● 9月の日記 ●
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9月1日(月曜日)
tt通信
リビングに於けるボクの定位置がここで、新聞を読んだり雑誌を読んだり、ラジバンダリ!はまあ、置いといてっと、とにかくここにどっかと腰を下ろして家にいる時間の大部分を過ごす。ソファのボクに向かって何とか遊んでもらおうとttは虎視眈々とアピールをし続けるのだが、それがことごとく不発に終わった場合、彼はボクに遊んでもらうことを諦める。
そして何かに熱中しているボクのそばにノソノソっとはい上がってきてお尻をストンとボクとソファの間に落とし込んで彼の定位置を確保する。一旦お気に入りのこの場所を確保したらもうそれはそれは自慢げにあたりを見回して至福の表情になる。
今月はそんなとっても満足げなttを押さえてみました。
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雑感雑記 #886 (9/01/08記)
「コリコリ」
ニシコリクンノゼンベイオープンテニスノシアイヲナマデミタ。
フルセットノスエセカイランク4イノダビド・フェレールヲクダシタ。
トチュウダメカトオモッタガ5セットメノマキカエシガスバラシクショウリヲモギトッタ。
16キョウオメデトウ!ソシテメザセ、チョウテン!
ニシコリクンニ、ココロカラノオメデトウヲオクル!!
デモキンチョウシマクリノ3ジカンキョウダッタノデ、ボクノカタモコリコリ。
ニシコリクンノカゾクモキットオモッテイタンジャナイカナ、モウコリコリッテ。
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9月1日(月曜日)「防災の日」
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3年半ぶりのホームメイド家族、3回目の出演。今回は最新シングル「Comeback Home」のプロモーションでやってきてくれたのだが、普段メールのやりとりがチョコチョコとあるのでまだ3回目だとはとても思えない。わきあいあいと久しぶりの登場を楽しんだ。
デビューして4年、夏は野外フェスでかっ飛ばしているだけあって精悍に日焼けしている彼ら(約1名除く)だけど、でも本当にどっしりとした風格まで漂ってきたね。今年も後半ますます暴れ回ってくれることだろうと期待している。
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雑感雑記 #887 (9/02/08記)
「映画館2態」
週末、金曜土曜と映画を2本。
超ヘビーと超ホノボノ、好対照な人間ドラマを2本。
超ヘビーは超満員、超ホノボノは超ゆったりでこれも好対照。
映画館的には超ゆったりなんて勘弁してよ!なんだろうけど、見る人的には超満員こそ勘弁してよ!なわけで。
超ヘビー、超満員のシネコンのボクの席はスクリーン真ん前の1列目ど真ん中。
席とスクリーンは1メートルぐらいしか離れていなくて目の前に迫るスクリーンをほぼ真上に見上げる姿勢。
つまりボクは2時間強の間ずっと「目薬さす」状態だったってわけ。
映画見ながら目薬ならきっと終了時には澄んだ瞳になっているだろうと期待したボクはやっぱバカだった。
外に出て空を見上げたボクの目はうさぎさんみたくマッカッカになっててアハハノハ。
それはさておき、それぞれに味あるこのヒューマンドラマ2本の内容は番組で詳しくってことに。
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9月2日(火曜日)
明日ビルボードライブ大阪で日本初ライブをするジャズ・ベーシスト・ヴォーカリストのエスペランサがゲストでやって来てくれた。オレゴン出身の24歳、ものすごく明るくてチャーミングなアーティストだった。基本ジャズだけど、ポップな香りも持った彼女の初リーダーアルバムも発売中でお勧め!
ウッドベースを用意してベース一本と彼女のヴォーカルでスタジオライブもやってくれた。もう超絶品!時間ある人は明日ぜひビルボードライブへ。
昔取った杵柄で彼女にボクのBass Playingを見せ付けてやったらビックリしていた、いろんな意味で。あは。
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雑感雑記 #888 (9/03/08記)
「オレ」
遅まきながらの夏祭りがあった。
夏祭りというのも恥ずかしいほどの町内会規模のお祭り。
それでも足掛け2日間賑やかな喧騒がすぐ近くの仮設舞台から絶え間なく聞こえてくる。
小僧たちの打ち鳴らす太鼓の音や、演歌に混ざるコブクロのカラオケ合戦の音がワイワイと。
祭り2日目、tt と夕方のお散歩に出たら祭りのハイライトなのであろうフラメンコ群舞の音が聞こえてきた。
普通夏祭りっちゃ盆踊りって相場は決まってるんだが、ちょいとハイカラぶりっ子のフラメンコなんだろうね。
炎のフラメンコギターには随分及ばないがそれでもボヤなイメージのギターがバランバランとかき鳴らされている。
そこにフラメンコ教室女先生の多分スペイン語の歌が胴間声でかぶさり響いてくる、「オレッ、オレッ!」と。
フラメンコっちゃ、ギターとリズムに合わせて踊り子がかかとを床に「カツッ、カツッ」とスタッカートで打ち付ける音が醍醐味なのだが、この群舞から聞こえてくるのは微妙に全員がずれながら踵を打ちつける「バタタン!バタタンッ!」という締まりのない靴音のみ。
敷地の外で音に耳だけ傾けていた tt とボク、「来年はもうちょっと音が揃ってたらいいね。」とお散歩を続けた。
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雑感雑記 #889 (9/04/08記)
「だだちゃ」
と言っても、ダダをこねるCHARではない。
最初ボクもなんのこっちゃと思った「だだちゃ」とは、枝豆の名前。
期間限定で山形県鶴岡市で採れるっつう「だだちゃ豆」
ビールのお供にやっつけてみたら、これが、あ〜た、とまらん、とまらん。
この夏はだだちゃ豆にお世話になりっぱなし。
袋には生産者名も明記され、おかげで同じだだちゃでも作る人によって味が全く違うっちゅ学習もさせてもらった。
まだしばらくは続くだろう、だだちゃ豆をやりながらビールぐびぐびと過ぎゆく夏を惜しむことにしよう。
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雑感雑記 #890 (9/05/08記)
「やさしいひと」
久しぶりに事務所のガレージから車を引っ張り出して洗車していた。
曇り空ムシムシの湿気の中汗をボタボタ垂らしながら洗車していた。
えげつなく痒い夏の終わりのやぶ蚊にたっぷし血を吸われながら洗車していた。
事務所周りは人通りもまばら。
汗びっしょりで仕上げのふき取りをしているときにお使い途中の女の子が声をかけてきた。
「あの〜、サインしてください。」
「あっ、ええよ、しっかし暑いなあ。で、名前は?」
「あっ、あやです。」
(サラサラサラ・・・)
「やさしいんですね。」
「ん?なんで?」
「きっとテキパキと怒られると思ってました。」
「マッ、タシカニ〜〜。」と、感心して苦笑いの午後だった。
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雑感雑記 #891 (9/08/08記)
「秋」
休日、快晴の朝の tt との散歩。
家を出た瞬間、小ぶりのアゲハがヒラヒラとダンスしてボクらをお見送り。
グルッと一回りして帰ってきたら、今度はトンボが数匹ユラユラと迎えてくれた。
ttを抱っこして戻ろうとしたらガラスの渡り廊下でジジジジ〜と何かの羽音。
注意して見てみるとどこかから紛れ込んだトンボが出口を探してジタバタしていた。
「おお、可哀想に。」と羽根をつまもうと、おっかなびっくり指を伸ばす。
ジッとしているので安心した瞬間、ジジジ〜と羽ばたきビックリして指が引っ込む。
もう何十年も昆虫に触れたことがないので正直こわかったのだ。
でも、ビビリでヘタレなパパを tt のいる前で見せるわけにはいかない。
勇気を振り絞って「エイッ!」とつまんだら今度はからだを丸めて指先にとんぼの口先が!
「ワ〜、カマレル〜ッ!」と素っ頓狂な声を出して玄関ホールにそのまま突っ走リ、外に向かって指を数回プルプル振るとようやくトンボくんが空に向かって飛び立っていった。
ホッとして咳払い、そして呼吸と動悸を整えた後「よかった、これでよかったのだ!」とエエカッコして空を見上げるボクの顔を tt
が怪訝に見上げていた。
秋はこうしてゆる〜く深まっていく、トホッ。
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雑感雑記 #892 (9/09/08記)
「常識・非常識」
常識と非常識の分岐点は人によってバラバラ。
んでも、時々、「そら、どう考えてもあかんやろ!アンタ!」っちゅこと、よくある。
阪神タイガースファンで中継あるときはビールしてその後、焼酎で観戦する。
広角打法で思い出すのは「渇!」でおなじみ張本さんだが、ボクも意外に「広角視界」。
甲子園での阪神戦を見ていると打席の選手以外にバックネットに目がいくいく。
画面に映し出されるバックネット席は滅多に行けるもんじゃない垂涎の的の席。
時々浮かれてピースサインをしに降りてくるアーパーさんは別にして席に並ぶ面々はきっとセレブな人たち。
ある日のナイター、試合途中で大粒の雨が降り出した。
みんなゴソゴソと合羽したり、頭の上に大振りの紙をかざしたり、ラジバンダリに大騒ぎ。
そのときっ!
最前列OLらしき娘と来ていたママがシャ〜シャ〜と大きな雨傘を開いちゃった!
傘の陰になってしまった後ろのカップルはまったくグラウンドが見えない状態に。
「嗚呼、やっちゃったよ〜。」とボカァ、ゲームどころじゃなく2列目のカップルの動向を注視。
ところが、動かないのよ、これが!
見てるボクがイライラするぐらい動かないカップルさん。
「すみません、前が見えないんっすけどと言いなさい!」と画面に向かって怒鳴るボク!
多分威風堂々のママに臆してしまって声すら出ないんだろうとボクはひたすら悔しかった。
一向に改善しない様子をイライラと見ながらボカァ、焼酎ガブガブ。
お陰で試合結果も判らずベッドに倒れこみ、朝起きたら顔はむくんでパンパンだった。
ア"ア"〜〜〜〜〜〜〜〜、ハラタツ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
ツイデニ、サイキンチョウシイイノデハラタツノリニモハラタツ〜〜!
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雑感雑記 #893 (9/10/08記)
「コツコツ」
FM802を出るとき、ランチに出かけるスタッフの女の子と出くわした。
無言でいるのも味気ないので、「おいしいご飯食べといで。」と一言。
するとやや悲しげな顔で「いいえ、わたし、笹かまぼこなんです。」とポツリ。
怪訝な顔のボクに「1ヶ月で3kgs減ったんですよ。」と畳み掛けるように彼女笑顔で一言。
つまりややプックリしてきた自身を反省し独自の「笹かまぼこダイエット」を編み出したということなんだろう。
付け合せのサラダだけを買いに行くという彼女から「ハッ?10個ですけど何か?」とキッパリ返ってくるのがやや怖くて「笹かまぼこは何個食べてるの?」という質問は投げかけず、彼女のルンルン背中を見送った。
山のように押し寄せる秋の味覚に目もくれず、けな気にがんばる彼女に幸多かれ。
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雑感雑記 #894 (9/11/08記)
「チンッ」
FM802から帰ろうと8階でエレベーターを待った。
すぐにチンッと鳴り1台の扉が開いた。
最上階9階からの下りなのだろう、中には先客の女性が3人。
構成はどうやら単独1人とお昼に行く仕事仲間2人という感じ。
軽く会釈して乗り込む。
「閉まる」のボタンがないので閉まるまでジッと外を見る。
・・・・・
閉まらない。
誰も何もしていないのにいつまでも閉まらない。
ボクを含めて計4人が8階で扉開け放たれたまま、ただジッと外を見ている。
・・・・・・・・・・・・・・・
閉まらない。
正確に言うと扉は閉まろうとしてまぶたの痙攣のようにピクピクしているのだが、何か分からない何かが閉まるのを阻止している。
これは間違いなくボクが乗り込まなければ起こらなかった現象。
自分では気づいていないだけで、ひょっとするとボクは扉が閉まるのを邪魔する妙な電磁波のようなものを出しているのかもしれない
脇の下から変な汗がたら〜りと出て、いたたまれなくなった。
「どうしたんでしょうね?ごきげん悪くなっちゃったかな?」と努めて明るい声で、挟み込み防止のクッションのようなものをパタパタと何度も押してみる。
うんともすんとも状況は動かず、変わらない。
今度は文章なしで「ハハハ・・」と乾いた笑い声だけで「開くボタン」と隣りの何も書いていない本来なら「閉まるボタン」のところを交互に押し続ける。
目尻に涙が出てきたと/き2人組のひとりが落ち着き払って「よくこんなこと起こるんですよ。」なんて慰めてくれる。泰然自若ってやっぱ男より女性の為にあるような言葉だと悟ったその瞬間、「どうもすみませんでしたねえ。」の一言もなくエレベーターの扉が閉まり静かに1階に向かった。
無言で動いたり動かなかったりラジバンダリのエレベーターを懲らしめてやろうかと一瞬思ったが、どこにどうねじ込んで懲らしめたらいいのかさっぱり判らなかったので、ただワナワナとコブシを握りしめ「グヤジ〜デスッ」と心でつぶやきながらビルを出た。
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雑感雑記 #895 (9/12/08記)
「秘策」
電池が弱ってくると、いくら腕を伸ばして狙ってもリモコンの効きが悪くなることがよくある。
もうこれ以上伸びませんってぐらいに腕を伸ばしても効かないとき、ボクにはとっておきの秘策がある。
今日はお日柄も悪くないので特別にその秘策をおせえたげる。
でも絶対人に言っちゃダメだよ!いいね!絶対だよ、だいじょぶ?
つまりそれはリモコンを「パコンッ!」ってひっぱたくだけ。
そう、それだけ!これでリモコンは見事にその瞬間だけ甦る。
与作は木を切るだけだが、ボクの秘策はリモコンまで甦らせてしまう。
だからユーもひっぱたいちゃいな、チャイナ、チャイナっと!
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9月15日(月曜日)敬老の日
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Superfly 越智志帆ちゃんが休日なのに来てくれた。朝早いのに来てくれた。ミュージシャンだけど、朝は意外に得意らしい。
先週リリースの最新シングルHow do I survive?の話し、ライブの話し、そしてFM802で1年やったMusic
FreaksのDJの話しといろいろ聞いて楽しんだ。言葉の端々に「充実」の二文字をガシッと感じることもできた。
これからの更なる飛躍も大いに期待できる。だから帰る前の記念撮影では「これからもよろしくお願いしますよ〜。」モードでパチリと決めてみた。(ボクって哀れモードやらせたらピカイチかも。)
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雑感雑記 #896 (9/15/08記)
「ホテル 1」
心の中で怒鳴ってしまった。
「どないやってカラダ洗えっちゅんじゃ〜〜っ!」と。
ホテルの浴室。
バスタオルと普通サイズのタオル、そしてちっこい正方形のタオルが用意されている。
背中ゴシゴシと洗うためには普通サイズのタオルが適任。
ところがこいつかなり分厚いのでまず泡立てるのが大変。
しかもこいつ、水を含むとてつもなく重くなってしまい大変。
箸より重いものを持ったことがないボクはいつも浴室でシクシク泣いていた。
なら、ちっこい方のタオル?と正方形を手に取る。
これなら泡立ちも簡単だし重くもない、しかもタオルすすぎも超簡単。
ニコニコとたっぷし泡立て手に持った瞬間に叫んだ。
「どないやって背中洗えっちゅんじゃ〜〜〜っ!」と。
この叫び、つまりムンクな叫びは全国のシティホテル浴室で毎日繰り返されていると伝え聞く。
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雑感雑記 #897 (9/16/08記)
「ホテル 2」
ホテルでは深夜必ずノドが渇いて目が覚める。
冷蔵庫のミネラルウオーターは目が点になる値段だから水は持ち込む。
十数円高い舶来物は避け国産物の中でも廉価版を購入しコッソリ持ち込む。
部屋に入ると真っ先に冷蔵庫のセレブミネラルくんとボクの購入した庶民派コッソリくんを入れ替え、「これでよしっ!」と一安心する。
この間のホテル、入れ替えを済ませて手でも洗おうとバスルームに。
そこにはホテルからのcompliment water, つまり「無料」つまり「ただ」のミネラルウオーターのペットボトルが並んでいた。それも「3本」!
それを発見した瞬間ボクはヒザから崩れ落ちた。
「モッタイネ〜〜〜ッ」と庶民派ミネラルを購入したことをハゲシク後悔し崩れ落ちた。
そして自分のチッササに苦笑してしまった。
クショ〜〜。
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9月16日(火曜日)
機会があるごとにやって来てくれるアナム&マキ。今朝も来週ベストアルバムリリースっつことでやって来てくれた。10月末にはリリース記念のライブもするアナマキ、今回もスタジオで彼女たちの最新シングルでもある「あるがまま」をしっとりと、でもハートフルに聞かせてくれた。
デビューして8年、山や谷を乗り越えて今彼女たちはほんまに自分らのペースで動いているような気がする。これからも味ある曲がきっと生み出されることだろう。
でももっと鍛えられないといけないと思ったのでスタジオライブ熱唱中にチューニングをアバンギャルドに変化させてあげた。それでもめげなかったアナマキはえらかった、とってもえらかった。
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雑感雑記 #898 (9/17/08記)
「車中不思議発見」
東京から帰りの新幹線。
着ていたジャケットを脱ぐとシャツにポケットはない。
ジャケット胸ポケットにいれていた財布の行き場所がなくなった。
ジーンズの後ろポケットに入れるって手もあるがお尻がもこもこして座り心地が悪くなるのでそれはしたくない。
「しょうがねえな。」と財布をおなかの上においてその上に両手を組んで目を瞑った。
基本ボクは新幹線の中ではウトウトするのが精一杯の男。
それがどうよ!「おなかの上財布」体勢で目を瞑った途端、グッスリと寝てしまった。
新横浜から京都までの2時間03分を爆睡。
「財布とおなか」の相関関係には何か仕掛けがある。
この2つの間には爆睡系睡眠導入作用がきっとあるに違いない。
今度Dr.コパにそのあたりの仕掛け、聞いてみようと真剣に思った。
とまれ、車中でのこの新発見、「世界不思議発見」あたりが取材に来てもいいんでねえのなんて思ってんだけど、ど?
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雑感雑記 #899 (9/18/08記)
「正確無比」
ボクにはメリットがある。
と言ってもそれはシャンプーではない。
「役得」と訳すことのできる方のメリットである。
放送局で働いているメリットとは?
「いつも最新音楽に触れられる。」?
「映画やコンサートも、たんと行ける。」?
「いろんなアーティストに直接会える。」?
フンッ、そんなちっちゃなメリットなんかじゃない! バンッ!
しゃ〜ないから、おせえてあげる。
放送局は日本で一番正確な時計と共に動いている。
だからボクはいつも自分の腕時計をピッタリ標準時に合わせられる。
腕時計が数秒でも狂っていたらもう気持ち悪くってしょうがないほどだ。
月に何度か修正して「ザマミロッ!」と喜んでいる。
チッチャ〜〜。
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雑感雑記 #900 (9/19/08記)
「900」
こつこつと積み重ねてこれで900回目の雑記。
最初は何の目標もなく2005年4月7日にスタートしていつの間にか900回。
途中で投げ出そうかと思ったことも899回ほど。
「これではいけない!どこかに目標を!」と考え、今はとりあえずアラビアンナイトに因み1001回を目標として励んでいる。
ひょっとすると「えっ?そこまでなの?アライヤン!」なんて言ってくれる人もいるかもしれないが既に目標は設定されてしまったので、今後のクレームはアライヤンナイトまでいれていただきたい。
900回も超えたのでボクもそろそろ大御所。
ペンネームも必要なのではといろいろ考えてみた。
フランクに大雑把に雑記を書くので、フランク・ザッキなんてどうだろうとか、いややっぱ雑記はワイルドなのが一番だからザッキ・ワイルドなんてね。(偉大なギタリスト2人の名前で遊んじゃいました。)
こんなどうでもよいことに悩んでしまった900回目だけど、今後ともよろしゅおたのもうしまっす。
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9月19日(金曜日)
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ギタリスト・わたなべゆうくん、マンスリーライブの日。今朝もステキなギターの音色をプレゼントしてくれた。オリジナルは自分のベビちゃんの寝顔を見て作った「寝顔」(仮)という曲。そして9月のテーマ曲として、やっぱ月がきれいな月だから「Moon
River」をやってくれた。どちらも本当にきれいな音色だった。
「寝顔」(仮)は「Baby you.」なんてどうだろう?またゆってみよっと。
毎回写真撮影の時ボクが何かをパクるので今回は絶対何も渡さないぞと身構えているゆうくん、頭上がノーマークだったのでステキなハットを軽くパクらせていただいた。
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雑感雑記 #901 (9/22/08記)
「番組欄」
ラジオ・テレビの放送内容を知るには新聞の番組欄が便利。
ところが番組欄のスペースは「猫の額」より小さい。
各番組担当者はその額に「象さん」の情報を入れたくて苦心する。
少しでも濃い表現をとボクのスタッフも悶絶の日々を送るあまり眉間には可哀想に深いたて皺が刻まれている。(うそ)
テレビ欄も基本はきっと同じなんだろうと思う。
でもテレビの場合はスペースの有効利用の為数々の約束記号があるようだ。
例えばニュース番組は頭に[N]、二カ国語放送の時は[二]と表記され、ステレオ放送の場合は[S]と書かれている。
スペース有効利用の為に番組名も省略されて記載されていることも多い。
例えば良質の音楽番組「ミュージック・フェア」は「Mフェア」と表記されている。
そして土曜日のテレビ欄を見るたびにボクは「こんな時間から・・・」と赤面してモジモジしてしまう。
[S]Mフェア
敏感すぎると言われればそれまでなのだが、モ〜〜ッ、イヤン、バカン、アライヤンッ!
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雑感雑記 #902 (9/23/08記)
「しゅくじつ」
平日であれば祝日でもなんでもボクの番組はある。
世の中勝手に祝日なだけで、朝に流れる時間は寸分違わない。
物理的には間違いなくそうなのだが、不思議なもので体感的には休日時間の進み方はやはりジャマイカンだ。つまりアバウトで出たとこ勝負って感じ。
メッセージも休日の朝を満喫している感がビンビン伝わってきてボクまで微笑んでしまう。
特に今年秋分の日は火曜日と飛び石なので家でゆったり楽しんでくれてる人が多いようだ。
ほっこりホリデー・モードはボクにも伝染して、ジャマイカン・モードは否が応でも高まっていく。
それでも大人なボクはそんな高揚した気分を控え目にして番組を進行した。
何故って?
それはつまりジャマイカン・モードを楽しんでいるリスナーさんの邪魔イカンからなのだ。
♪これでいいのだ〜、これでいいのだ〜♪♪
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雑感雑記 #902 (9/24/08記)
「確認」
やはり我慢できないので書く。
健康被害って確認できるものなのか!
怪我なら出血とか骨折とかで目視確認可能だが健康被害はそんなに簡単なものなのか!
事故米騒動、中国メラニン混合事件などの報道にはことごとく「健康被害は確認されていない。」との一言がつく。
舌禍で満身創痍の時、立て続けに露見したこの騒動に今が潮時と逃げるように辞職した前農林水産大臣の太田某などは記者会見でシャ〜シャ〜と「健康被害は出ていないのだから」などとほざいていた。
アスベスト禍を思い起こすがいい。
事故米被害などは緩慢に蓄積することにより健康に被害を及ぼすのは必定。
報道作業の末席を汚すものとして毎度ニュース原稿に「健康被害は確認されていない。」の文字を見るたびに「蓄積被害」が発生しないことを心から願うばかり。
邪悪なるもの、それは「人」を思い知らされる昨今。
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雑感雑記 #903 (9/25/08記)
「で」
自身でも完璧な日本語が話せる、使えるなんて思ってはいない。
でも、出来る限り「間違い」ではない日本語を使おうと心がけている。
そんなボクが最近気になるのが「で」だ。
「デザートには蜜柑、林檎、梨があるけど、どれがいい?」のような選択肢のある質問に答えるとき「じゃあ、蜜柑で。」などという「で止め」の回答が多いのに腹が立つ。
基本は「蜜柑をお願いします。」でしょ、やっぱ。
選択肢が3つもあって迷うんだけどそれでもその中なら「蜜柑でお願いしたい。」という意志表示をすると言う意味では「蜜柑でお願いします。」というのも有りかもしれないが、でも間違っても「蜜柑で。」で止めてはいけないはず。
テレビのクイズ・バラエティなどを見ていて解答者がことごとく「で」で止めるのを聞くたびに「チャウチャウ!」と中国の犬の名前を画面に向かって連呼してしまうボクがいて、そして横にはそんなボクを首をかしげてジッと眺める
tt がいる。
嗚呼。
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雑感雑記 #904 (9/26/08記)
「転倒転倒」
突然飛び出してきた5−6台のチビ・マウンテンバイク!
すっごい勢いでボクとtt の目の前を鋭角に曲がリ走り去って行った。
どうやら近所の小僧たちがタイムトライアルもどきのレースをやらかしているようだ。
小学5-6年生のお兄ちゃんに混じって低学年のハナタレたちも必死のパッチでペダルをこぐ。
で、その中で一番ちっこい子が、案の定バランスを崩してガッシャ〜〜ンッとこっぴどく転倒。
捻挫、下手したら骨折してもしかたないぐらいの勢いの転倒。
それでも、「あらら〜ッ」と思う間もなく体勢を立て直して走り去って行った。
「ま、チビの頃はこんな経験もしとかなな。」とおじさんは妙に納得。
散歩終盤、今度は前から幼稚園年少ぐらいの女の子が2人、チャリチャリで突進してきた。
車も通らぬ生活道路のボクの目の前でそのうちの一人が又こっぴどく転倒。
前カゴから缶ジュース、なわとび、ボールが飛び出して眼鏡の女の子は擦りむいて血のにじみだした膝小僧を一生懸命払っている。
ほんの目の前にいたボクは「だいじょうぶかい?」「あんまり早いスピードで走ったらあかんで。」と優しく注意。
女の子、余程お家での教育が徹底しているのだろう、見知らぬおじさんとは絶対に目を合わせることなくずっと下を向いたまま。
それでも彼の言葉の中の真摯さだけは感じ取っているのかちっちゃな声で「ぅ。ぅ。」と返事だ けは返してくれた。
世知辛い今の世の中、この彼女の応対は絶対に「大正解」。
でもやっぱりその応答があまりにも物悲しかった初秋の夕暮れ。
どこかから、クツクツと煮られている肉じゃがの匂いが漂ってきた。
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9月26日(金曜日)
名門ブルーノート・レーベルからデビューアルバム「A Good Day」をリリースしたばかりのプリシラ・アーンちゃんがゲストにやって来てくれた。ちょいとオリエンタルな顔立ちなのは彼女はパパがアメリカ、ママは韓国というダブルな人だからである。
物腰も柔らかく、笑顔がステキにチャーミングな彼女、ギター一本でアルバムからのリードでもある「ドリーム」を透き通るような歌声で聴かせてくれた。
11月にはビルボード・ライブにもやって来ることが決定しています。ぜひ生の歌声に触れてみてください。
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雑感雑記 #905 (9/29/08記)
「もんどりぜっく」
2部制ライブの休憩時間。
しこたまのビールのせいで一触即発。
トイレに向かうと同じ環境の人満載で既に大行列。
狭い廊下の奥に女性用、その手前に男性用があり男女左右の壁沿いにそれぞれラインアップ。
用を足してすっきりした女性が出てきてボクを見つけ「わ〜、ヒロさん!」と手を差し出す。
チビリそうな気配をチラっと見せることもなく満面の笑顔で握手に応じたボクは正にプロの鑑。
ボクのすぐ後ろには同じくトイレ待ちのカップルが左右の壁に分かれて待機中。
彼女がボクに気づき、彼に「ほら、ヒロさんやって!」と囁く声が微かに聞こえる。
ところが、彼はボクのことを全く知らない男性のようで、ボソッと一言。
「ん?ティシュー屋さん?」
どうやら彼にはこう聞こえたようだが、さすがにこれには我慢できずチビッテシマタ。
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雑感雑記 #906 (9/30/08記)
「日付変更線」
本町で行われていたFM802のクラブイベントの会場を出たのが午後11時半。
ほろ酔いを少しオーバーした顔に、秋の夜風が心地よい。
酒を飲んだので車を置いている事務所に泊まることにして御堂筋に出、「さてどうしたものか?」と腕を組む。
事務所はFM802のある南森町からさほど遠くない。
そして今いる場所は本町で、タクシーなら事務所までほんの2メーターの距離。
でも深々と更けゆく御堂筋の秋の冷気は一瞬にして走り去るには余りにも勿体ない。
「この空気、今しかきっと味わえない。」と閑散とした御堂筋を北に向かって歩いて深夜の散策を楽しむことにした。
歩道沿いに点々と置かれているブロンズ像や、工事中の仮設壁に掲示されている御堂筋の歴史写真を眺めたり、トロトロ歩きの散策は何とも楽しい。
誰かに踏みつぶされて異臭を放つ銀杏の匂いに鼻を歪め、裏道に入ったら飲酒代行運転の軽自動車が数台、新地の客からの呼出し待ちをしている場所も発見、「需要のあるところ必ず供給ありなんやなあ、うまいことできてるわ、やっぱし。」とひとりごちながら事務所に到着。
日付変更線をまたいで約30分のひとりぽっち暗夜行路、乙なものだった。
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9月30日(火曜日)
明日彼にとっては初のデュオ・アルバム"You & Me"がリリースになる押尾コータローがやって来てくれた。今回は彼がリスペクトするアーティストたちとのコラボ作品で、今までとはひと味違う押尾コータローを楽しむことができるようになっている。
今朝もあ〜たらこ〜たらくっちゃべりたり、スタジオライブをしてもらったりラジバンダリで楽しんだ。
お別れの記念撮影はアルバムタイトルYou & Meで遊んでみた。押尾っちは相当「ウィ〜ッシュ」だし、ボクはかなり「レレレのおじさん」になってしまっているが、これが各々のYou
& Me なのだからしょうがない。あはは。
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