HIRO T'S DIARY
● 4月の日記 ●

4月1日(日曜日)

tt 通信

tt みたいな小型犬はお家の中で飼っているだけでいいと最初は聞いていたんだけど、どうやらやっぱり朝と夕方のお散歩は欠かせないようです。お散歩に行くようになって外での用足しが相当な快感みたく、お家の中ではおしっこもんちも我慢してしまうようになりました。だから外に出た瞬間にどちらも「バ〜〜ッ」って勢いでやっちゃいます。気持ちよさそうです。

さすがに平日朝のお散歩は無理ですが、パパは平日の夕方を担当しています。で、週末はもう土曜と日曜2日間とも朝・夕のお散歩も担当しています。つまりパパが家にいるときはお散歩に連れてってもらえる確率が相当高いわけで。

だからパパが家の中を移動するときには tt は必ずパパの後ろをつきまといます。じっと上を見上げながら「お散歩はまだですか?」ビームを投げかけてきます。そんな時「お散歩行こうか!」と言うとお散歩って言葉はちゃんと認識しているようで自分の身長以上飛び上がり狂喜乱舞して喜ぶ毎日です。

走るのも大好きで最近は池のある公園までの1km強は自転車の横をハッハ言いながら走ります。自転車より速いかもしれません。ちょっとビックリ。

今朝も池のある公園まで行ったときにボクを見上げて「パパ、桜満開だね。」と言いました。(エイプリル・フール!)

雑感雑記 #517 (4/02/07記)

「贈る言葉」

4月になって新社会人としてスタートを切った諸君、おめでとう!
希望と不安が交錯する中、人生未体験の海原に船出する気持ちは格別のものと推察する。

そんなフレッシュマンたちに人生をたっぷりと生きてきたボクから一言、贈らせていただく。

「愚直」
特に学生時代、スーパーマンだった君によく噛みしめてもらいたい言葉だ。

社会ではスタントプレーは絶対に通用しない。今まではスタントプレーが失敗しても「まあ、次しくじらんかったら、ええやん。」で済んだことが社会生活では致命傷とまでは言わなくても大きな痛手となって跳ね返ってくることが多々ある。

社会の波は君が想像するより間違いなく猛々しく荒い。
逃げる必要はない。それよりその波に向かって「愚かなほど実直に」突き進んで欲しい。

愚直な生き様は必ずどこかで勝利するとボクは信じる。
「愚直」この一言を心からのエールと共に贈る。

4月2日(月曜日)

竹中絵里ちゃんがやって来てくれた。ボクとは7年のおつき合いで番組登場だけをカウントしても、もうこれで10回目になる。4月25日リリースのシングル「黄色い花 -Wedding Story-」のプロモーションでやって来てステキなピアノの弾き語りでそれを聴かせてくれた。澄み切った歌声とピアノは素直にマッチしていて、直後のBBSにもたくさんの賛辞がよせられた。

彼女も登場するNew Breezeがもう来週土曜日に迫ってきている。まだチケットを手に入れてない人、ぜひ彼女を始め全12アーティストの音の息吹きに触れに来て下さいね。

New Breezeでやってみようかと連弾の練習をしかけてボクはピアノが弾けなかったことに気づいた。

雑感雑記 #518 (4/03/07記)

「おしゃれ」

新年度もスタートしたことだし、気分転換も兼ね髪の毛にハイライトを入れた。
間もなく大阪城野音で3000人のリスナーさんにも会うのでちょっとリキを入れたおしゃれだ。

このハイライト、入れるだけで2時間を要した。
その甲斐あって自分自身もかなり気に入っている。
鏡の前で「おっとこまえ」の顔までするくらいの満足度だ。


過日、スープの冷めない距離に住む母と会話していたときのこと。
ボクの頭をじっと眺めながら「あんた、えらい白髪やな〜。染めなあかんわ。」とボソリ。

子を思う親の気持ち。
ありがたくて涙が出た。

雑感雑記 #519 (4/04/07記)

「刹那の風情」

サクラが今を盛りと咲いている。
恐らく大阪市内は今日がピークだろう。

人それぞれにサクラを愛でる場所がある。
ボクの場合は tt と毎日散歩する池のある公園。
遊歩道の両側に咲くサクラが道に覆いかぶさり、今は花のトンネル。

今日もじっくりと刹那の美しさを愛でることにしよう。
明日にはもうその艶姿を畳まねばならぬ定めなのだから。

雑感雑記 #520 (4/05/07記)

「酷似」

夕方の tt とのお散歩。

閑散とした裏通りの施設から仕事終わりのおじさんが出てきた。
犬好きなんだろう、彼の視線はやさしく tt に注がれ、それに気づいた tt もシッポをフリフリ。

すれ違いざま、彼の一言が耳に届いた。 

「おんなじ顔しとんな〜。」

「あらまっ。」と tt と顔を見合わせ微笑んだ。
近所の夕食支度の台所から漂ってくるなにやら煮物の匂いまでやわらかい夕刻だった。

雑感雑記 #521 (4/06/07記)

「Large Face」

番組でワンポイントイングリッシュなどをシャアシャアとレクチャーしている。
いわゆるデカイ面してるわけなのだが、そんなボクの英語史を振り返ってみると・・・

英語が好きになった直接的原因のひとつにザ・ビートルズがいて・・・
中学時代、歌詞も理解せずただひたすら耳コピでビートルズをがなりたてていた。

「抱きしめたい」などは得意中の得意。
「アイ・ワナ・放尿・屁〜♪」と、まあ、ものすごい耳コピで平気だったことを思い出したら顔から火が出た。

んが、そんなボクでも人に英語を教授するようになったんだから、だいじょうぶ。
何がだいじょうぶか判然としないがだいじょぶであろう、た・ぶ・ん・・・・

雑感雑記 #522 (4/09/07記)

「雌雄拮抗」

統一地方選挙前半戦が終了。

選挙事務所からの電話攻撃に辟易とさせられた選挙活動も投票日前日午後8時に終了。
夕方から街宣車からの音量はヒステリックに高くなり午後8時ジャストに終息した。

ボクは大阪市民なので市議選と府議選に投票。
国政選挙と違い争点が際立ちにくい中、遂に市議選の投票率は過去最低を更新した。
そんな中、やたら喜色満面の先生方が少しでも市政・府政を見えやすいものにして下さることに期待する。

それぞれを市政=市井の民に、府政=不正が見えやすくと訳してもいいかもしれない。

4月9日(月曜日)

ちょうど1月前にニューシングル「桜/さくら」をリリースしたThe Loveが来てくれた。3人で来るときはいつもそうだが、スタジオライブもやってもらった。曲は男目線で恋を描いた「桜」。因みにカップリングの「さくら」の方は女目線で描いた恋と、このシングルはコンセプトがはっきりとしている。

和気あいあいのインタビューの後は律儀さを表現するために全員カキンコキンの直立不動ポーズで決めてみた。右からベース中村勝男、ボーカル・ギター平義隆、メッシュの不良おじさん、そしてギター内田敏夫という並びである。んが、内田くんの目が緊張のし過ぎでおとといの方を見てしまっていた。ざ・ん・ね・ん・・・

雑感雑記 #523 (4/10/07記)

「カ・イ・カ・ン!」

快晴の早朝、802までの約6分の徒歩が気持ちいい。

もう夜はすっかり明けて、それでも空に見えなくなる直前の半月が白く美しい。
朝の冷気がキュンと締まる中、萌黄色の若葉が美しい街路樹から降り注ぐ朝日がキラキラとまぶしい。
通り抜ける風にザワザワと鳴る葉の間から聞こえてくる早起きスズメのチュンチュンが耳に心地いい。

1年を通じて、特にこの時期の早朝は間違いなく「ココロのディトックス」。
ある意味チャレンジかもしれないが、あなたにも早起き散歩をちょっと以上お勧めする。
チョット、チョットチョット!!

4月10日(火曜日)

馬場俊英、9回目の登場。25日にはトリプル・リード・シングルをリリース。29日には今までの夢であった野音でのソロライブも敢行する彼、とにかく顔に活力が溢れている。元々ある柔らかさに加わった精気は活き活きと、ボクまで元気になった。

お互いの贔屓野球チームの舌戦も繰り広げた挙げ句、スタジオライブでニューシングル「働楽」を歌ってもらった。

馬場くん、前髪をモッズ風にチョンチョンに切ったとやや自慢げだったので、ボクも最近気に入っているダックテール風後ろ髪を自慢した。いい大人が髪型対決をしていていいのであろうか。

雑感雑記 #524 (4/11/07記)

「wheather information」

春の天気ほど移ろい易いものはない。
わがままで有名な花子さんの気持ちよりくるくる変化する。

週間天気予報なんて、だから外れることもしょっちゅうで普段は鼻にかけることもない。

んが、週末土曜日にニューブリーズがある今週だけは例外。
1週間前から注目を始めたのだが他の曜日は晴れ又は曇りのマークで土曜日だけずっと「雨」マーク。

平気ぶりつつこのマークを見るたびに鼓動が高くなる。

今すがるのは春の天気の不安定さのみ。
ただひたすらお天気が前にずれてくれることを祈り続けている。
いつもなら少しずつ前に移動してくる予報なのだが、今回に限っては「傘」マークはどっしりと土曜日に腰を下ろしたまま。

「ははは」乾いた笑いと共にそろそろ腹をくくるかなどと思いつつ、後3日それでも精一杯悪あがきをすることにする。

「ん?悪あがきって何?」って?
テルテル坊主に決まってんじゃん!あなたも作りなさい、バンッ!!そして吊るしなさい!

ニューブリーズに参加してくれるみなさん、念のためにカッパだけはカッパ巻きと共にご用意を。
そしてもし万一雨になったら、開き直って2度と戻ってこぬ時間をそれでも精一杯楽しみましょう。

雑感雑記 #525 (4/12/07記)

「交通監視員」

車を運転しながら携帯電話をするのは法律違反。もってのほかである。
しかし、法規を知っていても平気の平左で携帯いじくる輩の多いこと。

断じて許してはなりませぬ。
委託を受けたわけでもないし、ましてや切符切ったり罰金の徴収もできない身分。
「何ができるのか?」考えた挙句、とりあえず車の中からメッと睨むことにした。
効果は未知数であるがこういうものは継続こそ力と考え「メッメッ」とがんばっている。

まだ日の明けぬ早朝FM802に車を走らせながら信号待ちなどのときに「メッ取り締まり」をしていた。

右隣の車のドライバーが左耳にあてた携帯を思いっきり揺らして信号待ちを談笑している。
このままでは危険だ。だから見えにくい中いつもにも増して「メッメッメッ」を繰り返した。
しかし、全然効き目がないばかりか、ますます彼の左手の動きが耳の辺りで大きくなってきた。

頭から湯気を出しながら彼を凝視したら、左手小指で耳の穴を思いっきり掻いているだけだった。
「どこまで痒いねん!」と言いながら運転に支障はなさそうなので見逃してあげた。
そんな大岡裁きが見事な朝であった。

雑感雑記 #526 (4/13/07記)

「誤審」

人間のすることに失敗はつきもの。

ペナントレース始ったばかりのプロ野球がもはや熱い。
今シーズンも1位2位を争うであろう阪神・中日の最初の3連戦が甲子園であった。

阪神の1勝1分けで迎えた3戦目、2塁塁審が絶対アウトの判定を攻撃側の阪神有利にミスジャッジ。
その直後阪神ピッチャー・ボーグルソンの2ランホームランが飛び出して試合の流れは一気に阪神に、結局3−1の阪神勝利で幕を閉じた。

グラウンドでは審判は絶対のものではあるとは言え、どうも後味の悪い勝利だった。

んが、しかし、それもグラウンドでプレイしているはずの「アニキ金本」を何故かライトスタンドに発見したことでかなり中和された。

ライトスタンドで周囲の人とたっぷりはしゃいでいた「アニキ金本」さん、ありがとう。

4月14日(土曜日)

8回目を迎えたNew Breeze、1週間前の週間天気予報では「雨」マークがついていたにも拘わらず、今年は信じられないくらいの快晴の中スタートすることが出来た。

開場したときからフィンガーピッキングのギターの音色が優しいわたなべゆうくんのギターでみなさんをお出迎え。彼のギターでボクもThe BeatlesのTill there was youを歌って客席を練り歩いた。その後ゆうくんに世界一のノコギリ奏者サキタ・ハヂメが加わって天から舞い降りたミュージカル・ソーとアコースティック・ギターのコラボで会場を愛一杯に包み込んだ。

(因みにこの2人、27日金曜のボクの番組午前9時台に生出演してスタジオライブを聞かせてくれます。おたのしみに!)

そして3,000人のリスナーさんが見守る中今年のNew Breezeが開幕。
新進気鋭の全12組のアーティストの音をじっくりとたっぷりと楽しんだ。
ナイス橋本くんと楽屋で。
温かい声援に乗って軽快な歌声。
SOMAの3人と。
陽気なSOMAのステージ。
airdropの2人と。
柔らかいairdropの歌声。
照屋実穂ちゃんとピース。
伸びやかな実穂ちゃんの歌声。
出番前のサガユウキくんに寄りかかる。
熱唱中のサガユウキくん。
Funky Jams 鈴木理恵
Funky Jams 飯室大吾
Funky Jams 内田絢子
Funky Jams 冨永晃道
SSN 吉村昌広
Rock Kids 802 成田真美
Prime Hitz 尾上さとこ
Flower Afternoon 加藤真樹子
Design the Night 大抜卓人

New Breezeも前半5アーティストのライブを終えてFM802DJもたくさん見に来ているってことでまとめて会場を埋めているみなさんにご紹介をした。それぞれに個性溢れる面子でボクがタジタジとなるくらいだった。

「なってへん、なってへん」と外野の声。

全部で10人紹介した802DJ, その最後に登場したのはSaturday Amusic Island Morning edition のシャーリー富岡さん。彼女とは知りあってアッという間の20年が経っている。でもボクたちはいつまで経ってもあの頃の初々しさを失わない。とにかく一緒にいればいつも笑顔に包まれる。

そしてNew Breeze 後半戦へ。

ずっと応援しているワライナキと。
ワライナキの温かいステージ。
竹中絵里と楽屋でポーズ。
竹中絵里の伸びやかな歌声が会場を包む。
ハンバートハンバートの2人と。
ハンバートハンバートの独特の世界。
フォノジェニコの2人と。
揺れるfonogenicoサウンド。
ロクセンチの3人と。
ロクセンチのロックでセンチな世界。
Super Fly の2人と。
圧倒的な存在感のSuper Flyのステージ。
Luz Fonteと笑顔でピース!
ゆらゆらとルースフォンチのステージ。

昨日金曜日のリハーサル(左写真)から始まってたっぷりと長〜い2日間だった。でもボクにとってはまたまた充実の2日でもあった。

会場に来てくれた3,000人のみなさん、笑顔をありがとう。十分に新しい音の息吹きを楽しんでもらえたのではないかと自負します。

今回のNew Breezeのライブ音源は4月23日〜27日のボクの番組と29日のビンタンガーデンでオンエアします。会場に来てくれたみなさんも、来られなかったみなさんも、またオンエアで楽しんでください。

そしてボクはまた明日から来年のNew Breezeに向かって歩き出します。

雑感雑記 #527 (4/16/07記)

「No Name」

ちょっと気になること。

ときどき「名もなき花」という表現を見聞きする。
が、世に「名も無き花」などはないのだそうな。

人の無知がそう言わせるだけで、「名も知らぬ花」と表現するべきだとか。
うろ覚えだが、優れた植物学者でもあった昭和天皇が仰られた言葉だそうである。

自分が知らないだけで、その全てを語るなかれ。
この花のエピソードは、我々がともすれば忘れがちな大切なことを示唆している気がする。

雑感雑記 #528 (4/17/07記)

「電子学生証」

よほど真面目な人でないかぎり、学生時代にお世話になったことがあるのが代返という大変便利な代物。

ボクは真面目だったのでそんなことはほとんどしなかった。
ただ大学の体育の授業だけはかったるくてちょっとひ弱な同級生をひっ捕まえて代返を強要し、授業をエスケープしていたこともあったような気もしないではない。(「なんや、やっぱりやっとったんかいっ!」の声あり。)

ま、結局彼はひ弱過ぎて代返する事も出来ず、8回連続して欠席すると自動的に大学5年が確定する直前の7回目の授業で彼に代返をしていなかったと告げられ真っ青になりその後全部出席し、加えて単位取得の為に補講のトランポリンを4回受けさせられたという苦い想い出がボクの代返にまつわるおぼろげな記憶なのだが。

しかし時代を経てもやはり代返っちゅのは学生生活からは切り離すことはできないもののはず・・・だった。

ところが、学生生活もIT化が進みこれからの学生証はどうやらID情報込みの電子学生証になり、そうなると教員はリアルタイムで学生が出席しているかどうかを確認出来「代返」などちょっくらちょいとは出来なくなるというニュースを読んだ。

読み終えてボクは「早めに大学を卒業しておいてよかった〜。現役学生諸君、苦しみ給え。」とほくそ笑んだ。

雑感雑記 #529 (4/18/07記)

「いたずら」

ほんとにたまに車の点検などで代車を借りることがある。
当然借りている間もいつも通りカーラジオを聞くことになる。

そしてこの間にボクはFMラジオに関してはどのセレクトボタンを押しても全部802になるようにリセットする。

これで万一のことがあっても安心だ。
何が万一で、何が安心なのかは判然としないが、深く追求するのは無用である。

敢えて言うなら、「おじさんの主張」なんじゃないかな。

リセットし終わったボタンを順繰りに押して「うひゃひゃ」と喜ぶ快感、君は味わったことがあるか!

雑感雑記 #530 (4/19/07記)

「老舗 みたび」

今までに2度ほど触れた大阪でずっと閉店セールを続けている老舗の靴屋さん。
店じまいセールにも拘わらず新しい垂れ幕に経費を投じ、且つその惹句が相当魅力的だと書いた。

何十年も使い続けた「もうあかん、やめます」の垂れ幕に仲間入りした2枚の真新しい垂れ幕。
大きな交差点の反対側から大きな宣伝文句だけを読んでいたのだが最近お店の真ん前を通る機会があり眺めてみたら垂れ幕の下の方にも小さな宣伝文句が書いてあり、そこまで全部読んで垂れ幕の惹句が完結することに気づいた。

中途半端ではいけないので雑記でも同じようにそれぞれの垂れ幕を完結しておく。

大文字:「飲酒運転やめましょう、靴はいて歩きましょう。」(既出)
小文字:(交通違反の代償高いが、靴安い。)
赤文字:ー春の交通安全セールー (既出)

大文字:「格差社会を是正せよ、身長の格差は当店で。」(既出)
小文字:(人は見た目が9割だから。)
赤文字:ー秘密のセールー (既出)

小文字のところが今回気づいた箇所。
最高である。もはや芸術の域に達したと言っても過言ではなかろう。
とここまで書いてボクが一番この老舗にまんまとはめられていることに気づいた。涙。

雑感雑記 #531 (4/20/07記)

「誤算」

誤算にもうれしい誤算、そうじゃない誤算と2色ある。
まさかと思っていたが、その2つが同時にやってきた。

今回のスペシャルウイークで実施した「キリ番チャレンジ」のこと。

びっくりした誤算は想定外の量のリクエストが殺到したということ。
放送現場はバケツどころか、たらいをひっくり返した大騒ぎで疲労困憊という大誤算。
リスナーパワーを過小評価していた報いはものすごい重圧と共にありがたく学習した。

うれしい誤算は確実に裾野が広がったと感じられたこと。
「初めまして」のメッセージが今回ほど多かったことは長いキャリアの中でも初のことで、これはリスナー数が増えたというより今までのサイレントリスナーさんたちが動き出したと見るのが妥当だと考えている。

サイレントリスナーさんが動き出すことは実は本当にすごいこと。
今回こういう風に「裾野」が広がったということは大きな収穫で、プラスマイナスした結果もものすごい「プラス」だったと信じている。

ボクなりのアクセスキャンペーンで広がった裾野を大切にして、これからもより身近なラジオを目指していくことにしよう。

4月スペシャルウイーク・インターネットリクエスト数集計:
月曜日 2,060 
火曜日 2,553
水曜日 3,130
木曜日 2,374 月ー木平均:約2,530

金曜日 5,685 

雑感雑記 #532 (4/23/07記)

「車窓の風景」

週末慌しく大阪東京を1泊で往復。
4月の車窓からの景色は春の息吹に満ち溢れている。

眼前に迫る山々の木々の緑が萌え立ちその勢いが息を呑むほど美しい。
水を湛えられた稲田はキラキラと鏡になり今や遅しと田植えのときを待っている。
畑には土を肥やすために植えられたのか自生しているのか、レンゲの紫が美しい。
河原の土手に群生するナタネの黄色も目に鮮やかで、景色の全てが春を謳歌している。

新幹線車窓からの風景、いくらでも見続けていたい。

都会でも春は一段と美しい。
ハナミズキも白、ピンクの花が今を盛りと咲き誇っている。
奇しくも今日の誕生花は「ハナミズキ」。

春を楽しまねば。

雑感雑記 #533 (4/24/07記)

「続・車窓の風景」

週末慌しく大阪東京を一泊で往復。
復路、窓の外をぼんやり眺めていると意外なものが意外にたくさんあることに気づいた。

小規模な遊園地があちらにひとつ、そしてこちらにひとつって感じで現れては消えていく。
それぞれの間隔は相当あるんだろうが、かっ飛ばしてく新幹線目線では「あ、また遊園地があった!」というイメージ。
人もろくに乗らずにカランカランと回る観覧車を「採算は取れるのだろうか。」と眺め続けすぐに無用の心配であることに気づき咳払いを一度した。

回ると言えば、海の近くに風力発電の風車をあちらこちらで見かけた。
びっくりするくらいの直径を持つ羽根がこちらはグイングインとゆったり回っている。
回る速度はたいしたことはないが、ものすごいトルクから生み出される電力は相当のものであろうとぼんやり想像。

海辺に家を建てるときには光熱費を節約するためにあれを1本は庭に植えることにしようと決意した。

新幹線車窓からの風景、いくらでも見続けていたい。

雑感雑記 #534 (4/25/07記)

「続・続・車窓の風景」

週末慌しく大阪東京を一泊で往復。

もっそいスピードで、かっ飛んでく新幹線の窓の外を「こだま」しか停車しない駅が、なんて名前の駅なのか判らぬままヒュンヒュンと過ぎ去っていく。

あ〜たがどうなのか知る由もないが、ボクは不可能を可能に変えて生きてきた男。
「必ず駅名を読んでやる!」とキリッとした目で決心した。

しかし3駅目を通過したあたりで目玉だけが左右にピクピク動き続けているのに気づいて無謀なチャレンジであったと断念。ちょっぴり悔しかった。

メジャーリーガーのイチローくんはこんな訓練をして動体視力を鍛えたと聞いたことがある。

一度彼と一緒に新幹線の旅をしてみたい。
動体視力のいい彼は駅名なんてスラスラ読んじゃって「ドウタイ!」なんて自慢することだろう。
「ヤンヤ、ヤンヤ。」とビールくらいは奢ってあげてもいいかもしれない。

新幹線車窓からの風景、いくらでも見続けていたい。

雑感雑記 #535 (4/26/07記)

「渋谷にて。」

週末慌しく大阪東京を一泊で往復。

往路は仕事の予定時間より早めに東京に到着。
小腹がすいたので渋谷駅舎の中の蕎麦屋さんに入る。
ここはいわゆる「立ち食いそば」のお店なんだけど、少し広いのでテーブル席も用意され、注文するや否や注文の品がやってきてイラチのボクにもピッタリな店なので実はよく利用している。

今回も席につく前に運ばれてきた「あしたばせいろ」480円をズルズルたのしんでいるとボクのテーブル前をジッとボクを見ながら通り過ぎようとしている女性がいる。

このときのボクの気持ちを一言で表すと「怪訝」である。
だからボクは「とっても怪訝なのですが、何か?」目線を彼女に返した。

「ヒロさんですよね?」
この一言で「怪訝」は氷解、同時にボクの顔にとってつけたような笑顔が浮かぶ。

話を聞くと東京に来て1年で東京には面白いFMがないのでモバホで802を聞いてくれているらしい。
「ん?モバホってなんや?」とボクの心の中には暗雲が垂れ込めるがどうもここは知ったかで、すり抜けたほうがよさそうだ。

薄ら笑いをしているとどうやら見破られたようで彼女は親切に「モバイル放送のことで、端末を買うと月々ちょっとした利用料でどこの放送でも聴けるシステムなんです。」と教えてくれた。「そうそう、そのモバホね。」とあたふたと応対していたら「これからもがんばってください。」と彼女は去っていった。

そして彼女の背中には「業界の人のはずなのに、なぜモバホも判らないの。」と「怪訝」そのものがへばりついていた。

その夜の渋谷は慌しくもなぜか物悲しかった。

雑感雑記 #536 (4/27/07記)

「セレブ・テラダイラ」

週末慌しく大阪東京を一泊で往復。
と、この書き出しでかなりの雑記を稼いだ。

「ほんま、よ〜いろいろ覚えたはるな〜」とあなたは感心されたことだろう。
「羨ましいやろう?」と自慢をしたいところだが、実はこれには秘密がある。

備忘録。つまりメモである。
頭に何かが浮かんだ瞬間にアイデアは走り去っていく。
それが素晴らしいものであればあるほど瞬時に消え去っていく。
諸行無常を感じる瞬間だが、そうはさせじとそれを捕まえるのが備忘録なのである。

ぼんやりと新幹線窓の外を眺めていると今回は特に矢継ぎ早に雑記ネタが頭に浮かんだ。

今まではペンを取り出してメモにしていたのだが、今回のボクは違った。
おもむろに旅行かばんに忍ばせていた購入したばかりの超小型ノートパソコン(900g)を取り出しパタパタとメモをしたのである。

それが結実したのが今回の「車窓の風景」シリーズだったというわけである。

「超多忙のビジネスマンに見えちゃったら困っちゃうなあ。」とちょっぴり照れながら周りを見回したらみんな寝ていた。

「ふん、高かったのに、誰も見てくれてないのね。」と京都手前あたりで少し鼻を鳴らしてしまった。

4月27日(金曜日) Part 1.

大忙しの金曜日。今朝一組目のお客さまは14日のNew Breezeで開場から開演までの間ステキな音楽で来場者をもてなしてくれたギタリストわたなべゆうくんとノコギリ奏者サキタ・ハヂメさん。それぞれに音楽活動をしているんだけど、今回のNew Breezeでこの組み合わせが実現した。

それにしてもMusical Saw(ノコギリ)の音色は心が洗われる。BBSにも絶賛の書き込みが相次いだ。右上がノコギリを実際に演奏しているサキタ氏。当たり前やけど、ほんまにノコギリなのです。

無事出演を終えて「ヒロさんのおそばに立たせていただいて光栄です。」の雰囲気にしてねと言ったら見事に演じきってくれた。(ほんまにおいらが怖いのかもしれない。あは。)

4月27日(金曜日) Part 2.

そして番組としては変則である1日に2組目のゲストはもう、この写真の「ニッ」笑いでお判りであろう葉加瀬太郎さんである。

今年も8月4日に決定したライブ、情熱大陸のお知らせに来て下さったというわけなんだけど、もうこれで番組ゲストも6回目の登場とあって気心が知れたもので話しもアッチャコッチャに飛び回ってアハハアハハの時間であった。

写真には今現在の雨男を自認する太郎ちゃんと以前同じことを言われ続け今は雨男を返上したものの言われる者の心の痛みを十分に理解するTちゃんとの男の友情が溢れているに気づいてもらえると思う。

雑感雑記 #537 (4/30/07記)

「親子の会話」

ttとほぼ毎日散歩に行く公園には池がある。
1周780mもあるので堂々としたサイズの池と言ってもいいだろう。

ゴールデンウイーク、パパに連れられてきて遊んでいる幼児もたくさんいる。
tt と散歩をしながら3歳くらいの男の子のパパへの素朴な質問が耳に飛び込んできた。

「サメいてるん?」

ボクは思わず「ウヒャ」と言い、tt は目をへの字にしてシッポを振った。

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