HIRO T'S DIARY
● 11月後半の日記 ●
少路和伸
オーストラリア・シドニーの北約200kmにあるアンナ・ビーチの
風の強い海岸に立ち愛車と共に昇る朝日を見つめているヒロTの絵
(by 少路和伸)
11月16日(水曜日)「言葉遣い」

ボクの生業は言葉を操ること。
だからいっぱしのプロである。

黒田慶樹さんと清子さんの結婚記者会見を見た。
そして「降参した」。

やんごとなき世界の言葉、テンポ、息遣い、その全てに対し典型的一般人のボクは白旗だった。
ただニュースの続きで9月に行われたという学習院の同窓会の中でスピーチされている紀宮さまの 言葉を聞いてそれがごく普通のものであるのに気づいて安堵した。これからは一般社会の中に きっとスムーズに溶け込まれていくことであろう。

お二人の幸せを願いながら、「言葉」の深さ、面白さを再確認したご成婚の日であった。
11月16日(水曜日)

本日ニューアルバム「Japanese Spoon」をリリースしたベベチオの早瀬くんと平良くんが来てくれた。2年半ぶり2度目の登場だ。今までは打ち込みのリズムの上だけで舞っていた2人がバンド仕立ての曲も入れ込み新境地を魅せてくれるアルバムに仕上がっている。アルバムに入っている「異信電信」って曲もスタジオライブで聴かせてくれた。2006年に向かってもがんばってもらおうとこれからしばらく毎月登場してもらうことにした。次回は12月22日木曜日の予定だ。ぜひ聞いてくだされ。

彼らのソロライブも12月3日にバナナホールで予定されている。ボクも行くつもりです。みなさんもベベチオ・ワールドに一度触れてみませんか?

11月17日(木曜日)「印象」

ブッシュ大統領が離日。滞在約24時間。神がかりとも思える早業。
正にTouch & Go、又はミクシー用語でいう「足あと」つけまくり状態が具現化された。

ブッシュさんも小泉さんも死ぬほど忙しいくせに金閣寺で「くつろいでいるふり」を 見せたり演出過剰とも
思える蜜月のアピールぶり。

しかしながら、そこはそれ、実力派政治家さん。
江戸時代の将軍さまのように年貢の回収は「お肉」を始めしっかりとなされたようだ。

日本も物納を始めたりしてそろそろマジで「年貢の納め時」?

11月18日(金曜日)

立命館大学に講演に行った。学生諸君を前にしゃべるって、もっそい久しぶりだったので行く前からとても楽しみにしていた。会場のホールには100人くらいの学生くんがやって来てくれた。午後5時から午後7時まで2時間目一杯しゃべりたおした。

「人生」意外におもろいもんだぜってのがテーマだったような気がする。みんなの目がキラキラしていたのが印象的だった。とても楽しい一期一会の時間を過ごした。

思えばビックリマンシールから相当の歴史が積み重ねられたんだよなあ。なんか感慨深かった。

11月18日(金曜日)「私的NOUVEAU考」

ワインは好きになったが、「通」ではない。
しかし、2003年のヌーボーに衝撃を受けてから11月解禁を楽しみにするようになった。

だから昨日は帰宅途中に「うひゃひゃ」と言いながら7種類7本も買い占めた。 一番安いのが1290円、一番高くて1990円と、NOUVEAUちゃんたちはお値段でも ボクを「うひゃひゃ」状態にしてくれるのでモアベターよ。

夕食はほどよく冷やしたNOUVEAUちゃんとバゲットとサンタンドレ(おいしいチーズ)と 半熟玉子を乗っけたサラダできめた。

さて通ではなく単にワインが好きだというレベルの寺平さんの感想は????

「まずくはない」であった。
決してまずくはなく、確かにNOUVEAU独特のフルーティさもあるのであるが、 ノド越しスルリ感が2003年より劣るんだなあ。まあ、逆に2003年より「芳醇」な 味わいとも言えるかもしれないが。

2003年のNOVEAUが「伝説」と言われる所以を再確認した夜であった。

11月21日(月曜日)「あらら」

今朝気づいた。早朝気づいた、冬がどっかと舗道に腰をすえていることに。
冬本番が今朝始まった。今始まった。もう誰がなんと言っても秋はかけらも残っていない。
さぶいさぶい冬のスタートだ。へこたれることなく風邪もひくことなく乗り切っていかねば!

週末そこそこ忙しかったので昨日の日曜日は「縦のものを横にもしない」時間を過ごすことに してほんとに
また何もしなかった。 そこで発見したこと。人間は怠惰を決めこむと「活動」のモチベーションも減衰するってこと。
ちょっと動くだけで「よっこいしょ」なんて言い出す始末。これはあかんで、絶対あかんで。
そやからこれからは休日でも積極的にからだを動かすことを決心した。みんなもそうしなさい。

せっかく買い込んだのだから別のボジョレーヌーボーを呑んだ。これは相当にうまかった。
やはり銘柄によっても味はかなり左右されるのだってことを学習した。
残り5本もあ〜たらこ〜たら言いながら積極的に呑んで酔っ払うことにしよう。
しかし同時に1人でほとんど1本を空けちまうのもほどほどにしよう。
呑みたいがゆえに「ワインのポリフェノールはからだにとってもいいの!」ってゆうのも止めよう。
ちったあ、からだのことも考えよう。
うん、そうしよう。

11月21日(月曜日)

遂にBENNIE Kの2人がやって来てくれた。ほんとに「遂に」って表現がぴったりなくらいの初登場である。もうなんやかんやでデビューして4年も経つってのだからほんまに光陰矢の如しだね。YUKIもCICOも元気いっぱいだったけど、CICOは特元気過ぎて握手したら手がポキッと音を立てた。痛かった。でも男の子だから泣かなかった。(なんてね。)

たっぷりと話をしてアッと言う間にお別れタイムがやって来た。でもさあ、記念写真にもなんか「動き」があるよね、この2人。次回は30日のAAAのライブで会うことになる。きっとパワーいっぱいのライブをしてくれるであろう。楽しみである。それまでしばらくのさよならをした。

11月22日(火曜日)「文化」

ラジオ独特の文化のひとつにリスナーのみなさんが趣向を凝らすラジオネームってのがある。

少し前にこの秋一番のラジオネームに出会った。     「土びん無視」さん。
つぼを突かれてもんどりうった。

そう言えばもっそい昔、「アントキノ・ニオイ」ってラジオネームでひっくり返ったこともあったなあ。

11月23日(水曜日)勤労感謝の日

「私信」

10周年記念ベストアルバム「歌バカ」を今日リリースの平井堅。 DVD付き初回限定盤はほんとに豪華な装丁である。 堅くんの横顔、正面顔もアップでキリッとおっとこ前に撮れている。 短めの髪の毛も超ナチュラルに仕上がっていてちょっとジェラシー。

リリースおめでとうも兼ねて送ったメールに「きっともっそい腕利きのヘアメイクさんが バリッと仕上げてくれたんやろねえ。」と書き、ついでに「俺もハイライトを髪に入れて 相当のおっとこ前になった。」と彼のプライドを刺激するような一文も付け加えておいた。

今朝メールチェックをしたら返事がきていた。
「ハイライト?なにしとんねん!」やって。でもボクのメールにボクのハイライト自慢を 入れてなかったらきっと返ってきていなかった返事がきたので、「やりぃっ!」と ほくそえんだのは言うまでもない。わはは。
11月24日(木曜日)「虎視眈々」
来てるよ、来てる、確実に来てる。
放送をしながらリスナーのみなさんから「風邪にやられてしまってダウンです。」のような メッセージを
毎朝受け、 またその数が序々に増加しているのにも気づいていた。

でも今朝、ボクのスタッフが全員鼻をスンスンしているのに気づき「ん?本格化してきたな!」と 実感した。
スンスンを聞いているだけで「俺もひょっとして?」と感じてくるからホント不思議だよなあ。

ここだよ、みなさん、ここ!
この時点が風邪をひかないための一番大切な瞬間なんです。

病気ってのは「気が病」に向かったときになるものなんです。だからこんな瞬間に 「絶対風邪ひかん!」と背筋を伸ばして普段より多目のうがい・手洗いを励行することなんです。

スタッフ全員のスンスンを聞いて今朝番組開始の午前6時から現在時刻午前7時半までの間に ボクはうがいを既に3回しました。

「気」は本当に重要です。気合いで冬を乗り切ろうぜ!
そうっすとボクのように風邪と無縁の人間になれます!

今朝の日記を読んでみなさんは「スタッフ全員が風邪の症状なのに、ヒロさんってすごい!」と 思ってくださったと思う。ありがとう。

ま、スタッフは全員並べても亀ちゃんと平やんの2人っきりなのであるが。
わはは。


11月24日(木曜日)

東京60WATTSの大川くんが来てくれた。番組にはこれで2回目だが、去年の3月以来という無沙汰である。ま、去年はそれ以外にもNew BreezeとHome Coming Liveってライブを一緒にやって仲良しさんになってはいるのであるが。

今月9日に自主レーベルからリリースの「月夜にムーンウォーク」の話や今晩のライブの話などをややイジメモードで聞きたおした。なかなかにふらふらと徒然におもろいトークであった。

おみやげにいただいた60WATTSのニューTシャツをあてがって写真を撮った。滑り落ちないようにお腹に乗っけていたらお相撲さんになった。

11月25日(金曜日)「Status」

人は誰でも相応の「地位」に憧れるものである。異論は挟まぬ。
ただ、見せかけだけの地位ってのは薄っぺらな鍍金のようにすぐにはがれ落ちる。

その典型は「左ハンドルの車」。

なぜ左ハンドルがありがたいんだろう?
日本の交通ルールの下では危険極まりない仕様だと強く思うし、また駐車場などでの精算も不便で しょうがないばかりでなく時々筋をちがえたりして大変だろうと同情してやまない。 同じ車種の場合、中古で売買するときも左ハンドルの方が右よりも高いと知って噴飯した。

左ハンドルメーカーたちを「ほくそえませる」のもそろそろ卒業しないかい?
鹿鳴館時代からの変わらぬ民度をそろそろ放棄しないかい!
民度の次元をひとつだけ高めないかい、そろそろ!

第4回大阪モーターショーは今日から月曜日まで南港インテックス大阪で開催される。

11月28日(月曜日)「?」

昨日は西京極陸上競技場で立命館大学パンサーズVS,関西学院大学ファイターズの アメフト全勝対決の優勝決定戦を取材観戦。
固唾を呑む試合展開であった。結果は終始リードを保った立命館の勝利。

「たられば」は無益であるが、1点のリードを追う関学がセオリーにはない一気に2点の 得点を狙う逆転ギャンブルに出たときはさすがに「?」ってなってしまった。 まだ第4クオーターを8分残した段階での大博打だったので余計「???」マークが増えた。

しかし、こればっかは結果論であって「外野」がやいやい言う筋合いはない。
来季の奮起に期待しよう。

帰り道、名神高速道路でもっと頭の上に「?」マークが・・・

京都からの下り線はどうして「高槻」のあたりで自然渋滞するの?
そしてその後茨木に近づいてくるとなぜ渋滞解消するの?
その間に高速の入り口も出口もないのにだよ!
もちろん4車線が3車線になるという要素はあるんだけど、それもどうも関係なさそうだしなあ。
とにもかくにも「?」がいっぱい頭上を飛び交った日曜日だった。

11月29日(火曜日)「風情」

ん?何?このニオイ、何?
ひょっとして「んこ」?
車を運転しながら車内に充満してきた臭いにびっくらこいた。

鼻を使わず口だけで呼吸しつつ自分の「足跡」を振り返る。すぐにそのちょっと前に御堂筋沿いを、 それも車道と歩道の際のところを歩いたのを思い出す。その足元には熟しすぎてオレンジ色に 変色しブニブニになってしまった銀杏が転がっていた。ジュルジュルのお汁がどうやら いやというほどスニーカーの裏のギザギザにしみ込んだ結果、この「んこ臭」騒ぎになったようだ。

晩秋の御堂筋の公孫樹は大阪の風情であると人は言う。
確かにボクも時々ええかっこしてそんなポエムなことをゆうこともある。
んが、この「んこ」被害に遭遇したボクは車の窓を全開にして「クッサ〜〜〜、ワ〜〜〜」と 叫び、
人格もちょっと壊れ気味になり「何が風情じゃ、ヴォケッ!」と涙しながら御堂筋を南下した。

11月29日(火曜日)

彼の音は少し前から知っていた。いい感じだと思っていた。しかし、それが今年のミナミホイールで彼のライブを見た瞬間に「こいつはやっべ〜!」と真剣に思い、どうしもボクの番組に来て欲しくなり相当強引に大阪まで引っ張った男、おおはた雄一くんが今朝のお客さまだった。とにかくライブに「味」がたっぷりと染みている男なので、立て続けに3曲もスタジオライブをしてもらった。「柔らかく温かい音」がスタジオに満ち溢れた。また絶対近い内に来てもらおう。

彼のギブソンはとってもアンティークでヴィンテージ。帰り際にもぎとってご機嫌に弾いてみたらおおはたくんは本当に心配そうだった。彼に悪いことをしたかもしれない。

11月30日(水曜日)「スペシャル・ウイークス」

いよいよ来週月曜日から2週間に渡ってスタートするスペシャルウイークス。

リスナーのみなさん最大限楽しんでもらうために準備に余念がない。
この準備っていわゆる鉄道のレール敷きのような作業で、もっそい大変な基礎工事なのである。
実際、スペシャルウイークスが始まると敷かれたレールの上をブワ〜〜〜っと走ればいいわけで、
考えようによっては今の準備期間の方がほんまにほんまに忙しいのである。

それでもみなさんはボクがどれくらい忙しいのか実感することが出来ないと思うのでその忙しさの
一部を今日は特別におせえたげる!ウフッ!

例えばこんな具合さ・・・

「それでは次の曲です。もう月末なので今日でヘビーローテーションとしてのオンエアは 最後になる James Blunt の You're beautiful!」と紹介して実際にはaikoのスターをしゃあしゃあと 流してしまうくらい忙しいのである!

分かるかなあ?・・・分かんねえだろうなあ・・・・

んま、なにはともあれ、スペシャルウイークスはオールタイム・フェイバリッツでおもくそ 歌ってもらいます。2005年ボクの番組にやってきれくれたアーティストとの「おもしろ TALK SESSION」で笑ってもらいます。それ以外にもボクからの年末のご挨拶、お歳暮代わりに 各時間に出される「タイムサービス」でちょっぴりのしゃ〜わせ気分をたっぷりのみなさんに 味わってもらいます。押尾コータローとボクが一緒にする年末ライブの無料招待や、 午前9時台には毎日1万円分の商品券まで当たったりします。それ以外にも2005年を しっかりと振り返ろう「News Flashback 2005」で今年の総決算もしてみましょう。 「えっ?あのニュースって今年のニュースなん?」ってあ〜たは必ず驚いちゃいます!

ま、とにかく、いつもより早めに起きて、いつもよりたっぷり長めに聞いてください。
歌ってニコニコ、プレゼントエントリーしてドキドキの「しゃ〜わせな師走」をしっかりと 演出しますのでお楽しみに。

11月30日(水曜日)

恒例のアクト・アゲインスト・エイズのコンサートの日。今年は場所はいつもの大阪城ホールなんだけど、一日早く今日行われることになった。

ステージでのMCリハーサルを終えて、楽屋に戻り今夜も長丁場になりそうなので「腹が減っては」とハンバーグ定食をもぐもぐしていると突然パパラッチのフラッシュがたかれたのでちょっとビックリしてしまった。(ような感じがうまく表現されてると思わない?この写真。)

初対面は左上のDEPAPEPEの三浦くん(左)と徳岡くん(右)だけ。この2人ほんとに好青年で今後が楽しみである。そして右はお馴染みBEGINの面々。今年はいつもより少しファンキーでブルージーなライブを魅せてくれた。下左はいつも元気いっぱいのBENNIE KのYUKIとCICO。CICOはちょっと口内炎が出来ていたようで丁度いいくらいに静かだった。でもYUKIにボクの決めたヘアスタイルを「皇帝ペンギンみたいですね。」とごく普通に言われた。切り返すことが出来なかった俺が悔しい。そして下右は彼も常連なってくれているCHAR。今年のライブはほぼひとりこっきりで作ったアルバム「天邪鬼 Amano-Jack」を反映してパーカッションと2人こっきりのアコースティックなステージを魅せてくれた。この人も今後が楽しみな好おじさんである。
そして下左はレミオロメンのメンメン。今ドラマでも使われている「粉雪」が彼らのセットの最後の曲だったけれど、会場ではドラマのストーリーと歌がリンクしてすすり泣いてしまったファンもたくさんいたようだ。彼らは残念ながら名古屋移動ということでアンコールの登場はなかったが、ステキなライブをしっかりと魅せてくれた。そして下右はMy BrosのSkoop On Somebodyの左からKO-HEY, TAKE, KO-ICHIROである。ほんま何回会っても笑顔が最高なヤツらである。今夜のライブも威風堂々としたトリ務めてくれた。久しぶりに彼らとじっくりしゃべったんであるが、びっくりしたのは今年TAKEがボクのやっているカイト・ボーディングを体験したということ。相当に話に華が咲いた。TAKEは石垣島でカイトのプロに一日レッスンを受けたようだが、なんとそのプロがボクが大阪の、それも淀川でカイトをせっせと練習してるのを知っていてTAKEにそのことを言ったと知ってさすがにそれにはぶったまげた。ボクの高名は遂に石垣島まで到達したのである。小泉さんではないが、ちょっと「感動した!」って感じだった。

と、和気あいあいの夜の時間は進んでいき最後は恒例のセッションで幕を閉じた。セッション曲は Stand by me 。会場もひとつになった大コーラスがとっても印象的であった。

来て下さったみなさん、本当にありがとう。年に一度のHIV/AIDSに対する意識・知識の更新に役立ったとしたらボクはうれしい。

セッション直後に会場を後にしてベッドに倒れ込むときに時計を見て今夜は2時間半しか寝られないのを知ったがそれでも年に一度の充実の夜はそんな思いも吹き飛ばしてくれた。

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