HIRO T'S DIARY
● 11月の日記 ●

 

11月1日(土曜日)

tt通信

退屈そうな目をしているのではありません。ヒラヒラさせているボクの手にウ〜ウ〜言いながら挑みかかる遊びの真っ最中。ほんのちょっとの小休止を取っているところ。だからこの目は虎視眈々と次に挑みかかる好機を探っているところなのです。このお遊びも放っておけば永遠に続いてしまってパパの方がくたびれるので適当なところで「ハイ、ダッコ!」となってお仕舞いにするのが日常です。

でもほんとは「まだまだ続けてね!」と訴えかけている、そんな目なのです、この目は。

雑感雑記 #930 (11/03/08記)

「Minami Wheel 2008 総括」

今年で10周年のミナホは金曜からの4日間。
ボクは番組もあるので金曜日と土曜日だけの参加。
金曜17組、土曜24組+1組の新鮮な音に触れ又いい勉強になった。

ミナミを縦横無尽に駆け回るミナホは体力勝負。
今年改めて、出入りするのに階段を使うライブハウスがめちゃめちゃ多いのに気づいた。
うんしょうんしょと階段を上がりながら2日とも後半には「もう勘弁してくれ!」とべそをかいた。

あとやっぱり面白いのはミナミを巡りながら発見するショップやレストラン。
そしてそのおしゃれ度が、年々ますますアップしてきているような気がする。
今年も「え?こんなところに!」と驚くような場所に隠れ家的なお店が突然現れて「ホ〜」と感心した。

感心してその後何かあるかと言えば別に何もなく、ただひたすら「ホ〜」と感心するだけなのだが。

ミナホ08、今年もたのしかった。そして今年もやっぱりしんどかった。

雑感雑記 #931 (11/04/08記)

「人間対機械」

「ん?プリクラこんなとこにあったっけ?」

車でいつもの生活道路を走っていると分厚いカーテンの隙間から1人で何やら機械に向かって微笑んでいる若い女の子が見えた。

「1人でプリクラっちゅうのも変なもんやしなあ、一体何やろ、あれ。」と訝った瞬間、その場所には以前からタバコの自販機が据えられていたのを思い出した。

若年層のタバコ購入を制限するために顔認証方式のタバコ自販機が同じ場所に据えられ、たまたまそこで一箱購入しようと微笑んでいる女子に出くわしたっちゅうことなんだろう。

しかし、たかがタバコ一箱の購入で無機質な機械に向かって微笑まざるを得ない屈辱感はいかばかりか?
数年前にタバコを止めて「ほんまによかった〜っ」と彼女から遠ざかる車の中でひとりごちた。

11月4日(火曜日)

明日待望のファーストアルバム「キャンバス」をリリースする岡野宏典くんが来てくれた。全12曲入っているアルバムにはプロになろうと決心したときからの思い入れのたっぷりある曲たちがさまざまな人にプロデュースされて散りばめられている。きっと岡野くん自身の感慨もひとしおだろうと想像した。

スタジオライブでもそのスタートラインの1曲「キャンバス」を朗々と歌い上げてくれた。

ホントにうれしそうにファンの人からのメッセージを広げる岡野くんの横でそんなの1枚も来ないボクは思わず号泣のワンショット。

雑感雑記 #932 (11/05/08記)

「ミナホ余談」

ニューライト。
ミナミで10回ご飯を食べるならその内8回は確実に行く下町食堂。
リゾット風に仕上げたカレーが病みつきになる旨さで20年以上通っている。

今年のミナホ、金曜スタート前も1人でニューライトに行きガッツリと腹ごしらえ。
直後に去年連れて行ってあげた802のえらい人に出会い「今年も行きませんか?」とリピートを所望されるが、こちとら、今満腹になったばかり。

「ごめんなさい、今年は馬車馬のように今から走るのでご一緒出来ません。でも今喰って来たけど、やっぱ旨かったっすよ。」と、リコメンド。

すると彼、すぐそばにいるスタッフに「じゃあ、行こう、やっぱり。」と呼びかけてニューライトに向かわれた。

次の日の晩方、とあるライブ会場で彼に遭遇。
「どないでした、昨日、うまかったっしょ?」と尋ねたら「いや、カレーって注文したら去年のと違う普通のカレーが出てきてしもてん!」と答える彼の顔がものすっごく悲しく悔しそうだった。

その顔があまりにもキュートで、ちゃんとした名前を教授していなかったボクの方が悪いくせに、ボカァ破顔一笑。 でも、同時にほんとに彼には申し訳ないことをしてしまったと頭ポリポリ。

「セイロンライス」

これがそのほっぺが落ちちゃうカレーリゾットの名前。
ほぼワンコインで完璧にシャ〜ワセ気分に浸らせてくれるカレー。
プラス100円でちょっと贅沢してセイロンライス、カツ乗せも悪くない。

ミナミ・アメリカ村、南の外れにあるニューライト。
下町食堂、一度は行ってみる価値ありだぜ、ベイベ!

雑感雑記 #933 (11/06/08記)

「Pitch vs. Stride」

いつもの池の回りのお散歩。
「やかましい歩き方」をするおじさんが前にいた。
と言っても別に歩きながら大声を出しているのではない。
単純に足の回転がえげつなく早く、歩を運ぶ風情が五月蝿いのだ。
目の前の彼の背中が「ここでの散歩、スピードは俺が一番!」と饒舌に語っている。

♪おれ〜はここら〜でいちばん、あしのはやいといわれたおとこ〜♪

足の回転数を比較してみたらボクの3歩で彼は6歩足を運んでいる。
しかし冷静に観察したらこの回転差でも、彼とボクとの距離は全く変わらないことに気づいた。

「ニヤッ」とほくそ笑むボク。
そして彼の6歩に対して4歩足を運ぶことにした。
ジリッジリと距離は縮まり、スルスル〜ッとボクが前に出た。

その瞬間、おじさんの悔しげな『アッ!』という心の叫びが聞こえた。
そしてボクは彼の心に『おじさん、現実ってこんなものなんだよ。』と囁きスルスルと歩き去ったのであった。

11月6日(木曜日)

アコーディオンを弾き、コルネットを吹きながら唄うシンガー・ソングライター、中山うりちゃんが来てくれた。New Breezeにも登場してくれたり、802で会ったりはあるんだけど、番組には初登場。自身の世界をしっかりと持っている彼女のペースを突き崩せず右往左往のインタビューだった。デビュー1年半、そして昨日1st. Al.「ケセラ」をリリースしたばかり。手風琴を弾きながらアルバムから「夢を売る男」を演奏もしてくれ、ちょいと懐かしい時代の気配がスタジオを覆った。アコーディオンというヒューマンな楽器と彼女の歌声のマッチは極上の世界。ご賞味を。

ケースでアコーディオンの音が出せるかも?とトライしたが無駄な努力だった。

雑感雑記 #934 (11/07/08記)

「ペコンッ!」

突然鳴り響く大きな音に驚かぬ人はいないわけで。
早朝午前3時半、リビングで録画した番組鑑賞中、さっき煎れたコーヒーのメリタ・フィルターからにじみ出た熱湯でステンレスのキッチンシンクから突然大きな音が鳴り響いた。

「ペッコンッ!!!」

tt と2人、リビングで飛び上がった。
2人ともビビリなので、タマタマが縮み上がり泡まで吹いちまった。

熱湯がかかってもペコンッと鳴らないキッチンシンクは出来ないのか!
もしそれが出来たら作った人に、ボクはあげる、ノーベル賞をあげる、絶対あげる!

11月7日(金曜日)

1年ぶりのシングル「いつかもしも」をリリースしたばかりの森大輔くんが今朝のゲスト。1年間さまざまなアーティストたちへの作曲・プロデュースワークなどをしてきただけあってますます骨太の好青年となってボクの前に帰ってきてくれた。

今月末にはリリース記念の招待ライブもあるという森くん、これから先は自分ワークを増量していくとのこと。楽しみでもある。

でもあごひげが気になったので引っこ抜いてあげようとしたら、結構嫌がられてしまった。でもボクは人生の先輩なので3本だけは抜いておいた。グハハ。

雑感雑記 #935 (11/10/08記)

「百均」

次の用事までたっぷり時間があったので百均で時間をつぶした。
今更ながら「ホントにこれで100円かいっ!」って唸る商品がたんとあった。

シェイバークリーナーってのをめっけた。
発泡洗浄剤が5錠入っていて100円ポッキリ。
取説によると5分で滅菌し見違えるほど清潔になるそうな。
買おうかどうしようかかなり悩んで商品棚の前で右往左往。

心の中で「そこまで奇麗にはならんって!」って声が聞こえたのでおずおず商品を元に戻した。

怠惰な日曜の夕方、無精髭だけでも剃っておこうと洗面台に向かう。
寝ぼけた顔で髭をウイ〜ンッて剃りながら、たった100円のお試しも出来なかった自分の小市民ぶりが厭になりそのまま又ベッドにUターン。

雑感雑記 #936 (11/11/08記)

「a gift」

2000回の金字塔に向かいコツコツと上演回数を積み重ねられている森光子さんの放浪記。
幸運にも大阪公演を見ることができ、そのとき感じた「人間森光子」の凄さについて雑記で、そして勿論オンエアでも触れさせていただいた。

大阪公演が終わりちょうど1週間経った昨日、その森光子さんからボク宛てに贈り物が届いた。驚天動地、青天の霹靂とは正にこのこと。

添えられていたお使いの方の手紙によると、森光子さんは毎回開演前に出演者の方々とお茶会をされているのだとか。

大阪公演中、ある日のお茶会でボクのオンエアの同録を皆さんで聞かれたそうな。
そして、お芝居を紹介しているボクの語りを大層喜んで聞いてくださったそうなのだ。

だからと言ってボクのようなものに贈り物とは!
とても素敵な贈り物に今度はボクが「デングリ返し」をして恐縮してしまった。

冥利に尽きる出来事、そうそうあるものではない。
ありがたく、ありがたく。

11月11日(火曜日)

orange peakoe ナガシマトモコ、藤本一馬がやって来た。関学の後輩でもある彼らも結成10周年。明日その記念ベストアルバム「SUN&MOON」をリリースする。

それはそれはおめでたいことなのでボクもCDにナレーションで参加させてもらった。(ちょっと自分で聞くのは照れちゃうのだが・・)ま、とまれ、彼らの足跡を刻んだこのCDをぜひあなたのライブラリーにも!

記念撮影、トモジはジャケットを、カズマは記念タンブラーを持てたのにボクだけ手持ちぶさただったのでカズマの髪の毛を軽く引っ張ってやった。さっすが、先輩!あははのは。

雑感雑記 #937 (11/12/08記)

「gradation」

「まだ少し早いけど、もうちょっとしたらあれを着て、ほんでその後はあれにして、ほんでそれからもうちょっとしたらこの間りんくうプレミアム・アウトレットで90%オフで買ったあのジャケットを着てっと。」とボクのようなものでもぼんやりと晩夏から初秋、中秋、晩秋、そして初冬に向かっての「お洋服プラン」のようなものを立てているのだ。

それがどうだい、ここんとこの季節の移ろいのスピード。
日めくりカレンダーの前に突然「天気の神さん」が舞い降りてきていきなりメリメリと60日分をまとめて破り去るような暴挙!

「せっかくの日めくりカレンダーなんだからさ、何とかなんねえの、そこんとこ?」って嘆きたくもなるってもんだわさ。

サクサクのミルフィーユの皮を一枚一枚はがしながら味わって食べるように季節も進んでいって欲しいと切に願う今日この頃。

雑感雑記 #938 (11/13/08記)

「cut uncut」

切ると伸びる。
切らないでもやっぱ伸びる。

だから切る。
でも次の日なぜかツンツン突付かれて無性に痒くなる。
拡大鏡で眺めたらビックリするくらい太く長いのが1本がんばっていたりする。

鼻毛はいつもボクを悩ませる。

だから決めた、ヤツラを根こそぎ退治してやると決めた。
この際永久脱毛でも何でも時代の最先端を使って退治してやるのだ!

ごみ・ホコリ・ばい菌が直接粘膜を攻めてきてももう構わない。
そうでもしないとボカァ間違いなくそのうちバカボンのパパになっちまうからなのだ。

♪コレデ〜イイノダ〜♪

雑感雑記 #939 (11/14/08記)

「take a walk」

愛犬のお散歩は時間を選ばない。
ボクがFM802に向かう早朝にも愛犬の散歩に余念のないパパ、ママの姿が多い。

横断歩道をテクテク歩くパパ、トコトコ追いかける愛犬くん。
プルプル揺れる尻尾に愛犬くんの誇らしげな気持ちが溢れている。
信号待ちでぼんやり眺めるボクにもつながれたリードに通う「家族愛」がヒシヒシと伝わってくる。

ふと見上げた真西の空45度には満月がポッカリ。
中で逆立ちのうさぎさんも、テクテク・トコトコ愛でつながれたお散歩を微笑んで見つめていた。

11月14日(金曜日)

月末に冬アルバム「デパフユ」リリースのDEPAPEPEが来てくれた。徳岡くん(右)は若干の寝坊で息せき切っての登場だったけど、三浦くん(左)とのスタジオライブでは柔らかくてステキなバラッドを聴かせてくれた。

12月1日のアクト・アゲインスト・エイズのライブにも登場する彼ら、当日は多分おもくそ忙しいので番組出演後にボクだけのためにコーヒーライブをやってくれた。ホットを飲みながらホッとさせてもらった。(うまいっ!←って、自画自賛かよ!)

11月15日(土曜日)

5回目を迎えたLive Jam。日本臓器移植ネットワークのサポートで3400人の応募の中から選ばれた400組800名の笑顔のリスナーさん達を迎えて今年はなんばHatchで行われた。

来年50周年を迎えるMotownをフィーチャーしたステキなOne night stand。

でもいつものように今年も開演前のMCでは今の日本の臓器移植の現状と臓器提供意思表示カードの持つ意味をボクなりに語らせていただいた。

そしてその後、熱いMotown showがスタートした。

屋台骨を形成するのは山下達郎さんのツアーのバンドメンバーで構成されたNelson Super Project。実は開演前にドラムの青山純さんが体調不良になり急遽青山さんのお弟子さんの若干21歳のドラマーがリズムを取ることになったのだが、彼もギンギンがんばった、そしてその彼を大御所達の出す音が温かく包み込んでバリバリのMotown soundが鳴り響いた。

ゲストヴォーカルに迎えられたのは多和田えみちゃんと有坂美香ちゃんの2人。若手であるにも関わらず大御所達の胸を借りて、いやもうそれはそれは素晴らしいステージを魅せてくれた。

満員のお客さんの総立ちの喝采の中、今夜の波乱のLIVE JAMは幕となった。エンディングMCをしながら見たお客さんたちの笑顔がボクにはとってもうれしかった。どうやらみなさん、たっぷりとそれぞれのMotownを楽しんでくださったようだ。

今回残念ながら選にもれた人たち、そして今夜生でライブを楽しんだ人たちも、11月28日のボクの番組でまた今夜のライブ音源をオンエアします。ぜひこれもガッチリと楽しんでくださいまし。

雑感雑記 #940 (11/17/08記)

「ハヤリカヨ?」

あれって何?
いったい何?

車でたった30分ほど走っている間に奇妙な姿勢で運転するドライバーを5人も発見。
その奇妙な姿勢ってのが5人とも同じだったから、やっぱなんかおかしいって思ったわけで。

ん?その姿勢?
誰も乗っていない助手席のヘッドレストあたりに左手を乗せて運転してやんの!
最近左手疲れ気味だから休ませている? 又は、かっこいいとか粋だとか思ってる?

「おま〜ら、ばっかじゃね!」と運転しながらつぶやいたある日の夕方。

雑感雑記 #941 (11/18/08記)

「802」

八時二分は日に2回あり、午前の部はボクの番組中にやって来る。

FM802で8時02分、何となく、いやとっても縁起物!
なのでその瞬間に「虎の雄叫び」ジングルを流すことに命を懸けている。

そんなこだわりが体に悪しき癖を刷り込むこともあるようで。

まだ起きるには少し早い深夜、のどの渇きを覚えて目ざめた。
ノソノソキッチンに行き冷たい水をゴクゴク、プハ〜ッしてベッドに逆戻り。
倒れ込む直前にチラッと見た目覚まし時計のデジタル表示が1234だった。

だが、直後に「ウッシ!」と小さく決めたガッツポーズの意味が自分でも分からずお尻を掻いて寝た。

雑感雑記 #942 (11/19/08記)

「よれよれ」

ジーンズを洗濯したので久しぶりのカーゴ・パンツ。
あっちこっちにチャックがたんとついていて隠しポケットが多くボクのお気に入り。

番組をスタートしてすぐ、右ひざの隠しポケットあたりがゴワゴワしているのに気づいた。

「んっ?」と不吉な予感でチャックを開けて手を突っ込むと出てきた。
数ヶ月前に見に行った劇団四季の「オペラ座の怪人」のチケットの半券が!

ポッケに入れたまま洗濯しちまったのでゴワゴワ・バリンバリンのヨレヨレ!


取り出したチケットをジッと眺めながら「これがもし1万円札やったらラッキーシモノビッチ・コマンダレスキーやったのになぁ〜!」と意味不明なことを考え苦笑いしたボクはやっぱ徹頭徹尾の小市民。

11月19日(水曜日)

わたなべゆうくん月参りの日。突然寒くなってストリートも大変だろうに、この寒さの中でも今日も梅田界隈でライブしますって話しなどを聞きながら、いつものようにスタジオライブを2曲。

まだ仮タイトルの出来たばかりの「花嫁」という曲とイギリス民謡のGreen Sleevesをまた温かく聞かせてくれた。

あまりに音がきれいだったのでストリートの気分も味わおうとほんまにゆうくんが演奏してるところをじっとそばで眺めてみた。ゆうくん的には結構じゃまだったようだけど、ボクはストリート気分を満喫したので、これでいいのだ〜♪

雑感雑記 #943 (11/20/08記)

「かんき」

何なんだ、この突然の寒さ!
いくらマフラーをしていてももう綿のお洋服じゃダメ。
寒気が綿生地の織り目をくぐり抜けてお肌に突き刺さってくる!

昨日試写とかあったのでチャリで午後移動。
マフマフしているとはいうもののジャケットは綿仕様。
もう寒くて寒くて「綿はもう御綿!!」と首をすくめた。

綿素材を一切認めない唐突な寒気の襲来。
「いきなり出てきてゴッメーン!誠にすいまめーん!」とジョイマンが「かんきわまるほどのかんき」。

だから、超ダウンジャケット、マフマフ、手袋と「冬のバリューセット」、今朝から登場。
これに「パッチ」が加わると「冬のバリューセット・マックス」の完成だそうだが、ボクはそれには手を出さない!いや、もとい、足を出さないっ!

雑感雑記 #944 (11/21/08記)

「やせがまんの歴史」

パッチ込みの「冬のバリューセット・マックス」にはお引き取り願い、超ダウンジャケット、マフマフ&手袋の「冬のバリューセット」で今年の冬装束が決定し、シメシメとあごを撫でている時にふと思った。

パッチにお引き取り願って何のメリットがあるのかと。。。

その瞬間、小学校時代のテラダイラくんの姿が脳裏に蘇った。

私学だったので制服、そして男の子は半ズボン。
真冬には大体の男の子は黒の長靴下を履いている。
なのに、テラダイラくんとその仲間数人は短いソックスだけ。

半ズボンからすらりと伸びたむき出しの太ももの皮膚から白っぽい粉のようなものまでふきだしてるのにそれでも元気に校庭を走り回っていた。

メリットのカケラも感じられないこの暴挙。
それでもヤツは満面の笑顔でごっつい満足そう。
そ、だから、結局損得勘定抜きで、やせがまんを楽しみたいだけだったみたい。

こんなにガキん頃からのやせがまん歴。
「筋金入りやもんなあ、この年になってもパッチも履かんわけやわ。」とひとりごちて、ボカァ鼻毛を抜いた。

雑感雑記 #945 (11/24/08記)

「ペコリン、ポコリン」

いやま、しっかし、ビックリこいた。

ボジョレー・ヌーボー解禁。
さっそくやっつけることにした。
適度に冷やして1本やっつけることにした。

飲もうとした瞬間に気づいた、ボクのヌーボーがペットボトルに入っていることを。
飲みながら指で押してみると、ペコリン、ポコリンとなんとも乾いた音が響き渡る。
ワインはガラスのボトルと刷り込まれてしまっているのでやはりどことなく味気なくて。

でもよく考えてみると「輸送費も軽減されその分きっと値段も廉価になり非力な人も持ち運びに少しでも負担が軽くなるしと、いいとこばっかなんだよなあ。」とペコリン、ポコリン。


そしてあっという間に1本、ペコリン、ポコリンとヘロヘロな週末だった。

雑感雑記 #946 (11/25/08記)

「酒」

突如開眼することってあんだね、やっぱし。
蘊蓄を傾けられるほどの酒知識はないんだけど開眼しちまったのだ、「酒」に。
いやなにね、お酒はずっと前から休肝日を設けないほど好きなんだけどそのなんつーか、「酒の風情」ってかそゆのに開眼しちゃったってわけだわさ。

おいしいワインを飲んだ夜、まだ呑み足りなく吝嗇にもガツガツと焼酎までやっつけたと思ってちょ。

そんとき開眼しちまったのさ!
ワインはHarmonyで焼酎はSingle Noteだってことに。
ま、解禁になったばかりのヌーボーはちょいと「不協和音」でぬ〜ぼ〜ってしてるけどね。

分かる?判る?解る?この違い? 「和音」と「単音」の違い!
「突然タカビーになってゴッメーン!誠にすいまめーん!」なのだが、開眼しちまったもんだからしょうがあんめェ。

酒の世界の「深さ」がチラリと見えたことを喜ぶべきか、憂うべきか。
ま、とりあえず喜ぶべきだと開眼記念に今度海岸で甘茶でカッポレを踊ることにした。

雑感雑記 #947 (11/26/08記)

「痒点分布図」

冬のこの時期、空気の乾燥度合いは尋常ではない。
頭のてっぺんから足の先っぽまで体中痒くて痒くて。

ところがその痒さにもいくつかの段階がある。
ボクの場合、脇腹とかスネあたりはまだまだ初級レベルで、最上級レベルの痒点は「足首」に存在する。


内くるぶしのほんのちょっとアキレス腱寄りの皮膚のウッスイウッスイ箇所。
ここに剣山を当てて皮膚が破れるまでゴシゴシと掻きむしりたいと常々風呂場で考えている。

まだ冬は始まったばかり、この分では来年春にはおそらく骨の足首で歩いていることだろう。

カタタン、カタタン。。。

雑感雑記 #948 (11/27/08記)

「アングリ・ビックリ」

人間性を喪失した輩が跋扈し感情もなく犯罪を犯す今の世の中、たいがいのことにはもう驚かない。

帰宅途中の交通量の多い交差点。
青信号で進み右折しようと交差点中央で停止。
直進してくる対向車は少なくほとんど右折か左折。
でも見通しが利かないのでしっかりと安全確認をしていた。

すると1台のバンがノロノロと直進し交差点に。
そのドライバー、右手に漫画の単行本を広げて読んでやがった。
同乗者がいないからだろうか、視線を下に落として読みふけってやがった。

夕方のラッシュのど真ん中、目抜きの交差点をヨロヨロと通過していく呆け顔のパンチパーマ・ドライバーを睨みつけながら「バカヤローッ」と吐き棄てた。

にしても常軌を逸した輩が多すぎる。
アングリを通り越して ANGRY とは実に悲しい語呂合わせ。

11月27日(木曜日)

Live AlbumをリリースしたばかりのKANちゃんが1年ぶりに帰ってきてくれた。

ライブアルバムの話しをしつつ、そして来年弥生の頃にスタートする今度のバンドツアーの話しもしつつ、その合間には絶妙のタイミングで極上の駄洒落が応酬されるトークバトルが展開された。

バトルはジミヘンと誕生日が同じを自慢するボクとリア・ディゾンちゃんと誕生日が同じKANちゃんの比較級のところで勝負がついた。が、セッションを終えた両雄はノー・サイドの精神で快く記念撮影に収まったのであった。

KANちゃんパートも終わり、10時台の大人ゾーンのオンエアをしていたら押尾コータローが飛び込んできた。彼の手にはアンプ内蔵エレキ「象さんージミ・ヘンドリックスバージョンー」がしっかと握られていた。他にもシールド、ストラップ、ピック、新品の弦、バッテリーといたれりつくせりのセットをパッケージにして持ってきてくれた。オンエアでちょこっとそのギターを弾いてもらったらやっぱ押尾っちだ、めっちゃかっこよく聞こえた。

「おせえて、おせえて」とディストーションを利かせた音色でのアームの使い方を習った。音はさておき、肩と口もとに力が入りすぎているのがまだまだのボクだった。

番組が始まる前からファックス、BBS、リクエストメールのメッセージに本当にビックリするぐらいたくさんの方たちからのおめでとうメッセージを頂いた。そしてたくさんの人に祝われる幸せを噛みしめた朝でもあった。

ボク、フンドシ締め直して、もっともっとがんばります。みなさん、ほんとにありがとう!

雑感雑記 #949 (11/28/08記)

「141/155/200」

前回は相当予習をした。 んがっ、玉砕。
悔しいので今回は一切予習をしなかった、そして惜敗!

カ・カ・カ・カ・カンケンノコトダワサ!
ソ、ソノトオリ!マタアカンカッテン、カンケン!

でもね、前回は合格点の155点に21点足らなかったんだけど、今回は14点不足で後ちょっとなのよね。

予習もしてへんかったのに着実に進歩してあと14点で合格!
「ぜひ弱点を克服して次回にかけてください。きっと次回には桜咲きますよ。」とカンケンサイドから囁かれているような気がする。

いや、世の中必ずそんな甘いもんじゃねぇ!
後ちょっとでOKよって囁きがいかにも怪しい。

「これはきっと罠なのだ。」とワナワナするボクは再チャレンジするかどうか身悶え中!