HIRO T'S DIARY
● 11月前半の日記 ●
11月1日(月曜日)

最近歯がめちゃめちゃじょうぶになってきていると噂のトータス松本がゲストに来てくれた。基本的には明後日リリースの「バカサバイバー」のプロモーションではあるが、大仏から携帯、うどん、そして骨折へと話はハチャハチャに盛り上がった。ま、しかし、1年に1回ぐらいしか会えないから溜まってるもんを一挙に大放出って感じだ。聞いてはった人は多分お腹かかえて笑うてはったんではと思う。俺も話しながら汗かいたもん。いやあ、しかし、ほんまに笑顔が炸裂したええ時間やったわ。

彼が帰る前に当然のお約束で「歯が丈夫対決」をしてみた。お互いに噛み合いっこが出来ないのでこの勝負はひとまずドローということにした。

11月2日(火曜日)

先月12枚目のニューアルバム「街男 街女」をリリースしたオリジナル・ラブ、田島貴男がやって来てくれた。まだ3度目の登場なのであるが、彼の場合は旧知の仲のような感覚に陥ってしまうのが不思議である。アルバムの音談義、ライブ話などを織り込みながら、またまた体温が上昇していくのを感じるひとときであった。いや、マジたのしいのである。

田島っちは身長184cmもあるのだが、帰り際の写真撮影ではボクが彼を身長において凌駕してしまっていた。「わっ、この年で身長がまだ伸びるのか?さすが、毎朝の牛乳の効き目はすごいわ!」って感激しながらふと足元に目をやるとなぜか爪先立っていたのである。ホント小市民だね、俺は。がはは。

11月3日(水曜日)文化の日
オリジナルアルバムとしては2年ぶりの「VIVA!6x7」をリリースする松任谷由実さんを大阪市内某所にお迎えして番組発のスペシャル・リスニング・パーティをした。今回の応募はネットだけであったが、なんと2500を越える申し込みがあって約50倍の競争を勝ち残った果報者リスナーさんが50組100人、その某所に集ってくれた。みんなニコニコといい感じであったが、かなりおとなしい印象が。そしてアルバムを丸ごといち早く聞いてもらっていよいよユーミンの登場!そうすっと、メチャメチャおとなしかったはずのみんなは軽く躁状態になって熱くユーミンを出迎えた。みんなの質問を柱に1時間強楽しいトークも繰り広げられた。(当たらなかったみなさんもこの模様は11月15日から18日のボクの番組で聞いてもらえます。おたのしみに!)

大阪市内某所の控え室である。ちょっとおさまって写真をしていたらいきなり「かゆいとこないですか?」ってロン毛のお兄ちゃんにシャンプーをされてしまった。これが某所のヒントなのである。イベントが終わって控え室に戻ったらユーミン用にスタッフが買ってきていた由緒正しそうな「カツサンド」が手もつけられず放置されていた。「由緒正しいカツサンドは残すな」と昔の人は言っていた。(ような気がする。)だからムシャムシャとやっつけた。なんとビフカツサンドであった。しかもお肉は溶けるように柔らかく噛み切るのに力は一切いらなかった。そして1時間しゃべりっぱなしてグーグーゆってたボクのお腹にすんなり収まったのであった。

11月4日(木曜日)

1年半ぶりに矢野真紀ちゃん4度目の登場。昨日は802のホリデースペシャルでライブ演奏を披露し、今日はボクの番組に明後日リリースのニューシングル「キラキラ映して」のプロモーションも兼ねてやって来てくれたのだ。今回の作品は広沢タダシくんとの共作でほんとにポップにキラキラといい仕上がりである。楽しく時間を過ごしたのであるが、帰り際に以前彼女がライブで使っていたレインスティックがステキにいい音がしたので感化されて買ってしまったことを思い出した。そしてそれは今ボクのスタジオの片隅でホコリをかぶって静かに眠っているのである。影響を受けて勢いで買ってしまったのは本当は当人が悪いのであるが、ボクは理不尽にも最初にボクにそれを見せた本人に大声で「どないしてくれるねん!」ってクレームをした。まきめちゃんは涼しい顔で「じゃあ、物干し竿にでもしてお使いになれば?オホホホ。」と答えてくれた。早速事務所に帰って物干し竿として使ってみた。なるほど結構使い心地が良さそうだ。まきめちゃん、リサイクルの方法を教えてくれてありがとう!

11月5日(金曜日)

予定にはなかったんだけど、今日の晩バナナホールでライブを行う馬場俊英くんがひょっこりと尋ねてくれた。彼の夢はいつか野音でソロライブをすること。そしてその為に「野音でピース!実行委員会」ってのが出来てその発足記念ライブが今夜なのである。自分から志願して「顧問」とゆう肩書きを頂いたのにボクは今夜は東京に行くのでライブには行けない。それでも馬場くんは来てくれた。だから予定外だったけど、ほんのちょっぴりだったけど番組に登場もしてもらった。それを聞いて「やっぱ行こう!」って決心してくれた人がいたなら俺は嬉しい。

別れ際に2人で「ピース!」の記念撮影をした。馬場くんの方がボクより若干背が高いはずなのに写真ではボクの方が高かった。ふと足もとに目をやるとオリジナルラブの田島っちの時と同じくまたボクはつま先立っていた。今日も小市民であった。

11月8日(月曜日)

またあたらしい友人が出来た!HOME MADE 家族の3人だ。今月のヘビーローテーションになる前にミナミホイールで彼らを見て「あ、もう、絶対来る!」って確信のようなヴァイブを感じて先月ヘビロが決定する前にゲストブッキングしていたのだ。ボクの目の前に現れた3人は想像通り、いや、以上にいいヤツらだった。「自然体」でいることは難しい。ボクは近頃自然体でいられるようになった。そして彼らも若いのに気負わずに自然体なのだ。自然体同志、見事にうち解けた朝であった。これから会う機会もちょこちょこ出てくる予感がした。

左から153cmのMICRO, はんぱに178cmのKURO, そして190cmのDJ U-ICHIなのだ。いつもの大・中・小の中に混ぜてもらってHOME MADE 家族 w/Uncle Tと洒落てみた。俺は間違いなく応援し続けるのだ。うん。

11月10日(水曜日)

我が友、風味堂のメジャーデビューの日が遂にやって来た!そしてその日彼らはボクの番組でメジャーの産声を上げてくれた。とっても大切な日なのできっちりとしたスタジオライブをしてもらうことにした。でも先ずはスタジオにやって来た彼らと一緒にメジャーデビューシングル「眠れぬ夜のひとりごと」を手にして「しゃ〜わせ!」のショットは押さえた。そしてスタジオライブは始まった!ボクはDJブースを使わないのでカッチャンのドラムブースも完璧だ。だからこんな状態でライブは進行したのだ。

↓気持ちよさそうに、でも心なしか緊張気味に3曲のライブをやってくれている3人。↓

とまあ、無事にライブは終了したのであるが機材はボクのスタジオから運び込んだもの。用意が大変だったので、撤収くらいは如何にメジャーアーティストとは言えちゃんとさせるべきである。だからボクの指示のもと、搬出作業が始まった。渡くんはやっぱしエレピが重そうだし、カッチャンは慣れているドラムとは言えすぐそばでボクに急かされて萎縮してしまっているし、どうやらトリクンはケーブルさばきで大変なことになってしまったようだ。3人ともこの世界の厳しさを改めて痛感した朝であったに違いない。

がんばれよ、風味堂!俺はこれからもずっと応援するぜ!

11月11日(木曜日)

来週17日になんばHATCHでホール・ライブを行うFried Prideの2人、SHIHOとヨコタアキオがゲストに来てくれた。今回はやはりより多くの人に彼らのライブを見てもらおうというのがコンセプトの登場。だからスタジオライブも2曲たっぷりとやってもらった。やっぱりこの2人はすごい。ってか、すごすぎる!何回も見た俺でも毎回ぶっ飛んでしまって天井に頭をぶつけて痛くてしょうがない。まだフライド・プライドのライブ未体験のみなさん、ぜひ来週水曜日はなんばHATCHへ彼らのライブを見に行ってください。絶対に満足します!

14回目の登場となると記念撮影の「お約束のボケ」もなかなか出てこない。もう殆どやりつくしたもんね。だから3人で「どんな構図にしよう」とボケを考えあぐねていたら、写真がボケてくれた。ん?

11月18日(木曜日)Part 1.

武道館の弾き語りライブまで後8日しかないのに斉藤和義がやって来てくれた。急遽決まってバタバタしてたけどうれしかった。抱負なども聞いた。ええ感じのライブになるのは間違いないやろうね。ほんで大晦日の京都駅ビルでの802のカウントダウン・ライブをすることも決定した。室町小路広場の大階段のとこでのフリーライブだ。パンチラをすごい楽しみにしてるようなので、「冬はみんなパンツルックだ!」と言ったら、「じゃ、みんな着物で来て下さい。想像して楽しみます。」と健康的な意見を返された。

リスナーさんの差し入れの「浮世絵おかき」を手になぜか薄ら笑いの大人2人というのも、怪しさ満開でげすなあ。

11月18日(木曜日)Part 2.

11月3日にニューアルバム「All about the Funk」をリリースしたThe Brand New HeaviesからJanとヴォーカルのNicoleが802を表敬訪問するためにやってきた。昔から彼らのグルーブは超お気に入りだし、最新アルバムもなかなかの出来なので "Very Hot!" "Great!" と短い言葉であるが絶賛してしばらく歓談した。

写真を撮ることになったのでいつもいろいろ構成するボクがJanに「ボクがかわいいニコールと仲良く写るから、横でちょっとふくれてボクを引っ張りなさい!」と見事な指示を出した。確かにヤンはちゃんとボクの袖を引っ張ってはいるのだが、ニコニコと男前に引っ張ってて全然ふくれていないので写真を見たボクは思わず「ィヤン!」と言ってしまった。

11月19日(金曜日)

80215Special Hiro T's Morning Jam Presents "Home Coming Live"を明日に控えて市内某所で入念なリハーサルが行われた。こんなリハーサルまでに顔を出したのは初めてだったけど、とにかくサンケイホールのステージのサイズがぴったりとはいってしまうくらいの大きなまるで体育館のようなリハーサルスタジオで出演アーティスト全員の通しリハーサルが行われたのだ。このリハーサルでもなごやかに時間は過ぎ去っていった。

広沢タダシを締めると・・落ちた!
馬場俊英を締めると・・嬉しそうだった。
伸びをしたらその下に我那覇美奈ちゃんがいた。
東京60WATTSと愉快なワンショット。

最後にリクオとピアノを連弾してみた。腕がちょっとこんがらがったけど、我々は確実にRay CharlesとBily Joelだった。(ということにしておいてください。)

 

いよいよ明日はサンケイホールで本番。リハーサルに立ち会っていて、きっと明日来てくれた人みんなが満足するようなステキなライブになると確信した。うん、間違いない!

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