲスト登場回数3位である。たっぷりの知り合いの我那覇美奈、今回は1年ぶりのニューシングル「月の雫」のプロモーション。この1年の間に故郷奄美大島に2−3ヶ月帰ってゆる〜い時間を過ごしたというだけあってほんとにやんわりと聴く者の耳をとらえる。

そんな話しや、あんな話や、いろんな話をしてたっぷりの登場であった。帰り際に記念撮影。朝ちょいと寝坊してノーメークってことで引き下がる我那覇をある意味守ってみた。別に隠れんくっても、守らんくっても、ガナミはノーメークでも勝負できんのんにねえ。

5月21日(金曜日)(Part 2)

昨日までの台風2号が消え、正に台風一過の金曜日。今年初の屋上BBQを敢行した。夕方にはセッティングも終わり早速ビールを軽〜くやっつけた。時間もゆる〜く6時ぐらいからスタートして深夜まで呑みたおして、喰いたおした。(参考資料:お肉合計10.5kgs)何時までやっていたかは覚えていない。おとといゲストに来てくれた風味堂もKNAVEのライブを終えて駆けつけてくれた。たっぷりお話しをして音楽までして夜は更けていった。かなり酔っぱらっていたので写真の時には気づかなかったが一番前にいる図体のでっかい人は一体だれなんだろう?んま、彼なりに楽しんでいるみたいなので「よし」としようか。


ボクが70年代に作ったギターを弾いてみたりもした。(撮影:風味堂のかっちゃん)

5月22日(土曜日)

夢のようなことは滅多に起こらない。でも一生に何回かはそんなこともあるらしい。去年からお願いしていた甲子園の阪神巨人戦のバックネット裏1列目の席が手に入った。台風2号もちょうど過ぎ去ってこのチケットが「紙切れ」に消えることなく開門と同時の練習風景から試合終了の9時半過ぎまで「甲子園」を途中の通り雨(それも大雨)と共に満喫してきた。

どう、この余裕の表情!
神様も試合ではいい仕事を。
アリアスは出番がなくてもしっかり練習。
だんじりファイターとあの人がこんなそばに。
星野前監督もボクの10列ぐらい後ろで解説。
去年秋インタビューした藤本っちゃん!

ジャイアンツ小久保に先制の3ランを放り込まれるスタートのゲームであったが、その後の桧山のソロホームラン、そしてもう1点、7回裏の4得点で試合をひっくり返して6−4のゲームはタイガースファンにはたまらん試合運びだったね、ホント。ネクストバッターズサークルでは巨人ローズ選手がめちゃくちゃ几帳面にいろんな小物をまっすぐに整える、多分ジンクス、なんかも見られておもしろかった。

もう2度とあんな席で阪神・巨人戦を見ることは叶わぬだろうけど、夢のような経験をしっかりと脳裏に焼き付けた。宮前さん、本当にありがとう!

5月23日(日曜日)

我が家のそばでは昨日今日と第18回帝塚山音楽祭が敢行されていた。チラッとタイムテーブルをチェックしてみると、なんとあのギターの押尾コータローさんが出演とあるではないか!歩いて10分なので缶ビール片手に出かけた。いつもは人影もまばらな万代池公園が押尾さんを目指して押すな押すなの状態であった。なんとか場所を確保して彼のステージを見ることが出来た。でもあまりにも遠すぎて彼はアリのような大きさでしか見えなかった。音は情緒溢れてたのしむことが出来た。演奏終了後、こっそり楽屋とおぼしきところに忍び込んでしまった。ステージを終えたばかりで汗まみれの押尾さんの汗をタオルで拭き取ってさしあげた。そして握手をしてもらって帰った。


(註)実は「こんなんさしてもええんやろか」と戸惑い気味の押尾っちであった。
5月24日(月曜日)

レミオロメン、藤巻亮太、去年11月に続いて2度目の登場。先週水曜日に出たばかりのシングル「アカシア」と7月のライブのプロモーションであったが、半年も経つとかなり弁の立つ男にもなってきていた。彼は他のメンバーのことを「ヤンヤヤンヤ」と評していたがボクは藤巻くんも立派に「ヤンヤヤンヤ」の資格を持つと今朝は判断した。おもしろかった。

802では初めてのスタジオライブをしてくれた。カップリングの「夏前コーヒー」という曲でなかなかのものだった。インタビューを終えてスタジオを出る前にボクだけの為にもっかいやってもらった。あまりにも熱唱しているのでボクも彼の大切なギターのチューニングをヤンヤヤンヤしてあげた。ハハハ。

5月25日(火曜日)
やっべぇよ、ボズ・スキャッグスさんだよ。来ちまったよ、やっべえよ、ホントに。今週いっぱいブルーノートでのライブで来ていて今回は特別に1回だけのインタビューをしてもよいとのことでボクに白羽の矢が立ったわけだ。うひゃひゃの気分でいろんな話をした。特に「あの頃音楽」と「今時音楽」の彼の考えとかを聞けたりもして大満足であった。予定時間(そんなのはもともとボクの頭にはいつもないのだが、それでもやっぱり番組は午前10時には終わらなければならない)を大幅にオーバーしてほぼ番組エンドまでおしゃべりをしたおした。ほんまに柔らかいおじさまであった。ちょっと感激の朝であった。
5月27日(木曜日)

高鈴、去年の12月以来2度目の登場。今回は12日にリリースされた彼らのファースト・アルバム「五月のせいにして」のプロモーションを兼ねてであった。なごやかにインタビューも進んだ。特にギターの山口アキヒサくんがじょじょに俺に慣れてきてくれて若干お話ししやすくなったのが印象的であった。スタジオライブもアルバムから「すれ違い」をしてもらった。高稲ちゃんのボーカルはほんとに伸びやかにいつもステキである。(メールがろくに出来ないところはステキではないが。)

ほんで記念写真は山口くんの低音のめちゃ鳴るK.Yairiギターを取り上げて高稲ちゃんと新ユニットのリハを始めたら、山口くんが「チョットチョット」と言った。(この写真で一番おいしいのは言うまでもなく彼である。)

5月28日(金曜日)

一昨日シングル「再会」でメジャー再デビューをしたThe LOVEの3人が来てくれた。これで番組にも99年から勘定して6回目の登場となる。でも俺にとっても、多分彼らにとってもあの頃よりもっと感慨深い朝であったように思う。このシングル、そして6月にリリースされるベストアルバムでThe LOVEはほんまにほんまに全国に向かって勝負するのである。スタジオではアコースティックバージョンで「再会」を歌い上げてくれた。この歌声が全国に響き渡ることを!記念撮影はそのシングルと共にいつになく真面目に笑顔で収まってみた。進め〜〜!平くん、ウッチー、かっちょん!

シングル「再会」の帯も書かせてもらった。写真では読みにくいのでここにアップしておく。

ふと耳に流れ込んでくる歌詞。
 それがあなたのあの時を鮮明に甦らせるとしたら。
 あの切なさとの再会を。

5月30日(日曜日)

大阪城ホールにて今年で3回目になる802開局記念ライブが行われた。日本の歌を探す3部作の最終章で今回のタイトルは「Song Letters -Dear J. Standard-」。例年と変わらず恐ろしい手練れのミュージシャン・ヴォーカリストが集うものすごいライブになった。そして例年通り、ボクはその司会進行を光栄にも努めさせてもらった。いわゆる大人のライブ。楽屋ではその一部のアーティストと記念撮影に成功した。ここにその模様をドキュメントで綴っておこう。

リハを終えた森山直太朗と「ハイ、ポーズ!」
「やっぱりええ音だすなあ」の押尾コータローと。
Cool Driveのネモは気持ち緊張気味?
シークレット登場の矢野真紀ちゃんとピース!
打ち上げ行こうとボクを恫喝する山弦おぐちゃん
とっても紳士な山弦、佐橋佳幸とピアノ斉藤有太。
スタレビ根本要さんとはほんまに談笑。
シークレットの石井竜也氏とは決めモードで。

そしてライブ終了後にやっと話をすることが出来た山崎まさよしと、ほんでもっかい押尾っち。まさやんにはまだ携帯を持っていないかを確認。「斉藤和義が持ってしまったけど、まだまさやんが持ってないと聞いてうれしいで、ブラザー」と言ったら「いや、僕も近い内にひょっとしたら持つかもしれん」とさびしいことを言いよった。そして遂にボクだけが残る日が近いのかもしれないなと一抹の不安を感じた。

いや、しかし、とにかくステキな一晩であった。ただ、山弦のおぐちゃんの誘いを断って打ち上げにも行かなかったが若干寝る時間が減ってしまった。明日に影響が出なければいいのだが・・・

5月31日(月曜日)

スタジオゲストとしては3度目の登場のflex lifeの大倉健と青木里枝である。この3回目で心理的な壁は遂に無くなってしまったね。いや、ほんとにたのしくインタビューの時間を過ごした。スタジオライブも最新アルバム「japonica」から「らいふらいさん」をやってくれてごきげんなグルーブを味わせてくれた。今日のライブではボクも久しぶりにパーカッション、カスカスで参加したりもした。気持ちよかった。明日は802のイベントにも登場とのこと。招待状が届いた人はたっぷり彼らの音で揺れてきてくだされ。

5月最後の1日も昨日の寝不足もなんのその。楽しく過ごせたことに感謝したいのであ〜る。

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