HIRO T'S DIARY
● 3月の日記 ●
3月1日(火曜日)

3月、弥生に入りました。とは言うもののまだやっぱさぶいよねえ。でもホントに春は目の前だぜ。日記の更新がまたしばらく出来そうにないので弥生の初日はボクのすっかり春めいた笑顔でもアップしておくことにした。

ま、ボクの場合、冬でも「春」やんけって言われてしまうかもしれないがご容赦を。今月はSwingy Stringsのライブ、そして来月はNew Breezeとたっぷり暴れるつもりなんでよろしくね。

3月4日(金曜日)

今日の番組の終了間際にも言ったんだけど、ボクは来週1週間番組をお休みします。ピンチヒッターは月・火が山添まりさま、水・木が加藤美樹さま、そして金曜日が岡本ゆうかさまにお願いしました。きっとフェミニン・タッチの番組になると思います。オールリクエストウイークの来週は彼女たちと朝の時間をたのしんでくださいね。

ボクにとってはこれが3年ぶりのお休みです。1週間、ほんとにボ〜っとさせてもらいます。でもちょっと唐突にお休みを発表してしまったので今日はそのお詫びと言ってはなんですが、皆さんを「ヒロT秘宝館」にお連れすることに致しましょう!

第77回アカデミー賞の発表があり、今回はクリント・イーストウッドさんの映画が主要部門を含め4つの賞の栄冠に輝いた。と、まあ、そんなトピックを紹介しつつ、「俺は実はクリント・イーストウッドさんと会ったことがあるんだじょ!」ってオンエアで自慢をしてしまった。だからここにそんないきさつを述べる次第なり。

上の左はボクが小学生時代に一世を風靡したTV番組「ローハイド」の出演者のサイン付き写真である。一番左がそのクリント・イーストウッドさんなのだ。(サインも当然本物なり。)そしてこの番組が実に彼のデビュー作であったらしい。番組提供は「洋酒の寿屋」(現・サントリー)でなんとボクは子供用濃縮還元ジュース「トリス・コンクジュース」のCMキャラを確か小学校3年・4年の2年間させてもらったのだ。わはは。

上右は、だからボクである。小さい頃はカウボーイだった。はずなくて、宣伝用ポスター用の写真なのだ。洋酒の寿屋さんがローハイドを提供していたのでそのCMもカウボーイの恰好っちゅう、判りやすい図式なのである。わはは。

大ヒットしたこの番組の主演の3人が一度だけ日本に来て記者会見があった。そんときにボクはほんまにクリント・イーストウッドさんにあっているのだ。その証拠写真が下の白黒の2枚でボクは画面の右にいる。ニコニコとうれしそうでほんとにいい少年だったんだなあ。

上のカウボーイの写真もそうであるが、2年間には相当のCMをやらせてもらった。ここにアップしたのはその一部でたくさん写真を撮るのでCMに使わないポジをもらえたのだ。上左のCMコピーは「勉強しながらトリス・コンクジュース」上右は「スパゲティと共にトリス・コンクジュース」(だったような?)そして左は「学校から帰ったらすぐトリス・コンクジュース」という設定。下左は全国紙の新聞に本当に載った切り抜きで、下右は「お風呂上がりにトリス・コンクジュース」ってバージョンの電車車内吊りポスターなのだ。

お姉さん役の彼女は当時確か中学3年生ぐらい。どうされてるんだろうね?

そして最後はおまけである。小学校6年の運動会の時のスナップ。かけっこの遅かったボクは当日グルグル巻きに置いてあった綱引きの綱をわざと踏んづけて「足を捻挫しました。」って自己申告して50m走に出場しなかったのである。ずるっこしたのであるが、少年時代6人で走ってぶっちぎられてドンジリを走るのが本当に恥ずかしくなってきたんだなあ。ま、少年から青年の過渡期にさしかかっていたんでしょう。蒼い想い出なんです。

今回はいつも世話になってる平良さんに写真、切り抜き、ポスター、ポジなどをデータ化してもらえたのでこの秘宝館をお見せすることができたのです。平良ちゃん、ほんまありがと!

3月14日(月曜日)

昨日802のイベントでライブをやったHOME MADE家族のKUROとMICROが番組に来てくれた。DJ U-ICHIは曲づくりがあるので今朝一番で名古屋に帰ったとのこと。(でも今日午後U-ICHIからも行けなくてごめんなさいメールまでもらった。)先週リリースした彼らの1st.アルバム"Rock the World"の話を聞いたりしつつ仲良しブラザートークで朝を2人と楽しんだ。そのついでにちょいと強引に4月16日のNew Breezeにも出演してもらうことを決めた。これはますますたのしくなりそうだ。

帰る前にU-ICHIの代わりにボクがターンテーブルをこすって3人でコラボッてみた。ラップトップから弾き出される妙なる調べにKUROもMICROも「ヒロさん、ヤバクールですよ!」ってちょっと尊敬してくれた。(ことにしておこう。)

3月15日(火曜日)

今日までブルーノートでライブをしている The Crusaders がやって来た。左からウイルトン・フェルダー、俺、ジョー・サンプル、そしてレイ・パーカーJr.である。俺とジョーとはもう20年以上の友人で本当に久々の再会を楽しく過ごした。ウイルトンは番組ゲストとしては2回目。寡黙で誠実なおじちゃまである。んが、レイはやんちゃである。底抜けにおもろいヤツでジョーまで巻き込まれてニヤニヤとしていた。知りあった頃のジョーのステージはソロでも何でも必ず出かけていたボクだけど、今夜のショーは残念ながら明日の番組を考えると行けそうにもない。きっとステキなテキサス・ファンク・ナイトになってるんだろうなって想像しつつ今日は眠ることにする。グヤジ〜〜!

3月21日(月曜日)(祝日)
今日は我が友、BEGINの記念すべきデビュー15周年の日。もともとは大阪城ホールで予定されていたライブが会場ブッキングの不備で延期に。でも今日は大切な日なので急遽会場を万博東の広場に設営して「ビギン15周年記念公園」が午後2時から行われた。公園で行う公演だから文字もこれでいいのだ。時間的にも無理がないのでボクも出かけた。でも万博に入った途端、小腹が空いたので久しぶりにカレー・カップヌードルってやつで景気をつけた。うまかったが、ちょっとさびしかった。

好天に恵まれてのライブは本当に気持ちよかった。ボクは後ろの方でひっそりと彼らの15周年を祝っていた。そうすっと、関係者がやって来て「ビギンには内緒にしてるんですが、アンコールの時に有山淳二さんと木村充揮さんと一緒に花束を渡してくれませんか?」とのこと。身に余る光栄だったので嬉しく引き受けて関西の重鎮2人と一緒にステージに登って花束贈呈をした。メンバー3人とも腰が砕けるほどびっくりしていた。いやあ、しかし、昔からの仲間っていいもんだね。

ちょろっと仕切らせてもらって飛び入りの2人を交えてのセッションが始まった。和気あいあいと最高だった。



ライブを終えた3人、等、栄昇、そして優と一緒に15年目の記念撮影をパチリ。ほら、3人ともほんとにステキな笑顔でしょ。ボクも記念すべき時間を一緒に過ごせたことをありがたく思った。ビギンさん、これからもよろしくね。

3月23日(水曜日)

ノンアポでボクの番組中にボクを訪ねてこられるヤツはそうそういない。だがこの男は例外である。今朝6時に番組が始まってすぐにA-Showがやって来た。「うわっ、ひっさしぶり〜」って一瞬で空白の時間が埋まった感じだった。

で、A-Showがやって来た理由なんだけど彼の次のアルバムが完成したばかりでいち早くボクに届けたかったそうなんです。でも嬉しいよね。こうやってわざわざ持ってきてくれるんだもん。これからじっくりと聴かせてもらうことにするのです。あ、ちなみにリリースは5月18日ってこと。ぜひみなさんも買ってあげてね。前と違って今回は普通にCD屋さんにも並ぶので購入も簡単だよ。よろしくなり。

そしてこちらはちゃんとアポがあったアーティスト、Kaki Kingちゃんです。昨日は802とブルーノートのコラボ・ライブをして今夜はソロ・ライブ。彼女はギタリストなのです。そう、歌なしでひたすらギターを奏でるのです。スタジオでも生で1曲披露してくれました。演奏スタイルがとってもユニークなのできっと今夜ブルーノートに行かれる方はビックリしてしまうでしょうね。

ただ、ボクも相当のギタリストであると自負しているので彼女が帰る前に1曲演奏してあげた。いろんな意味でぶっ飛んでくれたようだ。日米親善に一役買えて肩の荷が降りた朝であった。

3月24日(木曜日)

先週ニューシングル「思い過ごしの効能」をリリースして昨晩802のイベント・ライブに出演したサンタラの田村キョウコと通称スーチャン、砂田和俊がやって来てくれた。これで番組にも4回目の登場になる。以前も書いたかもしれないが、彼らはスマートなヤツらである。インタビューも淡々となんだけど小気味よく進んでしまう。レコーディング三昧でこれからもライブを含めてサンタラペースで活動を続けるとのこと。ええ味をこれからも期待してよさそうだぜ。

帰る前に立場を交替してみた。スーチャンのDJもなかなかのものだったが、ボクのギターで歌うキョウコもかなりやりやすそうだった。そこで俺とキョウコのニューグループ名として「サンタン」(惨たん)を提案してみたが、即時却下されてしまった。人生、道は遠いもんだなあ。

3月25日(金曜日)

ボクの大っ好きなギタリストが一同に集うコンサート、Swingy Strings がIMPホールで午後6時半からスタートした。こんなコンサートを一度やってみたかったのだ。そしてそれが遂に実現してボクもかなり興奮気味のワンナイトであった。

応募総数12,000通以上の中から抽選に当たった400組800人の番組リスナーの方がボクと一緒にスイングするギターの音色に酔いしれた。

オープニングアクトをしてくれた Naomi&Goro
悠々の演奏そしてMCで魅了してくれた GONTITI
Jazzyに、Mellowに、そして激しく、Fried Pride
押尾コータローも負けじと弦をかき鳴らした。
超絶のテク、そしてグルーブ!山弦にノックアウト!
最後はステージに全員集合!和気あいあいと。

今回のライブは「日本臓器移植ネットワーク」のサポートがあって実現したもの。ボクもMCで臓器移植の再認識を深めていくところからスタートしていこうとお客さんみんなにまた呼びかけた。

予定より45分もオーバーして午後10時過ぎにこの弦ばかりの饗宴はエンディングを迎えた。そして出演者全員お客さんの帰ったロビーに集合して軽く乾杯となりました。

Thumbs up with Naomi & Goro
株 talk with GONTITI
Smile with Fried Pride
Fighting with Kotaro Oshio

ロビーでみんなと記念撮影。そして最後は山弦、小倉博和、佐橋佳幸、それにパーカッションでサポートした三沢またろうさんと決めてみた。

この後本格的な打ち上げにミナミの夜に繰り出した。みんなで先ずサッカーのイラン戦を応援したのだが、惜敗。だからますますアルコールの量が増えてしまった。帰って来たのが午前4時半。なんと今日は25時間以上も起きていた計算だ。しかし本当に愉快なワンナイトだった。(特におぐちゃん!)

あ、ちなみに抽選にもれてしまった11,600人のみなさん、それと何百万人のリスナーのみなさんには4月に入ったらこのライブの模様をボクの番組でオンエアしますのでお楽しみに!

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