HIRO T'S DIARY
● 9月の日記 ●

9月1日(土曜日)

tt 通信

カットしてもらいました。
今回は少し伸びすぎていた耳を短めにトリムしてもらいました。
顔全体がちっちゃく引き締まって見えてなかなかの評判です。

お休みの朝はパパのソファに飛び乗ってきて、ちょこんといつまでも座っています。
でも写真を撮るときは落ち着いてこっちをじっと見てくれません。そこでパパは妙案を考えました。
カメラを向けてセットが出来た瞬間に「ttくん、ごはん?」と呼びかけるのです。
「え?なに?さっき食べたのに、また食べられるの?」とつぶらな瞳でこちらを見てくれるって寸法です。

いい写真が撮れたのでごはんではないけど、おやつをごほうびにあげました。

雑感雑記 #626 (9/3/07記)

「eco action」

公共広告機構ACの地球温暖化防止のCMに「知っているから、しているへ。」という言葉がある。
言い得て妙、大好きな言葉になった。

地球温暖化にはいくつもの要因がありこれに尽きると言えるような解決策はない。
加えて温暖化防止ビジネスにはさまざまな利権も蠢いているようで学習すればするほど頭が痛くなる。

ただ、確実に言えるのは便利を求めすぎたあまり我々は母なる地球を徹底的に痛めつけてきたということで、これはもう間違いのない事実。

とにかく「浪費」を止めようと考えて1枚で原油約20mlが節約されるというレジ袋にボクは目をつけた。そしてやっと完成したのが 802 eco bag。ぜひみなさんに購入してもらってエコへのアクションをスタートしていただきたい。

FM802 OTO SHOP (funky802.com/otoshop)で1枚1,000円で発売中。
受注から商品管理、発送に至るまで外注委託にせざるを得ない環境なので、市販されている同種のものより割高であるのは否めない。しかし、この802 eco bagをeco actionのflagshipとして使うことであなたの「知っているからしている」のスタートを切っていただきたいと考えている。

またOTO SHOPは2,000円以上の購入に送料が無料になるのでお財布にもエコを実践するためにお友達と誘い合っての購入を!

最後になってしまったけどこのエコバッグ、レジカゴから詰め替えの必要もない実に優れもので間違いなくお買い物のときには大活躍することになるでしょう。

Save the Earth! 本気で行動を起こしていかねば!

9月3日(月曜日)

番組には約5年ぶりの登場になるOrange Pekoeのナガシマトモコちゃんと藤本一馬くんがやって来てくれた。明後日発売の最新シングル「キラキラ」のプロモーションだったので、もちろんその話しもしっかりと押さえたが同時にその他もろもろ無用とも思えることもガチガチに押さえた。

2人は特に関西学院大学のボクの後輩、一馬に至っては商学部まで一緒の後輩なので大学話から、ギター話と飛躍しまくった。んが、一番時間をかけたのは長く伸びている一馬の髪の件で「自分!長すぎるんとちゃうけ?」と相当いじくり倒した。んで、帰り際にほんとにいじくってみたらほんとに長かった。あはは。

雑感雑記 #627 (9/4/07記)

「デマチ」

お友達のゴロちゃんのお芝居を見に行った。
今回の大阪は全7公演と回数が少なくボクもようやく千秋楽に間に合ったという感じ。

気安くゴロちゃんなんてっちまったけど、彼は岸谷五郎。
そしてお芝居は彼が主宰する地球ゴージャスの公演で「ささやき色のあの日たち」。

どこだか分からない空間、体温の感じられない透明な場所で出会った男2人の不思議感覚の物語。
2時間ノンストップで一気に楽しませてもらった。

お芝居終了後楽屋見舞いをして汗まみれのゴロちゃんを労い、その後楽屋口を出たら妙齢のお嬢様たちがボクの車をグルリと取り囲んでボクに熱い視線を送っていた。

「いやあ、参ったな〜。止せよ、困っちまうじゃんかよ〜。」と思ったら彼女たちはゴロちゃんが出てくるのをいまや遅しと待ち構えていただけであり、ボクには1ミリの関心もなさそうだった。

悔しさにエンジンをブオンブオンいわせながら「役者になってやる!」と誓った。

雑感雑記 #628 (9/5/07記)

「上下の差」

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と素晴らしい言葉を残されたのは福沢さん。

ところが「上下の差」は歴然とあることにボクは気づいてしまった。
諭吉さん、恐縮至極でほんとに申し訳ないが、貴方は間違っていた。

田舎から届いた、もいだばかりの梨を今朝シャキシャキと食べていたら気づいたのだ、果実の下部の方が重力のせいで甘みが下に落ち上部よりもはるかに糖度が高いということに!

「天は梨の上に甘さをためず、梨の下に甘さをためる。」

今度、明解国語辞典にこの名言を載っけてもらうことにしよう。

9月5日(水曜日)

石田ショーキチがソロ名義では初のアルバム「Love your life」をリリースするってんでプロモーションにやってきた。93年Spiral Lifeでデビュー、94年、つまり13年前にゲストで来てその後もMotorworksというバンドで3年前にも来てくれている。つまりボクとは普段交流はあまりないものの長いつき合い。しかも石田ショーキチ氏、この10年くらいはロックプロデューサーとしても大活躍中。

今回のソロ名義でも年末に向かってライブでは相当暴れ回るそうだ。

んが、キャリアを積んでいてもソロは初めて。つまり新人なので帰る前には「業界の厳しさ」を耳打ちしておいてあげた。神妙だった。

雑感雑記 #629 (9/6/07記)

「エヘ」

喜怒哀楽のひとつ、喜ぶ。
その「喜び方」にもやっぱ程度があり「ちょっと喜ぶ」から「むっちゃ喜ぶ」までさまざま。

擬音で表現すると、「エヘ」から「ヘラヘラ」、そして「エヘラヘラ」と変化していくのは周知の通り。(だと思う。)

今回はそんなボクの「エヘラヘラ」つまり「最高の喜び」のひとつを紹介しよう。

あ〜たはどうだか知んないが、ボカァ銀行のATMの前に立つと心拍数が上がる。
ピッピ触れて操作する液晶画面の前に立つだけでうれしくてヘラヘラしてしまうのだ。
つまりボカァこういうタッチパネルの扱いが超得意で、まあ、プロと呼んでもらっても差し支えないかもしんない。

状況としてはATMコーナーが相当混んでいることが望ましい。

勝手が解らずに右往左往している隣のおじさんと、もいっこ隣のおばさんのたどたどしいピッピ音を尻目に、振込みなどで相手方の名前をカタカナで全部入力なんて超高速でピピピピ、ピッピと済ませてしまって颯爽と銀行を後にするのが大好きだ。

そんなときのボクの顔は決まって「エヘラヘラ」していて今にも「エヘラヘラ音頭」を踊りそうになっている。そんなボクのシャ〜セの顔、ユーもよかったら今度見に来ちゃいなよ。

9月6日(木曜日)

20歳になったばかりの好青年、Alexander Withくんがノルウエイからやって来た。本国でもまだ1年前にデビューしたばかり、日本でも2ヶ月前にデビューアルバムをリリースしたばかりのシンガーソングライターだ。

でも今夜からBillboard Live Osakaで土曜日までライブをぶちかます。つまり相当買われているということ。フレッシュなライブを魅せてくれることであろう。

爽やかな好青年のサングラスが気に入ったので「くれっ!」と言ってむしりとったら「返してくれ〜〜。」とすごい抵抗にあった。どうやらノルウエイにはジャイアンがいないようだ。

雑感雑記 #630 (9/7/07記)

「アメリカ村にて」

雨の夕方、穴の開いたビニ傘をさしてヘアカットに行った。
アメ村はずれのサイトウさんとこに、ヘアカットに行った。

アポまで少し時間があったのでアップルストアにソフトを買いに行った。
買い物を終えサイトウさんちに向かいながらボクは猛烈な空腹を覚えた。

こんなときサイコーなのはたこ焼きで、しかもアメ村なら甲賀流があるではないか。
大阪に住んでいてホントによかったと雨の中でバンザイをしたら、ちょっと濡れた。

「カラシマヨネーズでお願い!」と通ならではの発注をして300円を支払い、一舟受け取る。
そのまま傘さしてアメ村をとぼとぼ歩きながら、ハフハフと久しぶりのたこ焼きを楽しんだ。

カラマヨがごきげんだった。
アツアツでメチャメチャうまかった。
「歩き食べ」もたまにゃ悪くないなっておもた。

食べ終わる前にサイトウさんちに着きそうになったので四つ角に立ち止まり残りを喰った。
ちょっと慌てて喰ったので上あごをやけどしてしまい、すぐにズルムケになってしまった。
喉も渇いたので丁度そこにあったどれでも100円の自販機でお水を買ってゴクゴク飲んだ。

穴の開いたビニ傘を首にはさんでアメ村の四つ角に立ちつくし、たこ焼き喰いながら100円のペットボトルの水をゴクゴク飲んでる自分の姿の侘しさったらなかった。

雑感雑記 #631 (9/10/07記)

「新居完成!」

と言ってもボクん家ではない。

7月末から工事をしていた本スタジオ Amusic Studio のデジタル化が完了したのだ。
7月30日から約40日の仮住まい生活を終えた気分はやっぱ「やっと帰ってきた〜」って感じ。

この間、途中「熱の華」まで出してがんばった甲斐あってデジタルミキサー操作は習熟。
「楽勝!」かと思っていたのだが、やっぱあちらこちらが今までの仮スタジオと微妙に違うところがあって4時間の間、肩に力が入りっぱなし、結局左肩がパンパンに張ってしまった。

ま、しかし、居心地は抜群。
日を追ってまたもっとfunkyな放送をお届けしていくことにしよう。お楽しみに!

9月10日(月曜日)

Rie fuちゃん、ちょうど3年ぶりにボクの番組に来てくれた。今まではイギリスの大学と日本を行き来していた彼女も無事卒業したのでこれからは日本に腰を据えてアーティスト活動をしていくとのこと。

今回は先週リリースになった5000マイルのプロモーション。とっても温かい愛の歌なのでぜひ聴いてみてください。年内にはアルバムも予定しているってことで今年後半は音楽活動が相当忙しくなりそうです。

彼女が手にしているのは自分が学生時代に描いた油絵の画集。将来は自作に囲まれて歌うRie fuちゃんも見てみたいもんだね。

雑感雑記 #632 (9/11/07記)

「Colorful Mixture」

豊田、静岡、足立、高知、名古屋、八王子、相模、三河、姫路、岐阜、尾張小牧、福山、岡山、広島、湘南、大分、鳥取、千葉、徳島、習志野、福井、石川・・・

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのこの秋のイベント「ユニバーサル・ワンダー・ハロウィーン」の空中サーカス「ソルシエ」のプレス・プレビューを終えた帰路、USJ駐車場で見たナンバープレートを見た順番に列記してみた。

ソダヨ、イッショケンメイメモッタンダヨ、ナニカ?

あまりにカラフルなので楽しくなってきて、せっかくなので「一番遠いで賞」の大分さんと「一番乗ってみたいで賞」の湘南さん、そして「一番たくさん来ていたで賞」の尾張小牧さんたちの車のワイパーにボクのサイン入りステッカーをはさんでおいてあげようかと思ったが、きっと誰もボクんこと知らないだろうし「なんだぎゃ〜、これ、うざってぇでいかんわ!」って言われるのが落ちだろうからそれは辛うじてやめておいた。

しかし、その万国旗のごときナンバープレートの競演は見事という他なかった。

ナンバーを控えながら、ゲートに近い所に停まっている車、つまり多分開門と同時くらいに来た車ほど遠方からの車が多いっていう大発見もした。つまり遠いところの人ほどみんな相当根性入れて来園したはるってことだろう。今度「全日本ナンバープレート協会」(通称:全ナン協)にこの発見を登録して後世に偉大な発見者としてボクの名を残すことにしようと考えながらUSJを後にした。

雑感雑記 #633 (9/12/07記)

「ライブ攻略法」

先週末はライブ三昧だった。

ボクはただ冗長にライブを眺めるだけではなく卓越したライブ攻略法までも確立してしまった。
一般人に混ざって純粋に「客」として見に行ったにも関わらずこんなものまで確立してしまうあたり、さすがの音楽プロと言うほかないだろう。ヤンヤ、ヤンヤ。

でもボカァ豪気な人なので出し惜しみはしない。
ちゃんとその法則をあ〜たにもおせえたげたい。(チェルシー)

春のNew Breezeなどいつもは制作サイドで滅多に腰を落ち着けてライブを見たことがなかった大阪城野外音楽堂で行われたSounds Greenという素敵なイベント・ライブ。

しかし残暑厳しく、とにかく立っているだけで汗がブルブル。
快適な場所はないかとウロウロ探し遂にそれを発見したのだ。

ズバリそれは「芝生エリア」。

周りを壁に囲まれて風がこない椅子席より後方なのだが壁がない分爽やかな風が吹き抜けてすこぶる居心地がよい。椅子席よりは当然舞台より遠いけれど、野音はもともとそんなに距離がない分芝生席のデメリットってのはそう大きくない。

諸君もこの攻略法を今後大いに活用されるのがよろしかろう。

んっ?
大阪城野外音楽堂だけの攻略法なのかって?
ちょっと攻略法の範囲が狭すぎるのではないかって?

そうだけど、なにか?

雑感雑記 #634 (9/13/07記)

「あとかたづけ」

おもちゃばこからおもちゃをだしてあそんだあとはきちんとかたづけましょう。
おかねもちんちのこならそのおもちゃばこはとってもおおきいのはあたりまえです。
おもちゃをもてあそぶだけもてあそんでそしてとつぜんやーめたなんてほっぽらかしてしまうとばあやたちはとってもこまってしまいます。

こどもにはじぶんでひろげてあそんだおもちゃはちゃんとじぶんのてできれいにかたづけることができるくらいのしつけはきちんとしておかないといけません。

ごきんじょからうしろゆびさされてわらわれないためにもときにはひっぱたいてでもものごとのきしょうてんけつをたたきこむこともひつようなんじゃないかな。

にほんてんやわんやがあけたあさにぼくはあらためてそうおもいました。

9月14日(金曜日)

今年20周年を迎える谷村有美ちゃんが7年ぶりにボクの番組に帰ってきてくれた。時間の経つのはほんとにアッという間だねえとこんなときいつも思います。

20周年を記念して出されるCD Boxセットの話しや11月のライブの話しなども聞きながらスタジオライブもしてもらった。デジタルになったばかりのスタジオでピアノとのマッチングがうまくいかなくて有美ちゃんにもっそい悪いピアノの音しか作ってあげられなかった。有美ちゃん、本当にごめんね。

育児ん時に「おむつブギウギ」ってアカペラ曲を作ったと言っていたので帰る前ボクのホンキートンクピアノを付け加えて連弾してみた。赤ん坊のうんちはたっぷり出そうな塩梅に仕上がったので満足した。あはは。

雑感雑記 #635 (9/14/07記)

「いたずら」

お昼過ぎFM802から事務所への帰り道吉野家の角を曲がろうとしたその時、今どきの若者ファッションの定番ともいえるリュックサックをぶら下げた青年が食事を終えてひょいと出てきた。

ボクのすぐ前を歩く彼のリュックサックにはプラスティックの名札がぶら下がっていた。
黄色のプラスティックにマジックで「川口」と書かれた名札がボクの目の前でプラプラ揺れている。

思わず「おい、川口!川口とちゃうんか?久しぶりやなあ。」と声をかけたくなった。
一体彼はどんな反応を見せるんだろうと想像すると、それがあまりにも楽しくておしっこをちびりそうになった。

いや、正直に言おう、ちょっとちびった。
が、よく考えたらボクはだいぶ大人だったので我慢することにした。
そうすっと川口くん、そのままひょいひょいと次の角を右に曲がって消えていった。

「やっぱ呼びかけたほうがよかったかな〜、おもろかったで、きっと!」とちょっと残念だった。

雑感雑記 #636 (9/17/07記)

「80.2」

人それぞれにスタンダード、つまり基準がある。

体重コンシャスなボクの場合その分岐点は80.2kgsだ。
この数字をヒットすると途端に身体が重く感じるから不思議だ。
体重計に乗らなくても「あ、いっちゃったな。」とわかるくらいはっきりとした分岐点だ。

学生時代は73kgs、それから社会人になってず〜っと、大体78kgs前後をうろうろ。
5kgs増で抑えてるあたり、これはほんとにえらいと思う。誉めてあげたいくらいだ。
今さら73kgsに戻りたいとは思わないが理想としては77kgsを目指したいと考えている。

ま、それはいいとしてどうして身体を重く感じる分岐点がこんなにきっちり80.2kgsなんだろう?
今度FM802編成部長にでも聞いてみようと思う。

雑感雑記 #637 (9/18/07記)

「holiday mode」

3連休最後の日、敬老の日の朝もいつも通り番組を済ませてふと気づくと世の中やっぱり祝日感満載。

おいらも休日らしいことしたいなって思っていたらわが友luz fonteが南港WTCでフリーライブを行うというネタがボクのゆる〜い情報網に引っかかってきた。それも午後2時からという絶好のタイミングで。

「休日のWTCも悪くないなあ。」とあごを撫でながら決意。
午後の仕事もパタパタと済ませて阪神高速湾岸線を飛ばした。
ところが快調なのはほんのちょっと、すぐに渋滞に巻き込まれる。さすが3連休、侮るなかれ!

WTCに到着したのは午後2時半、ルーフォンは最後の曲をスタートしたところでアッと言う間にフリーライブは終了してしまった。

ちょっと残念だったが、家族連れ、カップルでそこそこ賑わうWTC, ATCあたりを探検することにした。ご存知ないかもしれないが探検に関してボクは以前、川口浩探検隊にスカウトされそうになったこともあるくらい造詣が深いのだ。

キョロキョロウロウロと小一時間の探検では、ATMの外れの確か5階あたりの100円ショップの隣に、パッと見には「ひょっとしてガラクタ?」と思えるような骨董もどきグッズを床一面に置いて商いをしている相当に怪しい雰囲気の漂うお店を発見したのが収穫だった。諸君にもこの怪しさ体験、相当にお勧めする。探してみたまえ。

典型的な第3セクター造りの豪奢な建物の中に、本来は似つかわしくないはずのこのお店が今だからこそひときわの精彩を放っていたのが野放図な第3セクターの「未来」を見ているようで物悲しくもあった。

9月18日(火曜日)

Funk Master, Maceo Parkerが01年05年に続いて3度目の登場。昨日からBillboard Live Osakaでファンクぶちかましのライブ中。

ま、しっかし、いつも思うんだけど、彼のアルトサックスから飛び出てくる音にはほんとにからだが動いてしまうからすごいよね。ほんもののファンク、あ〜たもぜひ。

インタビューもあ〜たらこ〜たらごきげんに進んでとっても楽しかった。でも帰り間際の写真撮影ではボクのメガネを取り上げてごきげんのMaceoだった。ま、笑顔がかわいいのでいいとしておきましょう。あはは。

雑感雑記 #638 (9/19/07記)

「やわやわのやばやば」

プリンではなく、ゼリーを。
それもやや柔らかめのゼリーをお皿にあける。
んで、それがお皿の上でいつまでもプルプルしている。

そんなイメージを抱いてほしい。

車を運転していて凸凹道路を走っているとき、ボクのおなかがこのゼリーになっていた。
平坦路に戻ってもしばらくはプルプルしていて考えようによってはとってもおいしそうだ。

と、そんな能天気なことを言ってていいんだろうか?
んなの、いいわきゃねえ、んなの、いいわきゃねえ♪

体重が自分の基準値にあってもそれが即安心材料ではなく、プニプニ系は「んなのかんけいねえ、んなのかんけいねえ♪」と勝手に増長していくものだということに気づいた。

駆逐せねばなるまい!
即刻駆逐する、今、する!

雑感雑記 #639 (9/20/07記)

「身分」

森羅万象その全てに「身分」があるようで、野菜の世界とて例外ではなく含有する成分でその身分、つまり序列優劣が決まっている。

オリーブが危機に陥った時たった一缶でポパイをムキムキにしちゃって宿敵ブルートなんてひとひねりにしちまうパワーの源は「ほうれん草」で、ま、そんなこんなで「ほうれん草」くんは含有成分の全てが緑黄色野菜の中でもずっと一番だと信じて疑わなかったそうな。

ところが最近、鉄分の含有量は「小松菜」くんの方が多いと知ってしまい思わず一言。

「コマッツナ〜!」

雑感雑記 #640 (9/21/07記)

「hiccup」

「そう言えば最近とんとしてなかったなあ。」と、突然「ヘック!」「ヒョップ!」「カプッ!」と異音を連発する家人のシャックリを聞きながらぼんやりと思った。

軽い感慨で終わればよかったのだがこれがエンドレスで続きだした、それも相当大きな音で。

横隔膜の痙攣が原因で起こるシャックリは、200kmで走っている新幹線と一緒でそう簡単には止まらないことを知っていながら、遂に言ってしまった。

「とめなさい、シャックリ!すぐに、今!」と。

目じりに涙を浮かべ懸命に止めようとする家人、努力の甲斐なくますます大音量で「ヒッポ、ヘポ、ゲコッ」と続く。しまいにゃ、おかしくなってきて2人して「ケラケラケラ」とひたすら笑い続けることになった。

ま、つまるところはこの騒ぎ、ごく妥当に「水を飲む」ことで収束したのだが。

なかなか止まんなかった本人には災難だったかもしれないがシャックリの間抜けな音に和んだ午後でもあった。

雑感雑記 #641 (9/24/07記)

「Scene #1」

ttとの毎日のお散歩は雑記ネタの宝庫だ。

過日・・・

ttと自宅前に出たら目の前に土地不案内と思しき翁が右往左往していた。
彼の視界にはボクとttしかいない。翁、当然よろよろとボクたちに近づいてきた。

「すんまへん・・・」
「あっ、外人さんやったらわからしまへんわな。」とよろよろ離れて行こうとした。

いつも繰り返されるこの定番リアクションに、ややイラッとしたボクは畳み掛けた。
「わかります!言いなはれっ!」と。

翁、疑心暗鬼でそれでも近場の電車の駅をボクに尋ね、ボクは「ああ、それやったらほにゃららからこにゃららしてぷにゃららですわ。」と澱みなく答えた。(当たり前だが。)

「おおきに。」とよろよろ去っていく翁の曲がった背から浮かぶ「それにしてもあの兄ちゃん、なんであんなに日本語うまいんやろ?」というたっぷりの疑問符を眺めながらttと苦笑した。

雑感雑記 #642 (9/25/07記)

「Scene #2」

ttとのお散歩は雑記ネタの宝庫だ。

過日・・・・

ttと自宅前に出たら向こうから30代のパパと小2くらいの女の子が2台のチャリで近づいてきた。
パパはどうやら娘にチャリのワザを教えたいらしく「ほら、こうやって、こないしたら、ほら。」と走りながら前車輪をピョンピョンと跳ねさせている。

どうやらこれを覚えておけばちょっとした段差なども軽々とこなせるというところをどうしても娘に教えておきたいのだろう。

一向に真似をする気配もない娘の前で、実際の段差に挑戦しながらパパの「ほら、やってみ、ほら、こう、こう、ほら」は止まらない。前を行くそんなピョンピョン・パパの背中に彼女はため息まじりで「もう、そんなことせんでいいねんって!」と冷たく投げかけた。

小学校2年くらいになると少女は既にさまざまな面でもう立派な「大人」の部分もあるようだ。
対する男はいつまでたっても子供で、彼女にズバッと言われてもピョンピョンをやめないパパは少年であった。

ttと一緒に彼の背中を見つめながらほのぼのと微笑んだ。

9月25日(火曜日)

Billboard Live Osakaで明日までライブをするLarry Carlton と Keb'Mo'が来てくれた。ラリーは何と93年から数えて11回目。もうほんとにmy good old friendです。楽しい時間を過ごしました。

一緒にやってきたKevinは初めての対面だったけど、ほんとに歌心のあるステキなヤツでした。2人でしてくれたスタジオライブはほんまに渋くて最高でした。

でも彼らが帰る前にボクが開発した新しいスケールを披露してあげたらラリーは「ヒロTは天才だった。」とぶっ飛んでしまい、Kevinはすぐにボクのオリジナルスケールを完コピしようと必死でした。あはは。

雑感雑記 #643 (9/26/07記)

「Scene #3」

ttとのお散歩は雑記ネタの宝庫だ。

過日・・・・・

ttといつものように、池のある公園をお散歩しているときに、ある発見をした。
池の外周728mにはウオーキング・ジョギングなど健康志向の高い善男善女が溢れている。

プラリプラリの散歩とは言えボクたちも大体分速100mレベルでは歩いている。
それを確実にボクより相当年長と思えるおじいちゃま、おばあちゃまがスイスイ追い抜いていくのだ。

ま、もちろん、彼らの「本気度」はナイキ、アディダス、プーマ、万代百貨店などのブランド物スポーツウエアの着こなしからも見てとれるのだが、それにしても「速い!」。

そのとき、ふと「ん?ひょっとして?」と思った。
そして足の回転数、つまりピッチを彼らに合わせてみることにした。

そうすっとさっき追い抜かれてちっちゃくなっていた万代百貨店ウエアのおじいちゃんの背中がみるみる近づいてきた。

つまり彼らはストライドの劣勢をピッチで補っていたのだ。
「やった〜、おいらんほうが足長かった〜。」単純に喜ぶボクをttが下から情けなそうに見上げていた。

とまれ、足の長いボクにはあの回転数は相当にきついものがある。
なのに楽々とあのピッチをキープする秘訣はどこにあるのだろう?

近いうちに「脚長と脚回転数における相関関係」をテーマにした論文を発表しようと決心した。

んが、しかし、それはとりあえず月末の帳面を全部終えてからにする。
うん、どうやらその方が無難なようだ。

9月26日(水曜日)

今日Mini Album"Dream Diver"をリリースするサンタラの田村キョウコと砂田和俊がやって来てくれた。アルバムからの曲はもちろんオンエアしたんだけど、いつものようにアルバムから「卒業」って曲のスタジオライブも披露してくれた。

いつもそうだが、キョウコの伸びやかな声とスーチャンの味あるギターのコラボは今朝も超ゴキゲンだった。

帰る前にボクが最早デジタル卓をスイスイ操るのを見て「ヒロさん、スゴ〜〜イ!」と驚いた顔をしなさい!と命令したらその通りの演技をしてくれた。そう、この写真は「ヤラセ」であり、ボクがまだまだなのは右肩がやや上がり気味なところから察せられるであろう。とほほ。

雑感雑記 #644 (9/27/07記)

「Scene #4」

ttとのお散歩は雑記ネタの宝庫だ。

過日・・・・・・

チャリンコに乗ったおばさまが満面の笑みと共にボクたちの方に走ってきた。
まだかなり向うにいるというのに、おばさまの笑顔はホント溢れんばかり。

おばさまに見覚えはない。
んが、職業柄ボクに仏頂面は許されない。
街のど真ん中ならまだしもここはボクの生活圏、仏頂面は特に避けねばならない状況だ。

ボクたちに近づいてくるおばさまに向かって微笑みを返しながら身構えた。
おばさまは変わらぬ満面の笑みと共に、グングンボクたちに近づいてくる。

高まる緊張の中、ボクは笑顔を絶やすことなくおばさまをドキドキと見つめた。
近づいてきたおばさまはチャリンコのスピードを落とすこともなくそのままの笑顔でボクたちの横を走り去って行った。

つまり・・・・・

彼女は単に「笑い顔」、いつも笑っているような顔をしたおばさまだったのだ。
それに対して一生懸命作ったボクのうすら笑いはいったい何だったんだろう?

やるせなさにワナワナと震えるボクをttがマアマアと慰めてくれた。

9月27日(木曜日)

今日から3日間Billboard Live OsakaでライブをするCandy Dulferちゃんがほぼ4年ぶりに帰ってきてくれた。

朝が早いのにはつらつとした受け答えでとっても楽しいインタビューになった。オランダ出身の彼女、大成功した今も故郷オランダに住んでいるというあたりを再確認し、且つ「いいことだよ、故郷を持ち続けることは!」と賛辞を贈っておいた。

ギターと違いサックスにあまり造詣は深くないボクだが、たまたまスタジオに持ってきていたサックスをケースから出してみせてもらうことに成功。きっとお家が何軒も建つくらい高いサックスだろうから「ちょうだい!」ってゆってみたら本当に嫌がられてしまった。残念だった。次回は必ず!

雑感雑記 #645 (9/28/07記)

「Scene #5」

ttとのお散歩は雑記ネタの宝庫だ。
んが、ttにばかりに頼らず今回はtt抜き南森町犬事情を記してこのシリーズの幕としよう。

過日・・・・・・・

早朝FM802まで歩いて向かっているとき、はるか先を tt が散歩していた。
毛の色もスタイルも全く同じで、また右に左に動く様も全くttと同じなのでビックリした。

でもじっと目を凝らしてみたらttよりはるかに大きいスタンダード・プードルだった。
ご存知ない方のために書いておくとスタンダード・プードルって、成犬では小柄な大人の女性くらいの大きさは軽くある。ところがスタンダード・プードルはほとんどの場合「プードル・カット」で、あの大きさでttと同じ「テディ・ベア・カット」はとても珍しい。

興味津々でttの10倍はあるであろうその犬に早足で近づいて行って追い抜きざまに顔を見たら、ちょっとチェ・ホンマンだった。

南森町交差点を渡って後50mで802のビルの夜間出入り口ってとこで、目の前に今度は完璧メタボなシーズーを2匹連れたおじさんが歩いていた。

犬を引っ張るリードも進歩して今は犬の行動を自由にしてあげられるリール式リードが全盛で彼もそれを使って散歩させていた。

メタボくん2匹は車道ギリギリの歩道を、そしておじさんはリードをやや緩めにして歩道の真ん中をブラブラと。番組があるので急ぐボクは必然的に彼と建物の間を通って彼を追い抜こうとした。

そのとき!

何を思ったかおじさん、リードを緩めて急に建物に向かって移動しはじめた。
つまりメタボくんとおじさんに、歩道を全て占拠されてしまったわけである。
「ナニシトン?!」とおじさんを見ると、彼の視線の先には妖艶に微笑む仲間由紀恵さんのポスターがあった。

はた迷惑な早朝のエロ親父を押しのけてビルに飛んで入りボクは番組を開始した。

都会のど真ん中から生活圏エリアまで昼夜を問わず愛犬のお散歩はさまざまな人間模様を見せながら今この瞬間も続けられている。

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