HIRO T'S DIARY
● 10月後半の日記 ●

10月22日(金曜日)

危惧していたとおり、今日のボクの仕事は午後9時半まで終わらなかった。故にミナミホイール2004初日のいわゆる本編には全く間に合わなかった。トホホ。しかしそれでめげてはいけない。なんばHatchではオールナイト・ライブが組まれているではないか!午前0時を回ってからハッチに到着。Hip Hop系のアーティストのラインアップの中でも、HOME MADE 家族をぜひ見たかったのである。味のあるMC、そして本気で平和を願っていてそれを明るい曲にぶちこんでいる構成、全てにおいて○であった。そして深々と夜は更けていったのである。嗚呼、寝不足!

10月23日(土曜日)

今日は万全の態勢である。そして本編のみで12アーティストを見ることが出来た。本当は14アーティストの予定だったのだが「つばき」と「Caravan」は入場規制がかかっていて涙を呑んだのである。ボクの見方はあくまでも「テイスティング」。限られた時間ではあるがそこで彼らのライブを真剣に評価するのである。午後5時からの初回にも鳳山雅姫、大森洋平、そしてZoeyを見たのであるが、初回は少し照れて写真を押さえることが出来なかった。ここにその後見て回ったアーティストの表情の一部を掲載しておこう。(但し、場内の最後方からズームで撮ったので手ぶれがあるが、勘弁してください。)

午後6時からの部に少し早く到着したのでMUSEで軽く1杯やって勢いづけた!(別に勢いづけなくてもとゆう声もあるが。)

二村敦志くんの正にAORなステージ
COUCHの軽いグルーブ感漂う音
BIG CAT満杯の客は誰を待つ?
そして nobodyknows の登場!揺れた!
竹仲絵里ちゃんのアコースティックなステージ
井手麻理子のダイナミックなステージ

会場移動中にはさまざまな人にも出会う。上左の右は802事業部の豊福さん、そして中央は某レコード会社のI君。いつも公私ともにお世話になっているので一発かましておいた。満足だ。そして入れなかったKnave前では802の新人DJの2人に出会う。右は早川和余さん、そして左は尾上智子さん。笑顔がやっぱり初々しいね。

Caravanが見られなかったおかげで午後9時の回まで30分ぐらい空いた。そして腹が激減りであることに気づいた。そして昔から大好きなアメ村のニューライトに行って、セイロンカレー・カツ乗せ大盛りを喰った。久しぶりだったがほんまにめちゃめちゃ旨かった。みなさんも行きなさい!絶対行きなさい!ほんまにほんまに旨いねんから。このカレー以外でも何を喰っても外れはないよ。因みに場所はアメ村の三角公園の道を南にまっすぐ下って行くと右手にあります。めっちゃ古〜い感じの食堂って感じの店です。この感じがまた最高やねんな。電話番号も書こうかと思ったけどお店に迷惑がかかるといけないのでこの情報から探しだして行ってください。ちなみに不定期だけどたまに日曜日にお休みがあるくらいで今はあんまりお休みはないとのこと。うまいで〜ほんまに!

そして満腹で笑顔になったボクは午後9時からの回へ向かってニコニコと走っていったのだ。

ゆらゆらと荘野ジュリ
力いっぱいのオーノキヨフミ

最後の2組、左はSOY SOUL、そして右は元気いっぱいのJackson Vibe。駆け足で全14アーティストをティスティングのように見て回った土曜日はこれで終わった。ミナミホイールは各アーティストに与えられた時間は30分強ぐらい。まだ自分のからだ、調子が温まる前にライブの予定時間が過ぎてしまうことも多々あるであろう。でもだからこそ、そんな悪条件の中でもどれだけ「決められる」かが問われ、そのアーティストの実力が非常に判りやすく見えてくるのだ。

今夜もいくつもの「いい音」「パフォーマンス」に出会った。でもその中でもボクにとって抜きんでていたのは「荘野ジュリ」と「SOY SOUL」のふた組であった。やっている音楽の種類は違うがこの2アーティストにはこころの中で「ニターリ」となってしまったのである。さて、明日はどんな音に出会えるのだろう。

今日の夕方起こった「新潟地震」のことをニューライトのテレビから知った。また大変な天災が突然やってきた。新潟の方々は本当に不安な時間を過ごされていると思う。心からお見舞いを申し上げ、そして一日も早い復旧を願うばかりである。

10月24日(日曜日)

ミナミホイール最終日。今日は午後4時かたのスタート。余裕しゃくしゃくでミナミに到着。最終日も9時スタートまであるが、ボクは明日の番組があるので途中での退散となる。これは根性を入れて回らねば・・・

ところがいきなり加藤ミリアのライブに入場規制がかかっていて前途多難な日曜日になりそうな気配であった。でもひるまない。早速4時の回からスタートすることにする。

Phonesのグルービーなライブ
スクイズメンの独特な世界

と、まだ2組しか見ていないのにちょっと疲れたので三角公園でお茶をした。ひとりっきりでヤンキーすわりをしてお茶をした。こんだけの人がいるのに気づかれないでいるのは嬉しかった。お茶がうまかった。

と、見回してみるとTriangle前にMark'Eがいた。一緒に軽く記念のスナップと洒落こんだ。と、その横に西田新もいた。これも軽くしめあげておいた。(「おいしいやろ?」って聞いたら西田は「はい、おいしいです。」と喜んでくれた。俺はほんとにいい先輩なのである。)

明星/Akeboshiのステキなライブ
斎藤有太、しっとりの弾き語り
加藤美樹とムーディに。
小嶋晶子と「ノージー」に。

その後もバンブー茂のライブを見て、ミューズホールに移動してSHUUBIのライブもしばらく見せてもらった。ステージの上のSHUUBIは気持ちよさそうに輝いていた。これもヴァイオリンなどを含めた編成でステキにいいライブにしあがっていた。

明日があるので6時の回で終了して、その帰り道、なんと今日の夜8時からライブをする風味堂のワタリとカッチャンに道でバッタリ遭遇した。ライブが見られないので道ばたでAir PianoとAir Drumsを演奏してもらった。ボクが風味堂を独り占めして贅沢な一瞬だった。きっとライブもすごいものになるはずである。

でも腹が減ったので昨日に続いてニューライトに立ち寄った。次回は多分1年後のミナミホイールになりそうなので今夜は大胆に、上焼きめしとラーメンで攻めてみた。やっぱめちゃめちゃ旨かった。これは右左において同時に食べるのが本格的なのである。(とゆうのはウソである。)みなさんもミナミに行かれたらぜひやっつけてみてください。うまいぜ。

と、こんな感じにボクの今年のミナミホイールは幕を閉じた。みなさんもええ音に出会いましたか?

10月24日(日曜日)Part2

MBS毎日放送の秋のスポーツ番組「Sports Dream」の2回目のオンエアが午前零時半からあった。今回のゲストは見てもらってお分かりのようにガンバ大阪、そして日本サッカー代表の宮本恒靖選手であった。なんせめちゃめちゃ男前なので「負けたらあかん!」と変な気合いで出会ったのだが、これがまためちゃめちゃ気さくなええ男で一気に友達気分になったのだ。

そして前回はVTR出演のみであったあのなかやまきんに君もスタジオにやってきてくれて初対面。彼もおとなしい好青年であった。

収録スタート前もなぜか和気あいあいとしたムードが漂っている。やっぱ、宮本くんの爽やか笑顔が大きな要因やろねえ。

収録途中も談笑は止まらない。特にしばらくのオフの時に宮本選手とカメラに背を向けてこっそり話をした。ボクが一番知りたかったのは国際試合とかで審判が取って付けたような笑顔でイエローカードとかを出すときってどんな風に話しかけているのかということとそんときどう思うかということだった。やっぱりそんな時はこんなに柔和な宮本選手でもめっちゃむかつくんやって。そらそうやろなあ。

突然きんに君の筋肉自慢が。むかついたのでちょっとひねりあげてみた。そうすっとどうやらわかったようだ。(何が?)

番組終了間際まで登場場面のなかった現アサヒ飲料の河口正史さんも加わってエンディングの収録直前の模様である。これだけの「筋肉」に囲まれてもなんとかかんとかやり通すことが出来た。きんに君は人の筋肉を触るとその状態が判るというので、ボクの上腕二頭筋のチェックをしてもらっているところだ。きんに君の微妙な表情が気になるところだが、彼は何となくうまいこと言うてくれた。だから俺も笑顔で接することが出来た。

今日も最後の最後までほんとに和気あいあいとした収録であった。次回は31日の関学ー立命館戦の試合が同日夜いつもより長尺でオンエアされる。ボクはそのところどころに登場する予定なのでこちらもぜひ見てくださいね。

10月25日(月曜日)

K-1 Maxの魔裟斗選手である。彼は大晦日のDynamiteで大阪ドームにやって来て、あの山本KIDと対戦することが決まったばかりだ。そしてその彼にインタビューをしたのである。と言うのも、ファイターは試合が近づくと練習に明け暮れてインタビューどころではなくなるので急遽実現した企画だったのである。ボクも空手、K-1系の格闘技は本当に好きなのでかなり熱心なインタビューになった。いやまあ、根ほり葉ほり色んなことを聞いたのである。そしてそれはなんと大分先、12月12日日曜日深夜零時半からのMBS Sports Dreamの中でオンエアされる。さて何を聞いたかはそんときのお楽しみということで。ひとつだけヒントを明かしておくと、実はボクはこのインタビュー終わりで魔裟斗と乱闘にまでなってしまったのである。さて、その勝者は?別れ際に記念撮影をしてもらったが、カメラマンがどうも緊張気味で手ぶれを起こしているのも新鮮なものだ。わはは。

10月29日(金曜日)

2日前に最新アルバム「THE HITS Cornerstones 3」をリリースしたばかりの佐藤竹善がゲストで登場してくれた。今回のカバーアルバムも「おっとこ前」に仕上がっている。そんな話を基調にしつつ、しかしながらいつも通りのあっちゃこっちゃトークに花が咲いた。トークの部分だけで約20分というFMラジオでは異例の長さ(と言ってもボクは大体それくらいやっちゃうんだけどね)にもかかわらず時間はアッと言う間に過ぎ去った。前から怪しいとは思っていたのだが、たのしい時間は時計が早く進むことを今朝は確信した。

インタビュー終わりで「うさぎブラザーズのおしゃれ関係」をテーマに決め込んでみた。怪しげな気配に関しては我々2人を凌駕するものはいないのであ〜る。

10月31日(日曜日)

今年の関西学生アメリカンフットボールのゆくえを占う大一番、立命館大学パンサーズ vs. 関西学院大学ファイターズの全勝対決が神戸ユニバー記念陸上競技場であった。深夜に毎日放送で試合の録画中継が予定されていて、そのオープニングなども収録した。しかし、とにもかくにも壮絶な試合であった。関学は30-28で勝ったとはいうものの、立命館もすごいファイトでほんとに最後の最後まで勝負の行方は判らなかった。10年以上もアメフトにかかわる仕事もしてきているが、これぐらい手に汗を握る試合はほんとに無かったぐらいすごかった。これで関学は甲子園へ一歩近づいたとは言えるが次には京大との1戦が控えている。今年は芳しくないとはいうものの京大も死にものぐるいで挑んでくるであろうからまだ後2戦予断は許さない。とにもかくにも今年の学生アメフトはほんとにおもしろい。ぜひ皆さんもスタジアムに観戦に出かけてください。きっとおもしろさが判ってもらえると思います。「スタジアムまではちょっと?」とおっしゃる方はボクがやっているMBSスポーツドリームでぜひ見てくださいね。次回は11月28日日曜日深夜午前0時半から予定されています。

<< 今月の日記に戻る