HIRO T'S DIARY
● 9月の日記 ●

9月1日(金曜日)


9月になってしまいました。めっきりと「秋」を楽しみたいものです。さてさて、月の初めのtt通信ですが、少し前の雑記にも書いたのですが、せめてちょっとだけのnature lifeを楽しもうと奈良天理市の外れにある「桃尾の滝」に出かけました。マイナスイオンに触れてttもパパもごきげんさん。滝からの風でttの髪の毛が逆立ってるのが判りますか?(右の写真)

でも山道を登ろうとしたら「虫さん」がたくさん出てきたのでワイルドライフからは速攻避難して、鹿さんと親交を深めようと奈良公園に行きました。バンビちゃんもたっぷりいたのですが、彼らは堂々と悠々自適です。ttくんがひとりでキョロキョロしていました。動物にもそれぞれの性格があるようで大体は知らんぷりをしてくれる鹿さんたちですが、一頭だけ亀田兄弟みたいなやんちゃっぽい鹿くんがいて目を据えてttを抱いているボクに接近してきました。ボクはすかさずttにいつも言うように恐い声で「ノーでしょ、ノー!」と言いましたが、その声は亀田鹿くんには無視されました。つまり、鹿にシカトされたとです。ぐぐ〜〜。

下右の建物は地下に車を停めた奈良公会堂です。滝ではttの髪の毛が逆立ちましたが、ここでは後ろからの風でパパの髪の毛が逆立っているのに気づいていただけるでしょうか?似たもの親子で、しょうがありません。わっはっは。

たっぷりの自然と触れ合った1日。
でもお出かけしていたのはほんの数時間。

それでもお家に帰ってきて晩ご飯を食べてすぐにttくんは家族がリビングにいるのでそばで遊ぼうとがんばるのですが、滝や鹿さんとの初対面でとっても緊張した午後を過ごしたので、本当は眠くて眠くてしかたないようです。

 

そんなttのとっても眠たいお顔をパシャッと押さえておきました。

 

ttくん、もうじき8ヶ月。体重現在3.0kgs。

雑感雑記 #366 (9/01/06記)

「autumn」

9月になりました。
秋、間もなくです。

御堂筋ではちょっと気の早いイチョウくんたちが、かすかに黄色く色づきだしています。

ちっちゃい秋があちらこちらで見つかりたそうにしています。
見つけてあげてくださいね。

9月1日(金曜日)

不思議です、そうしょっちゅう会うわけではないんだけど、今日のゲストLeyonaは会った瞬間に「お久しぶり」感を掻き消してくれます。今朝なんて3年ぶりだよ。でもその「空白」を全く感じませんでした。不思議です。

アルバム「Clappin'」を7月末にリリース、そして9月下旬には大阪・神戸でもライブといいペースを保って動いているLeyona。今がたのしくってしょうがないという感じでした。

そしてスタジオにたっぷりの笑顔のイオンを残していってくれました。ありがと。

雑感雑記 #367 (9/04/06記)

「新発見」

京都駅界隈が目的地の場合、大阪から新幹線という手を発見しました。
「そんなの当然じゃん!」「急ぎの時はよく利用してるで」って人も多いかも。

んが、ボクにとっては大阪⇔京都は今までは絶対JR在来線か京阪電車だったのです。
新幹線はそんな近場で利用しちゃいけないものだったのです。
叱られるものだったのです。

運賃1,380円を思い切ってみました。
するとアッと言う間に、たった15分で京都でした。
しかも誰にも怒られなかったのです。これにもビックリしました。

ボクにとっては今まで京都に感じていた「距離感」が雲散霧消する大発見でした。
割高の運賃ですが、京都に距離感を感じている人にはこの手はかなりオススメです。

んで、京都に何をしに行ったかですが、FM802の先輩と食事に行ったのです。
いやあ、うまかった!日本酒なども聞し召して2人で思いっきりゴキゲンさんでした。
「ハモとマツタケ」の鍋を食べながら「夏の終わりのハーモニー」とかね。
ほら、どいだけゴキゲンさんだったのかこれではっきりわかるっしょ?
(わからない人、ハモとハーモニーがかかってるのですよ、ほらほら。 ねっ!)

仕事の話もしないといけないのにそれよりメシのうまさ、酒の美味さが勝ってしまった夜でした。

帰りも、もちろん新幹線。
乗った途端に車掌さんに叩き起こされました。
正確には乗った途端に爆睡してしまったようです。
新大阪で乗客が全員降りた後の車内点検でボクが発見されたという訳です。
人っ子一人いない新幹線も初体験。「あっ」と声にならない声を出してそそくさと下車。

新大阪止まりで救われた夜でした。
ゴキゲンさんもほどほどにね。

雑感雑記 #368 (9/05/06記)

「やられました。」

バッサリとなくなってしまいました。
ボクの歴史がきれいさっぱりと消えてしまったのです。

昨日9月4日のFM802のネット環境はサーバーの不具合で完全停止状態。
オンエアでそれを告げつつ番組を進行しながらも雑感雑記はいつも通り完成。
BBSのページは、うんともすんとも言わないくせに日記のページにはちゃんと行けます。

何も知らないボクは「ああ、よかった!雑記だけはちゃんとアップ出来るで!」と喜んで登録ボタンを「ポチッ!」と押しました。そしてこれが悪夢のスタート。その瞬間、昨日書いた雑記のみならず去年4月から平日毎日かかさず続けてきた雑記がきれいさっぱり吹っ飛んでしまったのです。


それを理解した瞬間、ボクは大笑い。
「サーバーのどこかにサバビア〜ン!」と異様な躁状態。
番組終了後電脳さんに「完全消失」の事態を告げられてやっと少し蒼ざめました。
んが、一応毎日ボクのホームページに再アップをしていたのでショックもそこまで。
もし万一バックアップしていなかったらと考えるとさすがに背筋が凍りつきました。
サーバー関係者数人はきっとボクのせいで「しめ鯖」になっていたことでしょう。

大変なことになった一日。
近代文明の脆弱さを痛感した一日。

でも、同時に「ひょうたんから駒」の一日。
唯一残された生放送対応の通信手段はファックスのみ。
ブリブリとたくさん届くファックスに踊る手書きメッセージを取り上げながら文字の温かさに改めて気づかせてもらった日でもありました。

9月5日(火曜日)

昨日の夜、HEP HALLでライブをしたハンバート・ハンバートの2人、佐野遊穂ちゃんと佐藤良成くんが来てくれました。New Breezeなどにも出てもらっているけどスタジオは初めてです。ゆったりと楽しく会話が弾みました。

もちろんスタジオライブもステキにフワフワと演奏してもらって柔らかく幸せな朝でした。

出たばかりのアルバム「道はつづく」。とってもいいよ。11月にはクワトロでライブもあります。ぜひ!

と、持ち上げたのは佐藤くんのHawaii madeのギターが欲しくってしょうがないからです。ニコニコと取り上げようとしましたが、失敗しました。とほ。

雑感雑記 #369 (9/06/06記)

「旬」

味覚の秋が一気に押し寄せてきそうです。
旬には旬のものをたんとよばれること。これ、常識です。
シュンとしていちゃいけません。貪欲に貪欲に。

ぶどうがうまい。 でもシャーベットぶどうはもっとうまい。
ニュースだかなんだかでやっていたんですが、凍らせたぶどうは健康面でもいいんだって。だから試してみたらこれがうまい。

巨峰でもピオーネでもいいんだけど、ちょっと大粒のぶどうをカチンカチンに冷凍室で凍らせるとビー玉になります。それをお口に放り込んでコロコロしていると、しゃ〜せ気分です。皮をむいて凍らせるのは面倒くさいのでそのまま凍らせてあります。そうすっと、最初コロコロだったのがしばらくするとプニョプニョになってきてジュースがジワ〜ッとお口の中に広がってきてますますしゃ〜せ気分が高まります。よろしきところで皮から実をプツッと搾り出して気持ちジャリジャリの果肉を楽しむという段取りです。

旬には旬のものをたんとよばれること。
これを毎朝10粒ほど、楽しんでいます。ユーも真似っ子しちゃいなよ。おいしいよ。

早朝しっかり目覚めるためにもお風呂にたっぷり入っています。
湯船でプハ〜っとひとりごちる時に聞こえてくる虫の音もそろそろ旬。
ふと気づけばもう奥ゆかしく秋なんです。

9月6日(水曜日)

「今夜クワトロでライブです。時間のある人ぜひ来て下さいね。」と言うために竹仲絵里ちゃんがやって来ました。今年2度目、通算9度目の登場になります。1回目からみるともう6年半も前からのおつき合いです。

スタジオライブもとても伸びやかにステキな声で歌ってくれました。昔はたどたどしかったギターも、今は見事に弾きこなしてすごいもんです。しっかりと成長を感じました。

もし今夜時間があればそんな彼女のソロライブ、クアトロです、いかがですか?

雑感雑記 #370 (9/07/06記)

「超限定情報」

冷凍ぶどう情報が相当評判よかったのでもっかい調子こきます。

「メープル・デーニッシュ」というパンを食べました。
デーニッシュとはいうものの見た目は普通の食パンのようなかたまりのパンで適当に切って食べるパンです。

ふかふかでパン生地に練りこまれたメイプルシロップが薄茶色のうず模様になって入っていて、かじりつくと口の中一杯に本物のメイプルシロップの味が「フワ〜〜〜」っと広がってしゃ〜せ気分で満たされるのです。

本当にうまい。

写真付きで紹介しようとこのお店のホームページを探してみたのですが基本的にケーキ・チョコレートのお店なのでメープル・デーニッシュは紹介されていませんでした。なんてもったいないことをと思いつつ、だからこそちょこっと買いに行っても手に入るのかと納得もしたり。

どう、ユーもやっちゃう?期間限定かもよ?
お店の名前は「ポアール」です。
後は検索してね、森田くん。

雑感雑記 #371 (9/08/06記)

「知らぬが仏」

背筋がひぃやりとしたニュース。

「厚生労働省は職場の定期健診で現在年1回の受診が義務付けられている肺のエックス線検査を、原則として40歳以上の人に限って行うよう求める報告書をまとめました。呼吸器疾患のリスクが低い30代以下の人の検査は医師の判断で省略できるようにしたものです。」

再来年から実施されることになるであろうこのニュースの裏には胸部X線検査被爆による癌発生率が3%もあるという、きっと最近明らかになったばかりの事実があります。100人検査を受けると3人が肺癌になる可能性があるという事実は余りにも恐ろしい。これからは受診する側もX線検査に対して断固慎重になるべきであると考えます。

8月末このニュースを知る前日、ボクは訪れた耳鼻咽喉科で頭部全体のX線を「念のため」という理由で撮られています。ニュースを知っていれば断固拒否していたものをと悔やまれます。

未だ解明されていない環境ホルモン問題、最近噴出してきたアスベストによる肺気腫問題、異常プリオンに起因すると考えられるBSE問題などなどぼんやりと原因が判りつつあるもののはっきりとした因果関係が解明していないものが山のようにあるはずです。例えば今ほとんど指摘されていない「電磁波」の影響をあなたはどう考えていますか?これに既に害毒が判明しているタバコなど既存のマイナス因子をカウントすると我々の生命はもはや風前の灯なのでは。

余談ですが10月に封切られる予定の「Thank you for smoking」というタバコ社会に辛らつに切り込む映画のエンディングの一言に「電磁波発生機器」にまつわる一節が出てくるのが本当に象徴的でした。この映画、いろんな意味でオススメです。

物騒な世の中、身の安全を自分で守らなくてはならないように自身の健康も自分で積極的に守っていかなくてはならない時代になってしまいました。

意識を「漫然」から「毅然」に切り替えなければなりません。
やつらに「知らぬが仏」とほくそ笑まさせてはいけないのです。

雑感雑記 #372 (9/11/06記)

「さようなら」

日本人が別れに際して口にするこの言葉。
「左様ならば」から「さようなら」と、語源としては「そうならねばならぬのなら」という意味があります。

自力では如何様にもし難い状況を唯唯諾諾と受け入れてきた先達。
その人生の「無常感」を切り取ったなんとも美しいあきらめの言葉です。

英語では「Goodbye」となるこの言葉。語源は「神と共にあれ」だそうです。

今日はあれから5年目の911。
テロという戦争で最愛の家族との別れを強いられた人々には「さようなら」はありません。

気の遠くなるくらいの時間がかかっても地球規模の平和を実現しなくてはなりません。
平和を望む気持ちを絶やしてはいけないと強く意識した朝でした。

 

9月11日(月曜日)

去年5月にデビューして依頼1年4ヶ月の間に5枚ものシングルをリリースしている植村花菜ちゃんが初めてスタジオに来てくれました。初回に感じる距離感もなく川西出身の関西パワーでバチコ〜ンと会話が弾みました。

スタジオライブではユーミンの「やさしさに包まれたなら」を伸びやかな歌声で披露してくれた彼女、ミナミ・ホイールも10月7日土曜日に登場です。ボクも当然見にいくつもりです。みなさんもギターとふたりっきりの彼女のライブをぜひ。

年末大晦日にも初のホールライブをかますという彼女。今後もキラキラと楽しみです。うん。

雑感雑記 #373 (9/12/06記)

「Value Set」

お得感が満載のバリューセットに人は群がります。
おいしい供給には需要が必ず飛びつくという判りやすい例です。

ニュース報道でも実にこのあたり、需要と供給の関係は同じ。
新聞でもテレビ・ラジオでもニュースに割ける紙面や時間の量は限られています。

その限界を有効利用するのがニュース・バリューセットの法則。
例え3行でも、1分でも読者・視聴者の関心の高いニュースを持ってくるとメディア側から見ても効率よく需要を満足させることになります。だから特定のニュースの価値が上がってくればマスコミはそこを集中的に報道し始めるというわけなんです。

「あらま、昔はそんなことなかったのに、最近めっきり飲酒運転しはる人が増えたのね。」と感じられているとしたらそれは実は大間違いなんです、おじょうさん!

飲酒運転の件数が増えたのではなく関心が高まっているから飲酒運転のニュースが集中して流され、さも「飲酒運転」による事故の数が増えているような錯覚に陥ってるだけです。

飲酒運転そのものをニュースで全部取り上げていたらそれこそ 24X7でそのニュースだけが流れることになるでしょう。飲酒運転は平気で日常にはびこっています。だから、ボクたちの隣人にも蔓延していると考えて間違いないはず。家族・知人・職場仲間の飲酒運転の気配に気づいたらその行動に精一杯のブレーキを!

それがあなたの愛する隣人を、そして見知らぬ尊い生命を救うことになるのですから。
人命を奪い去る凶器が狂気と共にあなたのすぐ横を今も爆音と共に走リ回っています。

そしてここからはまだニュースにはあまりなっていない想像の世界のお話。
「携帯電話使用中」の自動車・自転車の事故の件数は日々増大していき、また全事故に占める比率も飲酒運転の比などでなく、早晩過半数を超えることになることでしょう。

痛ましい死亡事故例がないというだけで今は飲酒運転ほど厳しく取り締まられることもなく、またニュースで大きく報じられることもなくやつらは今この瞬間も「人命を奪い去る凶器」の中で呆けた猿の顔に薄ら嗤いを浮かべてノウノウと小さな液晶画面を横目で眺めながら運転しています。

ニュースで取り上げられなくても、また厳罰が法令化されるのを待つのでもなくあの「猿ども」が人間に戻ることはないのでしょうか。

どうやらなさそうです。
悲しいことだけど。

雑感雑記 #374 (9/13/06記)

「いたずら」

あ〜た、いたずら得意?
ん?ボク? めっちゃ得意だよ。

今回はもっそおもろいいたずらおせえたげる。
友人・家族を前にして記憶を軽くたどるような質問をしましょう。
例えば、そうさなあ、小学校6年生のときの先生の名前は?とかね。

そうすっと、必ず彼・彼女はちょっと遠くを見る目をしながら天井の隅っこを見つめます。

そんときです!すかさず言いましょう!
「どこ見てんの?」って。
間違いなく彼・彼女は照れた顔をします。

それを見て笑うのです。
おもしろいです。
やりんさい、やりんさい。

雑感雑記 #375 (9/14/06記)

「いたずらら」

あ〜た、いたずら得意?
どうもいまいちな感じだね。
ん?ボク?いたずら大王さ。

まっ、しょ〜がないから、今回もめっさおもろいいたずらをおせえたげる。
あ〜ただけが知っているおいしいもんを食べに行きます。
彼・彼女にはそれがいかにおいしいかを事前に思いっきり吹き込んでおきます。

おいしいもんがテーブルに。
彼・彼女がお皿からそれを取り上げた瞬間、すかさず聞くのだじょ。

「おいしい?」と。

食べる直前にいる彼・彼女は間違いなく困った顔をします。
「まだ食べてへんねんけど・・・」って。

それを見て哂うのです。
とてもおもしろいです。
やらんとね、やらんとね。

雑感雑記 #376 (9/15/06記)

「いたたずらら」

ほいで、どうなの、いたずらって?
痛し痒しのたかしひろしってとこ?
っとに、情けないねえ、あ〜たって!

ん?ボク?いたずら界のダースベーダーさ。

また、おもそいいたずらを教えてって?
基本的に後輩・部下などに有効ないたずらだよ、今回は。
も、ほんっとこれっきりだかんね。

彼・彼女に用事を頼んでください。
そして頼んだ瞬間に「もうした?」と聞く。
こいだけです。

やられたほうは、そこそこ以上ムカッとしています。
ここでどう切り返すかを見るのがほんとに interesting 興味深いいたずらなのです。

微笑みながらその対応を眺めつつ、
後輩・部下の器量まで判断できしまうというなんともちょいとシュールないたずら。
やるやらないの判断、今回はあ〜たに任せるね。

蛇足だけどさ、11月に封切られるメリル・ストリープが敏腕・豪腕ファッション誌編集長役を主演する映画「プラダを着た悪魔」ってとってもカラフルでダイナミックな映画があるのね。んで、ここでのメリル・ストリープ編集長が正に今回の「いたたずらら」を連発する人なのです。そして彼女目線ではこれはいたずらでも何でもなく、そんなのもこなせないなんてプロじゃないと判断されてしまうんです。ま、だからこそタイトルにも「悪魔」ってあるんだけどね。でも、この悪魔、実はとってもヒューマンな悪魔なんです。ぜひ見てください。基本的には少女コミックのようなガーリー・ムービーなんだけど、いい映画です。
映画見ながら、ボクはメリル・ストリープさんがボクにかぶって見えて仕方ありませんでした。

ところで、あ〜た、「もう見た、この映画?」

9月15日(金曜日)

2枚目のアルバム「Supply and Demand」をリリースしたばかりのAmos Leeくんが今夜のショーケースライブを前にスタジオに来てくれました。フィラデルフィア出身の陽気でスマートな男で、小学校で英語の教鞭をとっていただけあって丁寧にでもなごやかにインタビューは終始しました。

んが・・・

帰る前に立ち上がって記念撮影をしたらAmosの背がボクより高い、それもすっごく高かったのです。負けを悟らされてしまったボクは立腹し、ボクたちが築いた友情はもろくも崩れ去り、ただひたすら険悪な空気だけがスタジオに漂いました・・・とさ。

雑感雑記 #377 (9/18/06記)

「風景」

ぼんやりと眺める風景にさまざまなストーリーを想像して創造するのが好きです。
特に汽車の旅の途中、車窓から見える風景は飽きることなく眺め続けてしまいます。

ひゅんひゅん後ろに飛んでいく景色の中に途切れることなく現れては消えていく民家、アパートの夥しい数。
その窓ひとつずつに、どれひとつとして重複することなくそれぞれの家族の人生があり、またその歴史が積み重ねられています。

田園風景の続く中にあるお家にはきっと田畑を耕す家族の物語が、また、工場地帯に何棟も立つアパート群の部屋部屋にもきっと様々な色合いの家族の物語が綴られていることでしょう。

誰もが必ず持つ家族の問題。
車窓からの景色を眺めながらその「重さ」のバリエーションをイメージし始めると留まることがなくなります。

いつもぼんやり外を眺めながら、そんなことを考えています。
ボクの旅の無聊はこれで見事に雲散霧消というお話しでした。

雑感雑記 #378 (9/19/06記)

「久しぶり」

今回はとっても単純な日記。
昨日は驚きました。びっくらこきました。
吉野家の牛丼が、ぬあんと2年半ぶりに復活。
とりあえず1日限りの復活祭でしたが、じょじょに復活予定だとか。
100円高くなりましたが、あの「やすい、はやい、うまい」が戻ってきたのです。
昨日のテレビもこのニュースでもちきり、今朝の新聞もその賑わいの写真をバーンと掲載。
ボクの事務所のすぐそばに吉野家があります。ニュースではなく実体験する狂騒。すごかったっす。

「渇望の熱気」
そのボルテージの高さを認識した午後でした。

雑感雑記 #379 (9/20/06記)

「改善」

淀川で泳いだことねえだろ?
オラ、あるだ。フォッフォッフォ。

淀川シジミが復活してきているってニュースを見ました。
淀川産のシジミって昔は料亭などで珍重されるくらいすごいもんだったみたい。
昭和30年代初めまでは年間100トン前後の漁獲量があったという淀川シジミ漁。
工場廃水などで水質が悪化したため昭和50年代には全滅の危機に瀕していたそうです。
それが市漁協の努力で水質改善され以前に劣らぬ漁獲量にまで復活だそうです。

ややこしい話しはさておき、川底に溜まっているヘドロを分解するEMと呼ばれる有用微生物群の投入を続けてその部分がヘドロから砂地に変わったことが大きな原因だそうです。

いや、ま、めでたいことです。

さて、淀川で泳いだことありますか?
ボク、あります。それも最近結構泳ぐようになったのです。

理由は去年始めたカイト・ボーディング。
まだ水の上に立つことも出来ないビギナーですが、
カイト操作の練習の為に淀川でトレーニングしてるってわけです。

水の中でバチャバチャもがいているとその横をボラが銀のウロコをキラキラさせながらピュンピュンと飛んでいきます、下手すると頭にぶつかってくるくらいの勢いで。

淀川河口、みなさんが想像されるより「いけてる」んっすよ。

ただ、まあ、そのお、ボクたちのゲレンデの川底は、ま、いわゆる、なんつ〜か、まだまだ十分存分にヘドロっていて、ま、その、歩くと足が足首までブニュブニュと埋もれこんでいくんですが・・・・

どうっすか、あ〜たもボクと一緒に淀川で泳ぎませんか?
ん?
水質も改善されてるってゆったげてるのに、なんすか、その顔は?

雑感雑記 #380 (9/21/06記)

「ランキング」

悪い方の順位に入ってしまうと気が滅入ります。
高校時代の成績は1学年500人中480番くらいで滅入りっぱなしでした。

ま、それは遠い過去のことなのできれいさっぱり忘れてニコニコ生活していたら、そうもいかなくなってきました。またボクの身近にランキング・ワースト3が迫ってきたのです。

ランキン・タクシーが迫ってくる程度ならニコニコし続けてもいいのですが、なんつってもワースト・ランキングですから、またちょびっと気が滅入りそうになったっちゅ話しです。

さてそれは何のランキングかと言うと、大阪の事故多発交差点のワースト3なのです。
1位は西天満交差点、2位が東天満交差点、そして3位が長居交差点だそうです。
びっくりしたのはこのワースト3が全てボクの生活圏と直結しているということ。

んが、高校時代と違って立派な大人になったボクは徒に悲観的に滅入るのではなく、ものごとを肯定的にとらえることにしたのです。

つ・ま・り・・・・

それほど交通事故が多発する交差点のそばに生活拠点があるということは取りも直さずボクはこの大都会、大阪の目抜きで生活をしているという証しだということなんです。いいですか、目抜きですからね!802DJの「おおぬき」ではなく目抜きなのでそこんとこよろしく!

とまあ、ちょっと能天気なことを考えていたら今日から秋の全国交通安全運動がスタートです。

今回の運動の基本「飲酒運転の根絶」は、もう20年も前にStevie Wonderが歌にしています。
Don't Drive Drunk.
くれぐれも安全運転を。

雑感雑記 #381 (9/22/06記)

「 command 」

802のスタジオでは番組を進行しながらノートパソコンに向き合ってBBSやら、雑記やらとにかくパタパタ、PATAPATA大忙しの朝の時間を過ごしています。

んで、こないだえらいことになっちまいました。

BBSのお返事をしようとHiro T.と書いて、タイトルんとこにTabで飛ぼうとすると、いきなしとんでもないところからpop up windowが飛び出してきてビックリさせやがるんです。いきなしですよ、いきなし。「ワ、ビックリした!」って言いながらも、こう見えても結構電脳のヒロさんはそのポップアップウインドーの右上にある「X」マークをクリックして窓を消しちゃいます。相当の技術です。

で、改めて、お返事を書こうとキーボードに触れた途端、また「窓」が出て、それにかぶるように別の「窓」が出て「アラマ、アラララ、ビックリシタヨ〜!」となりながらも、またその窓たちを消して何とかしようと努力はするものの二進も三進もアームストロング!正にパソコンではなくボク自身がフリーズ状態に。そうこうしている間にきっとたくさん溜まっているであろうBBSの書き込みが気になって目尻に沢尻さんもマッツァオになるくらいの涙が浮かんできました。

「ヒラヤ〜〜ン!何とかしてくれ!」と頼みました。
でも、そんなややこしいときにも「もう出来た?」と間髪入れずに 彼の背中に聞くあたり
ボクはやっぱり本物です。(何の本物なのかボクにもはっきりとは判りませんが。)

んで、結局、シフトキーの下にあるコントロールキーが陥没して常に押されている状態だったってことが判明したのです。

確かにそゆとこが押されっぱなされていたらどのキーを押してもきっと全てにcommandがかかって突拍子もない窓が出てくるのも当然ですよね。

ま、原因も判ったのでボクは意外にやさしく冷静にノートパソコンくんに微笑みながらゆってあげました。
「あんまりしょっちゅうこうなったりしたらコマンド!」って。


雑感雑記 #382 (9/25/06記)

「当然」

最近やたらと「自由」という言葉が目につきます。

「自由」という言葉はそれだけで独り歩きするべきものでないのは自明です。
「自由」にも「義務」「規制」などの対価が必要があると常々考えています。

「思想の自由」とやらも保障されて然るべき。
が、しかしそれも「社会・一般常識」や「規律・規範」との「調和」を保ってこそのものと強く思います。

東京都教委と教師たちの裁判沙汰を見て改めて「自由」という言葉に潜む恐ろしさを痛切に感じました。

人生の新しい出発点である入学式、卒業式で満場の生徒・学生・保護者及び大多数の教師陣が粛々と式を進行する中、国家斉唱時に立ち上がることもなく座り続ける数人の教師の姿にはボクはどう考えても「異様・異形」の言葉しか当てはめることができません。

「当然」が、捻じ曲げられてしまう世の中は息苦しいものです。
「当然」という言葉の持つ意味を右でも左でもなく1人の人間として考え、そして「当然」はやはりどんな時代でも「当然」であり続けなければならないと帰結しました。

雑感雑記 #383 (9/26/06記)

「無駄足」

来春、就職の若者と話す機会がありました。

大阪から東京まで東海道五十三次をたっぷりの時間を使って踏破したそうな。
大学4年生のあり余る時間を湯水の如く注ぎ込んで実行した壮大な「無駄足」。
馬鹿げた時間の無駄遣いを聞いてボクは思わず「でかした!!」と叫びました。


頭では簡単に理解が出来ることだからこそ、やったものにしか判らない盲点というものが必ずあるはず。 
きっと彼は人生の大先輩ボクも気づかないでいる「人生の宝物」を見つけたに違いありません。

無駄足に「無駄足」はないという真理。


反芻すると共に「無駄足」の労を厭わない気持ちはこれからも持ち続けなくてはと改めて決意。
大切なことです、きっと。

雑感雑記 #384 (9/27/06記)

「続・むだあし」

「無駄足論」を軽く展開した直後専業主婦と思しき女性から反応が返ってきました。

「ヒロさんの言う無駄足、理解は出来るのですが、でもそれは学生だからこそできることであって学生に向けたメッセージですよね。社会人になった今そのようなことはとても、とても。」というものでした。

ところがギッチョン!

ボクの「無駄足論」は学生のみならずボクを含め広く一般社会人にも向けたものなのです。
社会人になってまで「東海道五十三次」を踏破するほど壮大な時間の無駄なんて出来るわけありません。

それでも人それぞれのシチュエーションの中「可能な無駄足」、例えば普通の会社員なのに突然オムレツの美味しい作り方に現を抜かすとか、趣味をとことん突き詰めるというようなことなど何でもいいんですが、それを意識して探し続ける姿勢がとても大切だと思うのです。

昨今、世の中とかく「実効性」「即効性」のあるものばかりを求め勝ち。
そんな中「無駄足」の意味するものは「精神的ゆとり」だと思うのです。

プロとして生活する社会人。
それでも出来る「無駄」は必ずある。

達観するにはまだ早過ぎる。
この精神が自分の「艶」を増幅するのだと信じます。
そう思いませんか?

雑感雑記 #385 (9/28/06記)

「もしや?」

毎日せっせと認めているこれは雑感雑記といいます。
訳してみると寺平さんが「雑に感じたことを雑に記す」ということで、要するに雑でいいのです、雑で。

んで、今シーズンのプロ野球、セリーグもパリーグも熱いです。とっても熱いです。燃えています。

ぼかぁ、阪神タイガースファンなのでセリーグが当然気になって気になって夜も寝られません。
(ウソです、しっかり寝ています。ごめんなさい。)

優勝した去年でも出来なかった7連勝を達成した昨夜はご褒美に焼酎も大増量されました。
(まあ、自分で勝手に増量しただけですが。)

んで、相当酔っ払って阪神・広島戦を眺めていたら広島の打席に「今岡誠」くんが立っているではありませんか!
「もしや、今岡くん、誰も知らない間に電撃トレード??」なんて思わず目をこすりました。ゴシゴシゴシゴシ。

んでも、やっぱり左打席に立っているんです、今岡くんが。
「ん?左打席?ん?」ともう一度酔眼をおっぴろげて画面を凝視してみるとそれは広島の東出選手だったのです。

正面顔でもまあまあ似ているんですが、横顔なんてもう「アジャパ〜!」ってゆうんです、誰でもゆうんです、きっと。

でもそれが、単純な錯覚だったことに気づいたボクは頭を掻きながら「ほいじゃ、そろそろ寝るとすっか。な、tt!」と言い放ち、すごすごベッドに潜り込んだとさ。

雑感雑記 #386 (9/29/06記)

「やばいっす!」

凝り性です。それも、すんごく凝り性です。
例えば、「ちりめん山椒昆布おにぎり」が気に入るとお昼ごはんにそればっかり食べ続けて飽きることをしりません。

凝り性ではありません。ぜんぜん凝り性じゃありません。
でも今この季節の変わり目に、左肩だけがもっそい肩凝り性になってしまいました。
毎日毎日パソコンのキーボードをパタパタ、パタパタ引っ叩いているのが原因なのでしょう。

ダブル「凝り性」になっちゃって、コリコリ コリコリで もうコリゴリ!
これは事件なのです。

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