● 12月の日記 ●
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12月1日(月曜日)
tt通信
基本的にボクはttにお洋服を着せて連れて歩くのを好まない。犬によってもそれぞれ違うのだろうけれど、ttもチャラチャラしたものを着せられるのがどうやら気にくわないようである。そんな些細なポイントでもパパとttの嗜好はドンピシャリと共通している。
ただそんなボクでも雨の日のお散歩だけは状況が変わってくる。もともとホワホワの毛質をしているttなので雨に打たれるともうほんとに濡れネズミ、あ、いや、濡れイヌになってしまうので気にくわなくてもttには必ずレインコートを着用していただくことになる。
お散歩は大好きなので行きたくてしょうがないし、レインコートを着せられる理由もしっかりと理解しているttなんだけど、やっぱそんな日の顔の表情はいまいちさえない。
「ンッモ、ドシテコンナニカユイノキナイトイケナイノ!」ってゆう仏頂面を今月はパチリ!
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雑感雑記 #950 (12/01/08記)
「猛者」
ややこしい話かも?
でも雰囲気でザックリ伝わればと。
週末ドリカムのライブに。
感動を覚える美和ちゃんの圧倒的な歌唱力。
その歌声を見事に包み込むマサさんをはじめとするバックメンバーの実力。
ステージ上ですぐ感極まってしまう情感豊かな美和ちゃんを終始優しく見守るマサさん、完璧に素晴らしいドリワールドだった。
で、ここからが今回書きたいこと。
ゲストギタリストのDavid T. Walkerさん。
滑らかな運指から紡ぎだされる音符は柔らかくそして優しい。
彼は舞台下手で目の前に譜面台を置いてちっこいアンプの前のスツールに座ったり立ったりしながら静かに演奏を続けている。
そして気づいた。
彼には「モニター」がないことを。
通常床に転がされていて他のプレイヤーの音を自分に返すスピーカー、それがモニター。
最近は相当進化して「イヤモニター」と呼ばれる補聴器のようなモニターもライブでは駆使されている。
彼はそのどちらをも使っていないのだ。
大阪城ホールのようなどでかいアリーナでは音が拡散してしまいモニター無しではプロでも演奏はおぼつかないはず。
「あり得ない!」と目を皿にして凝視しても彼はモニターを使用していなかった。
そう言えば60年代10万人クラスのスタジアムでツアーを続けたビートルズも「モニター」は使っていなかった。
正確にはモニターがなかったからなのだが、当時はそれでもあれほどの聴衆を魅了する演奏がちゃんとできたというわけなのだ。
他のプレイヤーの音をきれいに自分に返してくれる「モニター」。
便利なものだ。でも、それが無くても完璧な演奏をしてきた、そしてする自信のあるプレイヤーには無くても何の支障もないものなのだ。
「猛者」、彼のような骨太の人の為にある言葉だと飄々と柔らかい音を紡ぎ続けるDavid T.のプレイを見ながら実感した。
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12月1日(月曜日)
世界エイズ・デーの今日、16回目を迎えるAAAのライブイベントが今年も「歌」「ヒップホップ」「R&B」「ギター隊」と多彩な顔ぶれを集めて大阪城ホールで開催された。
長丁場のライブ・イベント、腹が減っては戦ができないと夕食をかっこんでいたら、内田絢子、加藤真樹子、尾上さとこ(左から)の若手ギャルDJが「おいしそうですねえ。」と群がってきた。食券を貰えばちゃんと食べられるのだが、優しい先輩はそんな事すら教えてあげることはなかった。影アナとかMCをしている間中、彼女たちのおなかはグーグー鳴っていたことであろう。これも修行だ。アハハ。
午後6時半にスタートしたイベントの出演者を出番順に紹介していこう。
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ギター1本でがんばったカジヒデキくん。
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ビギンとはもう同窓会の雰囲気で。
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硬派なイメージが好印象の童子-T。
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DEPAPEPEとちょいとクールにポーズ。
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押尾コータローのウオームアップ中を後ろからパチリ!と思ったら御大、CHARと石田長生のユニット、BAHOに挟まれ、そのグイグイの圧力に思わず失禁してしまったところをこれもパチリ!と撮られてしまった。
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R&Bセクションを総括するのは、我が友、TAKE, KO-HEY, KO-ICHIRO, Scoop
On Somebodyの3人。ボクのいつもの上から目線・トークに耐えかねていたようで今夜は3人に「イッ、セ〜ノッ!」でボコボコにされてしまった。失禁直後のボコボコだったのでさすがにかなり効いた。
そしてScoopの前で堂々のステージを魅せてくれたのは初対面の加藤ミリヤちゃんと清水翔太くん。この2人、年齢的には今年20歳の同級生シンガー。この年齢でこのどっしりとしたステージングは一体何なのだ?と初めて空を飛ぶスーパーマンを見た人のように考え込んでしまった。
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楽屋には他にも極上プレイヤーがウロウロしている。右のスキンヘッドのめっちゃ怖くいかついルックスの2人はSccopのサポートメンバーとして入っているギターのGATSくん(左)、そしてボクの25年来のお友達シミちゃんことベースの清水興。
怖い顔していても2人共ほんまはアホアホパワー全開のええヤツなのである。
と、それぞれのステージを無事終了してボクのMCで What's going on ? が熱くファイナルセッションとしてプレイされ、今年のAAAは幕を閉じた。
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今年のAAA参加者の総数は5,348人。会場にいたこの人たちと完全生中継を聞いてくださった多くのリスナーの人たちに、また新たなHIV/AIDSに対する知識・意識の刷新がされたことを心から祈りつつボクの長い1日を終えた。
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雑感雑記 #951 (12/02/08記)
「修行」
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俗世間の垢にまみれ過ぎてしまったので高槻・摂津峡に修行に出かけた。
時、正に紅葉落ち葉の候、人っ子1人いない厳しい自然の中せっせと清掃修行に打ち込んだ。
真面目に勤め上げた甲斐もあり、下山前にはログハウスも購入することが出来た。
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ふと見回せば燃え立つ紅葉があちらこちらに点在する。
紅葉狩りとしても摂津峡は大正解の場所であると感じた。
最後に「名勝は人を見に行くためにあるのではなく景色を愛でるためにこそある!」と大混雑の箕面を避け摂津峡に来た喜びを紅葉のポーズで現してみた。
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12月2日(火曜日)
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我が友、佐藤竹善が来てくれた。先月ニューシングル Coloveration〜the spirit of love〜をリリース、そして今月間もなく「静夜〜オムニバス・ラブソングス」をリリースするのでそのプロモーションなんだけど、また例によってこのウサギ・ブラザーストークはとどまることを知らず、トークだけなのにかなりトークの方にまでお出かけしてしまったのでありました。
起き抜けの髪の毛を整えることもしなくていいのが大のお気に入りらしく今はこの「モジモジくん」ニット帽がお気に入りの竹善もな、なんと、今年デビュー20周年。気易く「モジモジくん」なんて呼べたもんじゃねえ。(呼んどるやないかっ!との外野の声、ひとしきり)
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雑感雑記 #952 (12/03/08記)
「2012年」
次は後4年後とか言われると余計に見たくなる。
ここ数日、金星と木星と三日月が夜空にとっても可愛い一幅の絵を描いている。
おとといはただぼんやりと眺めただけなのに「次は4年後!」なんて聞いたもんだから昨日は西の空を「ヨ〜シッ!」とギョ〜シ、凝視。
で、「あらま〜」と気づいた。
おとといはキラキラとつぶらな瞳の下でニッと微笑む三日月がとっても可愛かった。
でも昨日は瞳の明るさは変わらないのに、口もとをムッと下げた三日月で何やら渋い顔。
つぶらな瞳はキラキラしていてもちょっと間延びした馬面に見えなくもない「天体ショー」もきっと次は4年後まで現れられないと知り「仏頂面」になっちまったんだろうなと思った。
で、蛇足。
おととい見た月が三日月なら昨日は四日月とかなんとかなんだろうが、ま、そのあたり、目くじら立てずずっと三日月にしておいた方がポエムってわけで、そこんとこお平らにお平らに。。。
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雑感雑記 #953 (12/04/08記)
「エイッ」
毎朝未明、気合いと共にベッドから這いずり出るようになり、もう丸9年を超えた。
そして今朝、分かった、遂に分かった。
「木曜日」が一番気合いのいる日だということが。
「ん?9年もやってて今頃分かったんかいっ!」って声も聞こえてきそうだが、それには「ああ、そうだけど、何か?」とちょっと逆ギレを返しておく。
今朝目覚ましがいつものように鳴った。
それを止めてからきっちり9分後にいつものようにまた鳴った。
いつもならそこでしんどいけど、「エイッ」っと起き上がるのだが、今朝は違った。
「エイッエイッエイッ」、3回繰り返しても背中がベッドにアロンアルファで接着されてしまっていた。
ベッドの上でモゾモゾからだが揺れるだけ。
先にベッドから飛び降りた tt が心配そうに暗闇の中からボクを見上げている。
そのつぶらな瞳が溶剤になり辛うじてベッドからずり落ちることができた。 tt、アリガトーショコラ。
だからこれで日本では「木曜日」が一週間で一番起床しづらい日ということが正式に決定した。
そのうち時間を見つけて全日本起床連盟 (全起連)と全国早朝活動協議会(全早協)に登録しに行くことにするが、よもや異論はござりますまいな、おのおの方?
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雑感雑記 #954 (12/05/08記)
「ちっちゃなしあわせ」
風呂のお湯張りはありがたいことに自動でできる。
一度設定すればちゃんと言いつけどおりにお湯を張ってくれる。(当たり前だけど。)
その設定が何かの加減で変わっちゃったようで昨日はたっぷしのお湯がボクを待っていた。
ドップンとつかったとき湯船のキワキワでお湯が溢れることなくタプタプしていてしゃ〜せだった。
そんとき思わず出た久しぶりの「プッハ〜〜ッ」が、ボクのしゃ〜せ気分を代弁してくれていた。
「プッハ〜〜ッ」が浴室で満タンになったとき指先がふやけてシワシワができあがり風呂を出た。
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雑感雑記 #955 (12/08/08記)
「こがねいろ」
寒さの等高線がじょじょに降下し、やっと地表に到達したようだ。
今、街中の木々の色付きが一番美しい時期なんじゃないだろうか。
特に銀杏の葉っぱは黄金色に染まり、感極まるほど美しい。
地表に舞い散る葉っぱたちは江戸時代の大判小判のように輝いている。
御堂筋の信号待ちでこの見事なこがねいろを眺めながら「これが無垢じゃないとしてもせめて18kメッキの葉っぱやったら、こがねどころかおおがねもちになれるのになあ。」とうっとりと考えていたら、信号が変わり後ろの車にプップ〜〜って怒られた。
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雑感雑記 #956 (12/09/08記)
「an input for u」
来年5月に始まる裁判員制度。
何が何やら?で、ただパニクる人多し。
分からないからパニクる、これ、至極当然。
だから分かりやすくしようと最高裁判所も四苦八苦。
難解な文字の羅列では広く馴染まないであろうと考えた。
結果出版されたのが「よくわかる!裁判員制度Q&A」という小冊子。
裁判員候補者への封筒に同封されているこの本が裁判所に行けば無料でもらえると聞いてさっそく貰ってきた。
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イラストマンガの冊子なので文字もあまり多くなくアッと言う間に読み終わる。
そしてボクは裁判員制度を熟知し、「もうどっからでもかかってこい!」状況になった。
裁判所で無料配布しているこの冊子を「どないしょ〜?どないしょ〜?」とただひたすらパニクられている人々にお勧めする。ぜひ。
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雑感雑記 #957 (12/10/08記)
「罰金」
悪いことをする、規則を犯す。
そんな時は罰金を含めてバンバン罰すべき。
これ、至極当然の社会生活での摂理。
遅まきながら大阪でも12月1日から「自転車に乗りながら携帯電話を使う」ことが改正道路交通規則で禁止されることになったのは目出度い限り。
自転車でも死に至る可能性のある乗り方に関してはバンバン罰してバンバン罰金を徴収すべし!これ当然もいいとこ!と喜び勇んで改正規則を読んで愕然とした。
「指導」という名のワンクッションが先ずあって、それに従わない場合にのみ5万円以下の罰金や反則金が科されるものらしい。
これではアカンッ!
「指導」した瞬間は一旦携帯を仕舞っても警官の目が離れた直後からこんなプップクプ〜たちは間違いなくまた携帯をいじりながら自転車を転がすのが目に見えているからだ!
せっかく改正してもその効果にはかなりの疑問が残る。
劇的な効果も望めないのならその改正はまったく意味のないものになる。
取り締まりで携帯電話を使用しながら自転車を運転しているのを見つけたら即刻罰金を徴収する制度にすぐにでも再改正すべきであると強く思った。
生身のからだで操作する自転車であるだけにその「危険度」をもっと深く認識すべき。
蛇足:
最近よくシートベルト非着用のドライバーを厳しく取り締まる検問を見かける。
結構なことだ。バンバンやるがよろしい。
しかし、それをするなら車運転中の携帯電話の操作も同じ手法で現認次第、罰することも即刻始めるべきであろう。
大都会、交通危険度指数、今や飽和状態。
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雑感雑記 #958 (12/11/08記)
「絵巻」
初旬、三日月に寄り添い夜空に笑顔の絵を魅せてくれた金星と木星。
公転の関係なのか、次の日には三日月の反対に回りいきなりの仏頂面。
その突然の変化に惹かれ、それ以来夕方の散歩は空を眺めっぱなし。
しかし、好天に恵まれずその後の三日月トライアングルはどうなったか分からなかった。
昨日は久々のド晴天。
見上げた空には後4−5日で満月になろうとしている月が煌煌と輝く。
ほどなく見つけた金星と木星はお互いにあのときより少し距離が開いたがそれでもまだそう離れずに輝いている。
でも、肝心の月からはもう気が遠くなるほど離れてしまっていた。
天文学に疎いボクでもその距離は、ん万億千万キロというそれこそ天文学的数字なのだろうなとおもた。
地球、金星、木星がそれぞれのスピードで公転しそのタイミングが見事に重なって出現した宇宙絵巻。
4年後の「笑顔」に出会えるまでまたときどき空を眺めて歩くことにしよう。
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雑感雑記 #959 (12/12/08記)
「eye contact」
目が合ってゾクッとか、ドキッとかはあまりない。
ところが、この間の出会い頭はゾクゾクッのドッキ〜ンと強烈だった。
知り合いの太公望が釣り上げたばかりのアジを数匹くれた次の朝。
ジップロックに入れられたヤツらの目と、早朝冷蔵庫の扉を開けた瞬間目が合ってしまったのだ。
フレッシュな光り物の目は、恨めしげな「目力」が違う。
恨めしさに怨念パワーがみなぎっていて思わずのゾクゾクだった。
いや、相手が魚だけにここはやっぱギョギョッとしてしまったと言うべきか。
とまれ、午前3時過ぎに見つめあう目でなかったことだけは確かだ。
まあ、事情が事情だからヤツらを責める気は毛頭ないが、それでも出来ればもう少し色っぽい目でお願いしたいものだった。
デキルカイッ、ソンナコト!
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雑感雑記 #960 (12/15/08記)
「矢切の渡し」
江戸川の葛飾区柴又と松戸を結ぶ渡し舟で有名な「矢切」を舞台にし1983年細川たかしさんの熱唱で大ヒットした歌謡曲が「矢切の渡し」。
週末、年に一度の人間ドックへ。
今はデータ処理のコンピュータ化で瞬時に様々な結果が分かり前年度対比も楽々とできる。
CTスキャンで行う内臓脂肪検査も内蔵脂肪の面積、皮下脂肪の面積などが画像で出され、それこそ一目瞭然に結果が突きつけられる仕組みだ。
悪くなかった。
体重も4キロ減りウエストも5cm減で、輪切りになった胴体画像を去年の内蔵脂肪検査結果画像と比べてみても格段の向上が見てとれた。
そこであの大ヒットから四半世紀を経た今、ボクは「矢切の渡し」のオマージュとも言えるロック歌謡をすべての中年メタボ予備軍の為に作詞作曲しシンガーソングライターとして一財産築くことを決意、曲のタイトルをまず決めた。
「輪切りのわたし」。
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雑感雑記 #961 (12/16/08記)
「朝な夕な」
人間ドックの朝、クリニックには8時半に入らないといけないのでttの散歩は午前6時半。
外に出るとゴルフバッグをそばに置いたおじさんが人待ち顔でタバコを吸っていた。
「へえ、ゴルフはこんな時間からゴソゴソ動くんや。」とゴルフをしないボクは新鮮な驚きを覚えた。
朝の散歩を終えてボクも人間ドックに向かい、全検査をテキパキ終えて帰宅。
待つことしばし、白いンコもたっぷりブリブリ出した夕方、またttの散歩に出かけた。
そうすっと朝のあのおじさんがゴルフバッグをかついでタバコ吸いながら戻ってきた。
スコアが良かったんだか悪かったんだかサッパリわかんないけど煙プカプカでやってきた。
ボクが痛い思いをして採血されたり、バリウム飲んで診察台の上をゴロゴロ、ゴロゴロえげつなく回転させられているときに、彼は「パー」やら「ダボ」やら「OB」やらニコニコして言いながら血糖値が高くなることも知らず「チョコレート」を食べたり食べさせていたのかと思うとちょっとイラッとした。
だから人間ドックで心身ともに超健康になっているボクはすれ違いざまに彼の吐き出す副流煙を「フ〜〜ッ」としてやった。
ザマミロナノダ。
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雑感雑記 #962 (12/17/08記)
「親切心」
夕方 tt とのお散歩帰り、少し先で外国の金髪のおばあちゃまが2人老眼鏡で地図を見ながらおでこをつき合わせて困り顔。
回りに人もいないし、ここは間違いなくボクの出番でしょ。
ttのリードを引っ張っておばあちゃんたちにニコニコと接近。
でも、2人はボクに全く気づかず地図を見ながらあ〜たらこ〜たら。
聞こえてきたその言葉が「スーポワ、エドミヒアン%#&?+><*+~」。
「ワッチャ〜、ヤッバ!フランス語やんけっ!」と今度はボクが困り顔。
気づかれないのをいいことに『行き先がちゃんと分かればいいですね。』と心の中でエールを送りそのままおばあちゃまたちの横を通り過ぎようとしたら、下から
tt が「ん?さっきあんなにボクのリード引っ張ったのは何?」な顔をしながらボクを見上げていたので「もういいのっ!はよ、帰ろ!」と再びリードを引っ張り、家路を急いだ。
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雑感雑記 #963 (12/18/08記)
「mew mew」
突然猫が鳴いた。
それも大きくミャ〜〜〜ッと鳴いた。
そら猫も鳴くやろうって?
ほな、もしそれが口の中で突然鳴いたらどうよ?
昨日は三ヶ月に一度のお口の大掃除。
いつもの歯医者さんで優しい歯科衛生士のお姉さんに綺麗綺麗してもらっているときに口に突っ込んだバキュームが何の前触れもなくミャ〜〜〜〜ッと鳴いたのだ。
バキュームの「シュッゴ〜」やら、口の中にへばりつく「ジュッパッチュ」の音には慣れているボクも今回のミャ〜〜〜〜ッ攻撃は人生初体験!
さすがに驚き桃の木サンショの木、カッと見開いちまった目の先には至極冷静に作業を続けるお姉さんがいたのでボクの動揺に気づかれないようそっと目を閉じた。
まっ、このミャ〜攻撃にも耐えたお陰でお口の中はキレイキレイになりこれでスッキリ気持ちよく2009年を迎えることができそうだが、今後はバキューム業界も猫や名古屋人じゃあるまいし、突然人の口の中でミャ〜ミャ〜言い出す姿勢だけは正していただきたいと今回切に感じた次第。
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雑感雑記 #964 (12/19/08記)
「占有占拠唯我独尊」
3億円宝くじに当たるぐらい滅多にないことが起こっちまった。
午後1時半スタートの業務試写の会場に2分遅れて到着したら、ボク以外誰もいなかった。
試写会場を間違ったのではなくボク以外の連絡を受け取った人全員が都合つかなかったのであろう。
業務試写は時間に厳格で2分遅れは完全アウトなんだけど、誰もいないので当然スタートしていなかったってわけ。
ハーハー・ゼーゼー、着席するや否やたった1人の観客のために試写がスタート。
映画を独り占め。ホンットに贅沢なことだ。
試写室独り占めっつことはエアコンも独り占めでこれも贅沢の極み。
贅沢なんだけど、エアコンが効きすぎて冷える冷える。
家でビデオ見てるならポーズして温度調節できるってもんだけど、これ、一人っきりの試写室だよ、あんた。
きちんと小用を済ませて臨んだ2時間の試写だったが、始まって50分ぐらいで「小」の備蓄がまたほぼ満タンに達した。
さ、そこからの1時間10分が・・・・
悶える悶える、一人っきりの試写室で悶えまくるボク。
他に人がいないのをいいことに「ハ〜ッハ〜ッ」、悩ましい声を出してみたが何の助けにもならなかった。
業務試写では本編が終わってもエンドロールを最後までありがたく拝見するのがエチケット。
1人っきりの客席でエンドロールのスピードが早まることを祈りながら両方のひじ掛けを使って腕懸垂を繰り返したがそれも無駄だった。
客電がついて飛び出したら映画会社の人がてぐすねを引いて待ち構えていた。
「いかがでしたか?」
至極当然の応対なのであるが、しっかし、ボクは超のつく緊急事態、スクランブル。
ブルブル震えながら「ア、モッソイエエエイガヤトオモイマシタ。サヨナラ。」と階段を駆け下りた。
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雑感雑記 #965 (12/22/08記)
「冬至」
1年で1番お昼の短い日をやっと通り越した。
これからはまたほんとにちょっとずつだけどお昼間が長くなってくる。
夕方5時で既にどっぷり暮れた街を歩くたびに思うのは「お日さま」の有難み。
毎日5時過ぎにtt との散歩で歩く池の外周にも「やるせない寂しさ」が満ち溢れている。
唯一の救いは水面に映える池を取り巻く民家の灯り。
オレンジ色にゆらゆらと幻想的で夜の龍宮城の散歩気分。
でも、乙姫さまのいない龍宮城なんて「クリープのないコーヒー」と一緒で、あっ、ほんとはボクのコーヒーはブラックなんだけど、その〜つまり、「やっぱ暗い夜道はやだね〜!」ってことになる。
だからこれから少しずつ日が長くなるのを慶び、ボクも赤い鼻緒のじょじょでも履こうかと考えているところ。
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雑感雑記 #966 (12/23/08記)
「walk walk」
今回はとってもローカルなお話。
チンプンカンプンの場合はキンコンカンコンってことで。
最近「歩くこと」が苦ではなくなってきた。
毎日事務所とFM802間を徒歩し、夕方は tt と2km強をお散歩しているからだろう。
この間、待ち合わせの時間に余裕もあったので地下鉄1駅強を歩くことにした。
夜、寒い屋外を歩くのは億劫だが、ちょうど真下に地下街があったので歩いたと言ったほうがいいかも。
出発地点はなんばHATCH、目的地は日本橋の交差点でその2点を結ぶ千日前通り真下には「なんばウォーク」がある。
地下鉄1駅以上の距離を誇る地下街。
大阪は日本でも屈指の地下街が発達した街であることは知っているが、それでも「なんばウォーク」を歩いてそのすごさを実感した。
デパ地下でも市場やスーパーでも、ボクはいつも興味津々にあちらこちらを眺めて歩くのが好きで好きでたまらない男である。
「なんばウォーク」もホンットに楽しかった〜。
特にカレーショップやうどんやさんやすし屋さんなどがひしめく飲食エリアがサイコ〜!
間もなくたっぷりご馳走を食べる予定なのに地下街を右に左にウロウロと楽しみ過ぎ、思わず「なんばウォークでなんばしよっとね!」とひとりごち、そしてニヒルに
ワラタ。
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雑感雑記 #967 (12/24/08記)
「初体験」
ちょっと身悶えするほど恥ずかしいが今回はボクの初体験の話を。
コンサートの司会をした。
「オ〜イッ、そんなん百万回ぐらいしとるやんけ、自分〜ッ!」と場外からの怒号あり。
ところがぎっちょん!
いつもの感じとは全くちゃう感じのコンサートだったのだ。
「いつもの感じがそもそもどんなんやねん!」と届く場外怒号を無視し話しは続く。
大阪城すぐ横のいずみホールで毎年行われている「クリスマス・オルガン・コンサート」の司会だったのだ。
オルガンっつっても、幼稚園とかにある「♪ブンガ・ブンガ♪」なオルガンなんかじゃないっ!バンッ!
パイプ数3623本を誇るパイプオルガンなのであ〜る。
そのとってもありがた〜いオルガンとソプラノによる荘厳なクリスマスナイトの司会者をしたってわけなのだ!
「どやっ!まいったか!これがおらの初体験じゃっ!オラオラッ!」
アイルランドからパイプオルガン奏者サイモンとソプラノのコレッテという2人のアーティストを招いて行われたクリスマス・オルガン・コンサートは厳かな雰囲気の中粛々と進み、ボクも日頃の非道な生活態度を悔い改めねばと涙した。
毎年奏者が変わって続くこのコンサート、来年はぜひ。
「んなことゆうても大阪ちゃうしなあ〜。」と届く場外からの桃色吐息をスルーして話しはまだ続く。
今朝、番組に昨日のオルガン・コンサートに参加していたという女性からのメッセージが届いた。
どうやら彼女はボクの顔を見たのは初めてだったようで、その感想を添えたメッセージを一部引用する。
「オルガンコンサートに行ったのですが、ヒロTさんが舞台に現れてちょっとびっくりしました。ヒロさんのMCの声もクラシック会場に良く合っておられたのが新しい発見でした。それにしてもヒロさんって顔のほりが深いんですね。外人さんに見えてしまって、私は始めアイルランドのオルガン奏者かと思いましたよ。」
ガッチョ〜〜〜ン!
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12月24日(水曜日)
わたなべゆうくんの月に一度のスタジオライブの日。今日はクリスマス・イブ。だからゆうくんの柔らかいギターの音色でクリスマス・ソングを楽しんだ。バッハの「なんちゃら」って曲をおごそかにやってくれた後は、ゆうくん解釈によるクリスマス・メドレー。B'zやドリ、Whamのポップな曲の間に定番クリスマスソングをはさんで賑やかに綺麗に7曲メドレーだった。
あんまり楽しかったので帰る前に頼み込んでもっかい「赤鼻のトナカイ」を演奏してもらってその横で「赤鼻のオトナカイ!?」を踊ってみた。ステキなイブを過ごせたと言い切っていいだろう。うん。
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雑感雑記 #968 (12/25/08記)
「ホッコリ、ホコホコ」
クスッと笑ったことが、妙に心に残ることがよくある。
2008年クリスマスシーズンの「クスッと大賞」はこれ。
クリスマスのお花と言えば「ポインセチア」。
リスナーさんからこの花の名前を間違えて覚えている友人がいるというメッセージが届いた。
短い文章だったがその友人が間違えて覚えている花の名を読んだ瞬間不覚にも大笑い、でもポッとあったまった。
「セインポチア」・・・・・・・・・Merry Christmas to all !
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雑感雑記 #969 (12/26/08記)
「ヤバイ」
「このお菓子、やばいよなあ。」なんて言うと昔は「まずい」という意味しかなかったが、今は「超おいしい」という意味を持つことも多くなってきた。
言葉は変化するものなので四角四面に目くじらを立てる必要はないとボクは思う。
そしてオンエアでも時としてそのような「今い」、つまり「ナウイ」表現を使うこともある。
世間一般、今日が御用納め。
正月三が日を含めると9連休の人もたんといるはず。
上に書いた「やばい」と同じ感覚でボクなりの最大級の羨ましさを込め今朝のオンエアで「9連休?!ありえへん!」と反語的に言った。
するとその真意が意図したとおりに伝わらず「不愉快だ。」という反応が匿名で1通届いた。
相当凹むと同時に四方八方360度満遍なく飛ぶ電波の先にいる「受け手」の感受性の多様さをまた改めて学習。
ただ、同時に四角四面に過ぎる感受性に応対する為に自分の言葉のリズムを極端に崩すことはしないでおこうと思った朝でもあった。
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雑感雑記 #970 (12/29/08記)
「ともしび」
週末、神戸メリケンパークオリエンタルホテルでKくんと一緒にイベントライブ。
Kくんの素晴らしい歌声、そしてトークコーナーで触れた彼の温かく憎めない人柄などなど。
すべてが極上の「週末時間」だった。
ライブを終え大好きな阪神高速湾岸線で家路を急ぐ。
冬の荒天が去った後、透き通る夜の空気の中で見る神戸の夜景は息をのむほど美しい。
冬の冷気の中、何万と瞬く各家庭の灯火が何万種類もの「人生」の静かなジグソーパズルだった。
春夏秋冬、24X7、どの瞬間を切り取ってみても湾岸線から見る景色には必ず心が動かされる。
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雑感雑記 #971 (12/30/08記)
「GERM」
無理をしているのではなく、最近の昼食はおにぎり1個。
習慣は胃袋を小さくするものらしく夜の暴食も少なくなった。
おにぎりは手づかみがうまい。
だから当然食事前には必ず手をゴシゴシと洗う。
習慣は「目利き」もよくするものらしい。
最近は手に指にビッシリはびこるバイキンどもがギェ〜ッと流れ去るのが見えるようになった。
ん?そんなの見えない?
それはまだまだ漫然と手洗いをしている証拠。
修行、召されい!喝!カツッ!カ〜〜ツッ!!
本格的な風邪のシーズン。
ご自愛を。
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雑感雑記 #972 (12/31/08記)
「体重」
暴飲暴食から縁遠くなり、1年で体重も4キロ落ちた。
痩せたのではなく、元の状態に近づく4キロ減ということ。
これをキープできれば上出来と、毎夕体重計の数字を楽しみに眺めている。
さて、我が息子、tt。
彼の健康管理、体重管理も保護者としての義務責務。
ところが彼は素直にジッと体重計には乗ってくれない。
家にいる間中、ボクにノソノソとついて回るtt。
だから彼の体重測定はボクが風呂に入る前に行われる。
ボクが先ず自分を計り、その後彼を小脇に抱えて計る。
その差が必然的に tt の体重ってわけでこの間は3.6キロだった。
彼も前回測定よりマイナス200グラムの結果でパパもニヤリと大満足。
でもその瞬間、「ん?待てよ。」と考えた。
1年で4キロ体重が落ちたボク、小脇に抱えた tt 1人分強がどこかに消えた計算。
脱衣所から「ヒェ〜〜ッ」と叫ぶボクの声が家中に響き渡った。
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