● 10月の日記 ● |
10月1日(月曜日)
tt通信
ttは大体5週間に1回の割合でカットしてもらっています。そして昨日がその5週間目のカットの日でした。パパはせっかくなのでtt通信にはカットしたばかりの一番男前のttを載っけようと計画していました。
んが、正午に預けたttのカットが完了したのが午後5時過ぎ。つまりもうお外で写真が撮れる明るさではありません。お家で写真を撮ることになって初めて気づきました、お家の灯りが意外に暗いことに。
でも、まあ、今現在のttなのでちょっと画像は暗いけど今月はこれで行こう!とパパ編集長は決めました。左下に写りこんでいるのは編集長の左足です。写真をとにかく何とかせねばという焦りが見てとれて、いとおかしくはございませぬか?
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雑感雑記 #646 (10/01/07記)
「うつろい」
順番待ちの「秋」を飛び越え突然「初冬」が顔を出した。
と、言い切ってもいいくらい、9月末の週末は寒かった。
「え?まだ秋冬服の準備もしてへんのに!」と慌てふためいた人も多かったはず。
まだ暑さも戻ってくるらしいが季節がうつろっても、一年四六時中どこでも確実に歯車が少し狂っているとしか思えない。
ただスーパーなどには栗、柿、ぶどう、早生みかんなどなどたわわの秋が所狭しと並べられ神無月の秋は確実に身近にいる、ほしのあきはだいぶ遠いけど。
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10月1日(月曜日)
昨日服部緑地での野外ライブイベントに出ていたハンバート・ハンバートの佐野遊穂ちゃんと佐藤良成くんがやって来てくれた。1年ぶり2度目になる。
積極的にライブ活動を続けている2人の11月のクワトロ・ライブのお話しがメインであった。だからスタジオでも新曲「大宴会」ってのをやってくれた。遊穂ちゃんの素直な歌声に佐藤くんのバイオリンとバックボーカル、そして縦笛がマッチして本当にステキなライブだった。
だから彼らが帰る前にボクも混ぜてもらってハンバート3を結成して歌ってみたら、ちょっとムーディ寺平な感じになってしまったが2人は温かく許してくれた。
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雑感雑記 #647 (10/02/07記)
「Mr.Children」
2日間で10万人が長居陸上競技場に集合したMr.ChildrenのHome Stadium Tourに参加した。
「世界はいつ始まったのだろう。世界はいつ終わるのだろう。」
素晴らしいメッセージと共に繰り広げられたMr. Childrenのライブは圧巻であった。
巨大スタジアムライブ、音質の悪さを云々する人もいるだろうがボクはそうは思わない。
むしろあのライブは同じ空間・時間を共有するだけで意義深いものであったと評価する。
そしてまたひとつの伝説が生まれたとボクは信じる。
「いったいどれくらいの量の幸運が必要なんだろう、アリーナの最前列ど真ん中の席を手に入れるのには?」ライブをスタンド最上列から眺めながらぼんやり思った。
「いったいどれくらいの量の労力が注ぎ込まれているのだろう、この巨大なステージを組み上げるのには?」とも思った。
「いったいどれくらいのリース会社からレンタルしたのだろう?」
絶対競技場には常備されていない途方もない数のパイプ椅子が、アリーナにびっしり置かれた様子を見ながらアングリと思った。
チケットを手に入れられなかったファンもたくさん会場の外にいた。
そして会場の外に漏れてくる音を「心」に精一杯吸い込んで幸せそうな顔をしていた。
ライブが終わる少し前に会場を後にしたボクも彼らの顔を見てまた幸せ気分になった。
Mr.Children, なんてやつらなんだろう。
音楽のパワーと素晴らしさを再認識した夜であった。
ついでにヒロ寺平も、なんてやつなんだろう。
長居からチャリンコでたった10分に住むその素晴らしさもついでに再認識した夜だった。
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雑感雑記 #648 (10/03/07記)
「700」
東京から帰りの新幹線、終点がどこなのかがいつも大いに気になる。
その圧倒的多数は「博多」が終点なのだが、偶然数少ない「新大阪」終点に乗れたとき平然の顔を装いながら心では「デカシタ音頭」を踊る。
なぜ終点にこだわるか?至極簡単。
つまり車中で爆睡してしまっても絶対に乗り過ごしてしまうことがないからだ。
ま、実際には車中での睡眠は浅いものなので、気づいたら「博多」なんてことはまず起こりえないはずなのだが。
それでも「新大阪」終点に乗り合わせたときは、当たりが出るともう1本もらえるアイスキャンデーの当たりをひいた気分になるから不思議だ。
前回の東京の帰りは意図して「新大阪」終点を選んだ。
すると偶然そいつは運行を始めたばかりの「700系」だった。
この700系、東京大阪を約2時間半で結んじゃうというすぐれもの。
平然の顔を装いながら、このときのボクは新作「ヤッタネ音頭」を編み出し今回ばかりはそれをハゲシク踊った。(ま、これも心の中でだが。)
今回の「新大阪」終点でもうひとつ発見したことがある。
それは終点「博多」便と比較しての「乗客数」の少なさだ。
博多行きの車内には何故か途方もない前途を恨みながら乗車している客の怨念が渦巻いていて空気全体がドンヨリとしているのが普通なのだが、新大阪行きの車中は乗客数の少なさとの相乗効果ですっきりさっぱりと空気が澄んでいた。
Viva, 新大阪。
新しい発見に乾杯した。
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10月4日(木曜日)
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デビューが今月24日とまだデビューすらしていないのに岡野宏典くん、8月に続いて2度目の登場。新人アーティストでこのスパンでの登場は異例のことなんだけど、なんてったって今月の邦楽ヘビーローテーションなんだもん、当然だよね。
スタジオライブでもヘビーローテーション「レモネード」を朗々と歌い上げてくれた。今朝のは特に声も心もビンビンに伝わってきて絶品だった。
悔しいので彼が帰る前にボクの持ち歌「レモンスカッシュ」を弾き語ってあげたら「すごいです〜。」とヤンヤ・ヤンヤしてくれたのでいい気分だった。あはは。
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雑感雑記 #649 (10/04/07記)
「茶」
FM802のあるビル界隈では当然802関係者が歩いている確率が高い。
真面目過ぎるとよく人に指摘されるボクだが、実は意外にイタズラ好きなのはあまり知られていない。
過日FM802と事務所を午後数回チャリンコで行き来する用事があった。
するとボクの前を802CDライブラリーの女の子2人がランチを終えて802に向かって歩いていた。
スルスルと背後から近づいたボクは彼女たちの真横で囁いてあげた、「なあ、ねえちゃん、茶〜しばけへんか?」と。
よほど変なおやじのナンパだと思ったんだろう、2人とも前方凝視のまま固まってしまった。
「うひゃひゃ、おれ、おれ!」と種明かしをしたら緊張で真っ赤な顔になった2人から同時に「もうっ!」と怒られた。
「先を急ぐのでごめん。」と走り出したら今度は前を技術部の岩田くんが歩いていた。
「1日に何度も802スタッフに出くわすとはなんと幸運な日なんだろう!」と舌なめずりをしながらボクは岩田くんの背後にスルスルと近づいて・・・・・
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雑感雑記 #650 (10/05/07記)
「ETV特集」
最近密かにはまっているテレビ番組がある。
NHK教育テレビで毎週日曜日午後10時からオンエアされているETV特集がそれだ。
毎週ひとつの事象・人物にスポットを当て時間と労力をたっぷりとかけて制作されているドキュメント番組である。
そのほぼ全てが「空虚な躁状態」の垂れ流しにしか過ぎない今のテレビ・メディアの中にあって、稀有な「良心の番組」と位置づけ毎週楽しみに見ている。
一番最初に見たのは「星の王子様」の回。
作者アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの生涯を淡々となぞりながら、原作の著作権が切れた今新解釈の「星の王子様」が多数出版され新たなブームになっているというあたりを興味深く描いていた。
恥ずかしながらまだ読んだことのない「星の王子様」だったが、この機会にと早速翌日購入して読んだ。残念ながら凡人のボクにはその「良さ」「味」は皆目分からなかった。ちょっと情けなかった。
とまれ、その番組が10月7日日曜日午後10時からのオンエア分でわが友「馬場俊英」を特集する。
NHKの若手ディレクターたちがごく普通に馬場俊英の音楽に魅せられ、そしてその後彼が「リストラからの復活を果たした男」であることを知り徹底的に馬場俊英を追いかけて制作したドキュメント、どんな仕上がりになっているか興味は尽きない。
日本全国どの地域からでも視聴可能なので、もし間に合うならぜひ。
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10月5日(金曜日)
今日、明日とBillboard Live OsakaでライブをするMichael Franksがボクの番組を訪れてくれた。メジャーデビューアルバムThe
art of teaはもう30年以上も前のリリースでアルバムにはボクの大親友のJoe Sampleや、Larry Carltonも入っているのでずっとMichaelもお友達気分でいたんだけど、なんと今回が初対面。
ま、とにかく、ほんとに真面目な好紳士であった。柔らかな物腰で笑顔もステキなおじさまだったのである。でもやや真面目過ぎてボクの「お馬鹿さ」には付いてこられないようであった。ま、しかし、そゆこともあって人生はおもしろいのである。影響を受けてボクの物腰も柔らかくなったかと思ったが、柔らかいのは「おなかのお肉」だけであった。あは。
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雑感雑記 #651 (10/08/07記)
「相関関係」
世の中3連休の中日、素晴らしすぎる秋晴れに誘い出されて神戸まで出かけた。
大好きな阪神高速湾岸線もガラ空きの中神戸にやや遅めのブランチに出かけた。
高速から見下ろすUSJ駐車場にはビッシリと車がひしめいていて優越感にほくそえんだ。
30分で到着した神戸は市内全部がUSJ駐車場と一緒だったので引き攣り笑いになった。
やっとこパーキングを見つけて押すな押すなの南京街へ。
どこもかしこも満員の中、以前から目をつけていた路地のお店に直行。
目をつけた判断基準はちょっとしょぼい店構えなのに有名人のサイン色紙が沢山あったから。
とっても空いているお店に入って豚角煮ラーメンと小龍包を注文して待つことしばし、出てきたお料理はまずくはなかった。でも「ほっぺ」が落ちるほどでもなかった。
「サイン色紙の数は必ずしも料理の味と比例するとは限らない。」
今回の神戸ドライブでまた新たな学習ができたことに感謝し、洟をすすりながら帰途に着いた。
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雑感雑記 #652 (10/09/07記)
「雨」
昨夜来、シトシトと降りつづく雨。
朝、FM802に向かって歩きながらブルッと胴震い。本物の「秋」を実感した。
考えてみれば日本の四季の移ろいは「雨」がきっかけになっていそうな気がする。
春の終わりから「梅雨」が始まり、雨に隠れて忍び込んできた夏がある日突如顔を出し獰猛な牙をむく。
そんな夏がシトシトと続く「秋雨」にその場を奪われてスゴスゴ引き下がりようやく秋・冬が本格的にスタートする。
厚顔無恥に継続する雨は御免蒙りたい。
が、時としてそこはかとない風情を見せる「雨」が実は日本の精神文化の基調にあるのではないかと窓外の雨を眺めながらぼんやりと思った。
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雑感雑記 #653 (10/10/07記)
「しゅんじゅん」
少し前、南港WTCで行われた馬場俊英フリーライブを見に行った。
まだうだる暑さの中、会場は詰め掛けた人の熱気でほんとに暑かった。
喉が乾いたのでテイクアウトのアイスコーヒーでもと立ち寄ったお店が、ヤバカッタ。
レジ横の看板にイラスト付で「プリンソフトクリーム」と、クッキリ書いてあったのだ。
プリンソフトクリーム。なんて魅惑的な響きなのだ !!
「どんな味なんだろう?」とすかさずボクはズボンのポケットの小銭を握り締めた。
ところが最近お腹周り自体がプリン化しているボクは逡巡した。それもハゲシク!
挙句「プリンソフトクリーム」購入を辛うじて断念することに成功した。
これは素直に快挙と呼んでよかろう。
数日後、帰宅すると巷では幻のロールケーキと呼ばれているという「堂島ロール」がボクを待っていた。
今度は一切逡巡することなく差し出されたロールケーキにむしゃぶりつき、挙句おかわりまでしてシマッタ。 シマッタ〜〜ッ!
注釈:『逡巡』→決断をためらうこと。ぐずぐずすること。
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雑感雑記 #654 (10/11/07記)
「すぐれもの」
生活習慣が全く変化しないのにお腹周りのプリン化現象はおかしいと原因を考察してみた。
天高く馬肥ゆる秋?いや、断じて食べ過ぎはない!
運動不足?いや、もともと運動は不足気味だからそれが直接的原因ではない!
そんな中、ただひとつだけ思い当たることが・・・・
3週間ほど前それまで毎日1本摂取していたヘルシア緑茶をその苦さに辟易として止めたのだ。
今まで堆積しようとする脂肪をせっせと流し続けてくれたヘルシアくんの不在がお腹プリン化現象を促進したのであろうか?
「そうかもしれない」「そうじゃないかもしれない」
とにかくしばらくは運動量を増やして様子を見ることにした。
それで変化なければやっぱヘルシアくんの功績は目を見張るものがあったってことで、また再摂取を始めることにする。
そしてボクはきっと大声でみんなに言うだろう。
「ヘルシアはええぞ、脂肪も減るしや〜〜。」と。
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雑感雑記 #655 (10/12/07記)
「あぜん」
だから、結局お腹周りのプリン化現象を食い止めるために空会費を払い続けているスポーツクラブ通いを再開することにした。
スポーツクラブ的にはずっと幽霊会員でいて欲しかったのだろうが、そうはいかない。バンッ!
こちとらぁ、お腹からプリンを取り出さないといけないんだから、そりゃもう真剣万券なのだ!
意気揚々とジムで筋トレをし、エアロバイクの有酸素運動でたっぷりと汗をした。
「うっし!最後はプールで駄目押しじゃ。」と更衣室で着替えを始めたとき、事務所でジャージに着替えるときに頭をよぎった不安が現実のものとなった。
競泳用スイミングトランクスに「腿」が通らないのだ。
つまりお腹プリンのみならず、お肉が腿にもお尻にもたっぷりと乗っかっていたのだ。
余剰のお肉をスイミングトランクスに無理やり押し込んで鏡に映ったボクの姿を見たら「鏡餅」だった。
唖然悶絶阿鼻叫喚。
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10月15日(月曜日)
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Memphis帰りのMy Bro. 佐藤竹善が今朝のゲスト。これで8回目。明後日リリースのシングル「サヨナラ」のプロモーションであったが、やっぱなんとなくあっち行き、こっち行きとハチャハチャうさぎトークになってしまった。
おもろかった。だから「さよなら三角」にはなったけど、「また来て四角」ということになった。
来月リリースの邦楽カバーアルバムも楽しみなところでありまっする。
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雑感雑記 #656 (10/15/07記)
「それは困ります。」
金曜はライブの日。東奔西走出来る限り出かけている。
この間はミナミで2本。
ワライナキのコーラスワークと温かさのライブをBIG CATで楽しんで、その後ファンキーなジャムバンド、SOULIVEをクワトロでたっぷり味わった。
SOULIVEは3人編成のオルガントリオで、パワーもテクもハートも全て超一流だけど基本的にはインスト・バンド、どれくらいの人が入るのかそれにも正直興味があった。
たっぷりと入っていた。意外だったのはスーツ姿の30代前半の男女も相当の比率で入っていて客層全体は正に見事にFM802リスナーターゲットとピッタリ重なっていたこと。「な〜んや、みんなやっぱり好きなんや!」とものすごく納得。Rhythm
& Grooveで乗せまくるSOULIVEを、たっぷりと入った客と共に揺れた。
今までも売れ線でなくてもユニークな音を他の番組よりは多めに紹介してきたつもりだけど、こいからのボクは改めてこんな音をもっとゴキゴキオンエアしていこうとクワトロの音の洪水の中で決心した。
とまあ、何かとっても音楽専門家チックなことを書き綴ってきたが、実は今回の雑記で書きたかったのはライブレポートではないのである。
ミナミでライブがあるときはほぼ毎回ライブ前に昔からの馴染みでセイロンライスが抜群の「ニューライト」で軽く晩飯をしてから繰り出すのがボクの基本ルートになっている。
この夜も同じく舌なめずりをしながらアメ村外れのニューライトに向かった。
やっとたどり着いた店の前には「11日12日臨時休業します。」の張り紙があり、店は真っ暗だった。
それを読んだボクは店の前で思わず気をつけの姿勢になり「それは困ります。」とつぶやいた。
ブイブイ言わせているようで、これで意外にテリトリーの狭い男なのである。
アメ村の外れをオロオロと歩きながら「どうしよ〜。」と悩み抜いた。
「味穂」の前に立ち止まり、たこ焼きを買ってお店のカウンターでハフハフしながらビールしようかと思ったが、かなり「ワビシイ」絵づらになりそうなので断念。トボトボと歩く内に以前一度入ったオムライスのお店、MUGUNIが目に飛び込んで来た。こんなとき一度体験しているってのは強みである。1人でオムライスも相当「サビシイ」絵なんだがお腹もグーグー、ライブも間もなく、の状況なので意を決して飛び込んだ。
明太子オムライス、絶品であった。
1人っきりの夕食の寂しさをかなりカバーしてくれるくらいまろやかに絶品であった。
その後ホッと一息ついて、ライブに繰り出したってわけ。
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雑感雑記 #657 (10/16/07記)
「行列」
コンサートやお芝居に行ったとき、決まって目にする定番はトイレの行列。
開演直前や、お芝居の幕あいの行列ったら、あ〜た!
男子・女子それぞれに行列があることにはあるが、男子は先ず簡便に用が足せる基本構造であり且つ小用トイレの数も多いという利点からまずそう待つことはない。
対する女子の行列はそれはもうため息が出るほど時間のかかるものであるので、同時に並んでいる男子勢を横目で恨めしく眺められた女子もたくさんいらっしゃることであろう。
ま、つまりこちとら、いつも「ムフフ、お気の毒にね。」の優越感を貪っているってわけ。
週末に今シーズンまっ盛りの大学学生アメリカン・フトボールの観戦に出かけた。
まだそう寒くはないというもののスタジアムは吹きっさらし。ハーフタイムにたまらず小用を足しに走った。
すると・・・・
女子トイレに列が全くなく、対する男子トイレには長蛇の列が連なっていた。
初めての経験に戸惑いつつ列の最後尾につき、アメリカン・フットボールは男子観戦人口が圧倒的多数だからこうなるのだと気づき長嘆息した。
女子たちよ、秋にはもっとスタジアムへ!
ルールはちょっと難しいアメフトだけんど、アメフト・アスリーツたち、つまり結構「爽やかマッチョ」くんたちがナイス・ゲームを魅せてくれるでよ。ぜひ、ぜひ!
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雑感雑記 #658 (10/17/07記)
「薄暮」
お日さまがトプンと地平線に落ちて、それでもまだもうちょっとだけ夕方を続ける時間帯は何故か悲しい。
特にこの時期のこの時間帯の空気の中にはいつにも増してたっぷりの寂しさともの悲しさが含まれている。
散歩の帰り道の生活道路、前方から小学校低学年と幼稚園くらいの姉妹がキックボードで遊びながらこちらに近づいてくる。
ボクとの距離はまだ30mもあるだろうか。
彼女たちの楽しげな会話は鮮明にこちらに届いてくるが、その姿形はぼんやりと夜の闇に溶け始めている。
人気のない生活道路で向かい合うのは彼女たちとボクだけ。
ぼんやりと闇に浮かぶボクを見つけたのであろう、妹の空気が固まるのが見えた。
そして一言、「あの人、怪しい人とちゃう?」
「だいじょうぶやて、愛ちゃん。」と姉は気丈に返事している。
突然「怪しい人」にされてしまったボクは心中やはり穏やかではなかった。
が、今時の夕暮れ、幼い女の子2人で歩くには、これくらいの気構えが不可欠になってしまったということなんだろう。
お家できっとしっかりと教育されていると思しきこの女の子2人とお互いの緊張を感じながらギクシャクとすれ違った。
少しやるせない薄暮時の経験からほんの数日、今朝の新聞1面には加古川の小2少女殺害事件の記事があり、あのときの少女たちの危惧はやはり「現実」に存在するものであることを眼前に突きつけられる形になった。
また発生してしまった非道、外道の殺戮事件、犯人には完膚なきまでの厳罰を。
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雑感雑記 #659 (10/18/07記)
「体操」
夕方のお散歩の時、体操中のおじいちゃんがいた。
前方をキッと見つめ運動する彼の動きが、奇妙だ。
両手を頭の後ろに組んだまま30度くらいにペコッとお辞儀をした瞬間お尻をツンッと突き出すのだ。
やや気ぜわしくそれでも規則正しく繰り返されるこの体操を凝視しながらそれは何なのかを考えた。
おじいちゃんはボクが見ていることなど意にも介さず「ペコッッツンッ、ペコッッツンッ」を続けている。
次の瞬間気づいた、それが彼流のスクワットであることに!
とっても可愛かった、その一心不乱さがステキに可愛かった。
筋力維持、体力向上からはとてもほど遠く見える動きだったけどそれでいいと思った。
「うんうん、そうだよがんばってね、おじいちゃん。」とつぶやいて公園を後にした。
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文字ばかりが続くので箸休め的 tt 通信。(つまり、お・ま・け!)
休日のシエスタを楽しむボクに「起きて、起きて!」とベッドまでせがみに来るttをパチリ。
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雑感雑記 #660 (10/19/07記)
「僥倖!僥倖!」
ここんとこすごい。
ボクの回りに「実りの秋」がすごい。
ドカッと段ボールに入った黒枝豆と新米が届いた。
綾部市で農家をされているリスナーさんから届いた。
さっそく枝豆をビールのお供にやっつけた。
プリップリの枝豆はお日さまの匂いだった。
お米は今夜いただく予定でその為に午後はジムで汗をかくことにする。
そして今度は段ボールでドカッとブドウが届いた。
奈良五條市で農家をされているリスナーさんから届いた。
ちょっと冷やして早朝802に来る前に朝のフルーツとして頂こうとスケジュールを立ててニンマリした。
OH! 何てこったい!
実りの秋がまとまってボクの回りでダンスを始めたとしか思えない。
また、実りの秋と路線は少し違うが今週はチーズケーキもドカッと届いたりもした。
これからもたわわの秋が群れ集いボクの回りでダンスを始めてくれても一向に構わないと思った。
あ、そだ、たわわの秋には直接関係ないチーズケーキを始めとするスイーツくんたちもダンスに加わるのもやぶさかではないとも思った。
不埒にも思った。調子こいて思った。
秋ってほんとにいいもんっす。
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雑感雑記 #661 (10/22/07記)
「new comer」
いつも散歩する池のある公園に新メンバーが加わった。
tt と公園の池を一周して戻ってくるといつも彼はベンチに座っている。
とっぷりと暮れた中、彼はアンプまで持ち込んでエレキギターを弾いている。
エレキといってもフルアコースティックで、つまりフラワーショーのお姉さんが持っているタイプで、つまりちょっと時代を感じる古さをかもし出しているギターで、弾いている彼もベッタリポマードがとってもお似合いのおじさまなのである。
その彼がここんとこ決まって弾いているのが「第3の男」。
毎日夕方彼のリバーブが深く利いているアンプからの「チャンカチャンカ、チャ〜ン、カチャ〜ンッ♪」の音に送られてお散歩の帰路についていた。
ところが昨日からそれが突然「太陽にほえろ!」に変わってしまった。多分飽きたのだろう。
しかも彼の奏でる「太陽にほえろ!」はず〜〜〜っとイントロなのだ。そう、イントロだけ。
これからしばらくの間は多分「トゥントゥントントトゥ〜〜ン♪」の繰り返しに送られて帰宅することになりそうだ。
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雑感雑記 #662 (10/23/07記)
「満ち欠け」
ほぼ15日で満月にそしてまたほぼ15日で新月に。
つまりお月さまは毎日1/15ずつ太くなったり細くなったりしている計算だ。
今お月さまは満月に向かって毎日ちょっとずつ太くなっている。
ところが毎日夕方に見る月はどう客観的に見ても前の日より1/15以上太くなっている。
そう、見る見る膨れて満月以上に向かってばく進しているように見えてしかたないのだ。
ひょっとすると、お月さまも味覚の秋を貪ってるんじゃないだろうか。
でもさすがに昨夕は我慢ができず「メタボ月にゃあ、なっちゃいけないよ!」と空に向かって注意してあげた。
太めのお月さまがポワンと中空で照れてるような気がした。
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雑感雑記 #663 (10/24/07記)
「高歌放吟」
池に向かって一人佇む翁が、調子笛をやおら取り出すやプ〜プ〜と吹いた。
水鳥がスーッと岸に近づいてきたので「鳥を餌付けしているのか?」と注視。
翁、再度プ〜プ〜と吹いたと思いきや、今度は「ウェ〜〜、ウェ〜〜」と唸り始めた。
どうやら餌付けではなく調子笛を頼りに池に向かって「謡」の練習をしているようだ。
和音階には疎いボクであるが翁の「ウェ〜」を聞きながら調子笛の必要はないと結論づけた。
結論づけたものの、ボクもそろそろ大人なので今回は黙って彼の後ろを通り過ぎるに留めた。
いつもと変わらぬのどかな夕暮れ時、やっぱり大好きだ。
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雑感雑記 #664 (10/25/07記)
「鼻毛」
たまに、やらしく1本だけ伸びて鼻の穴から顔を出している鼻毛に気づくことがある。
緊急事態なので応急措置として指でつまんで引っこ抜く。
しっかりつまんで一気にいかないと、かえって痛いので覚悟を決めて「エイッ」とやる。
「ミリッ」っと痛い。涙が出る。
無事引っこ抜いて確認でジッと眺める鼻毛は例外なく長い。ビックリするほど長い。
過日バカボンのパパのように、鼻毛が束になって鼻の穴から出ている夢を見た。
1本でもあんなに痛いのにこんなにたくさん出てたらその痛さに悶絶するだろうと夢の中でぼんやり思った。
それでも放っておくわけにはいかないので覚悟を決めてその全部をつまんで一気に引っこ抜いた。
そうすっと、いつもの「ミリッ」っという痛さはなく、少し湿った芝生を「メリッ」とむしりとる感じでむしろ快感ですらあった。
鼻毛むしりがこんなに痛くないのならバカボンのパパになるのもいいかもと思った瞬間、夢から醒めた。
我ながらちょいと情けない夢だった。
んが、きっと「これでいいのだ!」。
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雑感雑記 #665 (10/26/07記)
「視野」
歩いていると視野が広がる。
チャリンコで走るより、ましてや車で走るよりも圧倒的にたくさんの情報が整然と目に飛び込んでくる。
せっせと歩いて、ここんとこ毎日大体平均7km近くを歩いている。
ジムに向かう1km強の道すがらも今まで見たことのない発見がたんとある。
1号線沿いにある小さいけれどちょっと小洒落た酒屋さんの店先に業務用スパゲッティを見つけた。
いつもご飯を食べに行くレストランのスパゲッティがおいしくてシェフに教えてもらったブランドだった。
BARILLA 5kgsと書かれた袋¥1,490をニッマ〜〜ッと笑いながら購入した。
帰宅してさっそく喰った。それはそれはうまかった。ほっぺたが3回落ちた。
んが、直後に「嗚呼、また澱粉ってか、炭水化物を喰っちゃったよ。」と、うまさに負けた弱い自分を悔やんだ。
切歯扼腕しながらも頭ん中では先達の教えにホンットよく言ったものだとひれ伏した。
「後悔先に立たず。」嗚呼。
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雑感雑記 #666 (10/29/07記)
「総括」
週末のミナミ・ホイール2007を堪能した。
18の会場に300を超えるアーティストが登場する一大ライブイベントはエリアも当然拡大中。
走り回って実感したことをここで総括することにする。
繁華街とはいえ、ミナミも心斎橋界隈から数ブロック離れるとひっそりと静かになってくる。ところが、そんなひっそりとした暗闇の中にとってもお洒落でちょいと隠れ家的雰囲気をもつカフェやレストランが増えてきていてしかも結構繁盛していてほんとにビックリした。
以上!
と、こんな終わり方はなかろうもん!と思ったのでちょいと付け加えておく。
今回は全32アーティストの音を体験し、その中からのセレクションがまた来年のNew Breezeのラインアップに加わることになるであろう。
走り回ってヘトヘトになって最後にひっそりと「打ち上げ」た。
飲み屋のマスターが趣味でライブ部分だけを編集してつないでいるプリンスのライブ映像を食い入るように眺めながら「やっぱPrinceは最高や!」とひとりごちた。
ホーンセクションにMaceo ParkerやCandy Dulferを従え、他のパートも世界一流ミュージシャンでかためたバンドとの一糸乱れぬライブパフォーマンス。「リハにいったいどれくらい時間をかけているんだろう?」とため息が出た。
そしてもう1回、「やっぱPrinceは最高や!」とひとりごちてミナミ・ホイールを総括した。
(「それちょっとちゃうんとちゃうけ?」の声を背中に聞きながら平然と退場する寺平さん。)
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10月30日(火曜日)
来週水曜にニューアルバム「Off The Lip」をリリースのLeyonaが1年ぶりに来てくれた。去年ゲストで来た直後に番組発のライブLive
Jam-Divas-をやったので、もう2人は「戦友」気分!とにかく今朝は今まで5回の中で一番はっちゃけた。
アルバムリリース記念のライブも11月9日にはBIG CATで予定されている。ぜひLeyonaの音楽で揺れに行ってください。
ワイワイガヤガヤと楽しくやって別れ際、彼女が今CMしているYebisuを突きつけられ「呑め!」と強要された。番組途中だけど一緒に呑んでしまった。不覚にもうまかった。
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雑感雑記 #667 (10/30/07記)
「Overlap」
制服のある小学校に通っていた。
その後の長い人生あっちゃこっちゃに住んで、今またその母校から1kmほどの所に住んでいる。
ミナミホイール疲れで昨日は夕方以前の午後に帰宅。
それでもttのお散歩は中止することも出来ないので時間を繰り上げてttと家を出た。
すると前から見覚えのある制服を着た小学生がトロトロと、こちらに歩いてくる。
母校の小学校の下校時刻と重なったってわけだ。まじまじとやってくる彼を見つめる。
制帽、制服そして革靴に至るまで全てあの頃のデザインのままだ。
懐かしさに鼻がツンとなりながら思わず、「おいちゃんもその制服着てたんやで。」と声をかけそうになった。
でもホントに声をかけたらどうせきっとキョドってるだけのおやじと変な目で見られそうなのでそれはやめた。
あまりの懐かしさにすれ違った彼の後ろ姿をもう一度見ようと振り返った。
トボトボと夕日に近い太陽の中に溶け込んでいったのは小学校5年生当時のボクだった。
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雑感雑記 #668 (10/31/07記)
「秋季」
深呼吸をせずに飛び込んだボクが悪かったのかもしれない。
ちょいと小用をと、走りこんだ802のトイレの3つある個室の2つが使用中であった。
ジョ〜〜としながら無意識に呼吸をした瞬間「ガ〜〜ンッ」となった。
あたり一面に漂うあまりの「んこ臭」に目の前がス〜ッと暗くなった。
「口呼吸」で難を逃れようと画策したが強烈な臭気の前では無意味な抵抗でしかなかった。
突如ボクを襲った不幸の理不尽さに涙が溢れ出ようとしたとき小用が終わった。
臭気への報復として洗う手に水をすくって個室の上からぶちまけるという作戦が頭をよぎったが、ここんとこめっきり大人になったボクは辛うじてそれを踏みとどまり、その代わりにトイレの扉を力任せにバタンッと閉めて退散した。
個室の中でまだ「ウ〜ン、ウ〜ンッ」って息んでいるであろう2人はきっとその音に飛び上がりやがったはずだ。
糞(ふん)、いい気味だ。
しかし、人の「んこ」はどうしてあんなに臭いのであろう。
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