HIRO T'S DIARY
● 10月の日記 ●

10月1日(木曜日)

tt通信

聞くところによると、どうやら tt のような子犬でも人間の3歳児ぐらいの理解度はもっているらしいのです。確かに家族の会話をそばで聞いていて「何時頃出かける?」とかお留守番になりそうな単語が出てきただけで妙にソワソワし始めたりするところから見てこの「3歳児説」もあながち間違ったもんじゃないんだろうなってパパは思っています。

大好物のリンゴの切れ端をあげるときもちゃんとお座りをして待って「よしっ!」と言ったらパクッと食べるなんてことは当たり前に出来ちゃいます。ただ、ときどきやっぱり我慢出来なくなって「よしっ!」の前にパクッてしちゃうこともあって、それはそれでそのたびに「ダメでしょ、t くん!ちゃんとよしって言ってから食べないのなら、もうあげないよ。」ってパパはきちんと怒ります。彼なりにその言葉も理解しているんだろうけど、どうしてもそれを態度で見せて欲しくてこの間「分かったらウンってしなさい。」ってゆってみたんだけどしてくれませんでした。

ボクの言ったことに「ウン!」なんてうなずいてくれたらどんなにステキなことでしょう。パパはこれから「ウン!」をちゃんとする tt に教育してみようかな、なんて思っています。

この顔見てるとほんとにそれぐらいすぐにするようになりそうでしょ?ねっ?

10月1日(木曜日)

2年ぶりの竹仲絵里ちゃん。シングル「傘」をリリースしたってことでそのプロモーションで来てくれた。ミナミ・ホイールなどで会ったりしているので2年ぶりな感覚はなかったんだけど、番組には本当に久しぶりだった。だからじっくりと旧交を温めるインタビューになりました。

11月には神戸と京都でのライブも予定されているという彼女、ぜひみなさんもお出かけあれ。

悠々雑記 #049 (10/02/09記)

「不意打ち」

ボクは大人です。
だから映画を見るとき1800円払わなくてはならないことも熟知しています。

映画に行きました。
1800円払おうと思ったらお姉さんに「1000円です。」と言われました。
1800円払う気満々だったボクは不意打ちを食らい、「何でですか?」と気色ばんでしまいました。

お姉さんは笑顔で「今日は映画の日だからです。」と返してくれました。


人は不意打ちを喰らうとたいてい顔が歪むものです。
でもこの不意打ちにボクは顔が歪むどころか、「ニターリ」と薄ら笑いをしてしまいました。
お姉さん心の中できっと「あららら〜、喜んじゃってるよ、この人。」って思ってたんだろうと思います。

800円安くなって、ひざが震えるほどうれしかったボクはやっぱり小市民なのかもしれません。

でもありがとう!
ステキな映画の日でした。

10月5日(月曜日)

先月末ニューアルバム「Luck and Pluck」をリリースしたCaravanがやって来てくれた。これで2度目。

アルバムの話、それからライブの話、カメラの話に、堀江くんの話などで男同士盛り上がった。Caravanくんが堀江くんの話をしたのでボクは山田くんの話しをしようかと思ったがそれでは話がこんがらがってしまうので大人なボクはそこはジッと我慢した。あ、堀江くんはCaravanのキーボードをやってくれている人で、山田くんはボクの中学の同級生です。

これからも彼は多分Caravanタイムで制作やライブをたんたんと続けていくんだろうなと思った。

10月6日(火曜日)

明日メジャーでは3枚目になるアルバム「Synthesis」をリリースするRaul Midonがミドン筋を通ってきたかどうかは定かじゃないけど、とにかくゲストに来てくれた。2005年から2年に1回ずつでこれで3回目。もうとってもなかよしさん。今度のアルバムではThe BeatlesのBlackbirdをやっているのでどうしても一緒にやりたくなって2本のギターで歌をデュエットさせてもらった。楽しかった。

12月にはライブで帰ってくるとのこと。見に行くことが出きればなあってほんとに思っています。

ラウルの最新アルバム、いいよ。手に入れてね。

悠々雑記 #050 (10/07/09記)

「ビックリ」

週末お買い物に行った。
お天気もいいのでアウトレットに行った。
ジーンズにTシャツ・軽いジャンパーでのお出かけ。

とってもアメリカンなボクのお気に入りはこれぞアメリカど真ん中なTommy Hilfiger。
「なんかいいのないかな?」って一生懸命Papa Tommyなのを探していると軽装なのに汗がうっすら。

だからジャンパーを脱いでハンガーラックの上に乗っけて「いいやつ」探しを継続。
するとブルーのギンガムチェック綿の軽いジャケットでなかなかよさげなのを発見。

速攻手にとって鏡の前に移動してお試し。
「ふむふむ、いいじゃん、似合ってるじゃん。」って薄ら喜んで購入を決意。

ニヤニヤとハンガーラックに戻ったら、見知らぬおじさんがボクの脱ぎおいたジャンパーを手にして彼もニヤニヤと今まさに試着の寸前。

「いや、あのっ、それボクのんなんですけど。」とかすれ声で言ったらおじさん、「あ、すんまへんな。」とボクの私物ジャンパーを手放してくれた。

気に入ってくれはんのは勝手やけど、ほんまにあむないとこやった。
あむない、あむない。

10月7日(水曜日)

先月末ニューアルバム「Jam the Universe」をリリースしたばかりのSOFFetが来てくれた。これで9回目。またまたたのしいトークに花が咲いたんだけどビックリしたのはYoYoが寝坊してGooFと同じ新幹線に乗れずに若干遅刻してきたこと。責めてやろうかと思ったがボクにも一度痛い経験があるのであんまり大声では責めなかった。(でも写真んときはやっぱ責めてしまった。)GooFも「オイオイ!」的な顔で写っているが実は熟睡していて新大阪を発車する直前に目ざめて自分のキャリーケースを忘れてしまったんだって。

こんな人騒がせな2人ですが来年1月29日・30日なんばHatchで単独ライブしちゃいます。みなさんもぜひ。

悠々雑記 #051 (10/08/09記)

「台風18号」

激しい雨と風にさらされた早朝。
煌々と明かりのついた新聞集配所が目に留まった。

そこにはいつものように淡々と、でも雨には濡れないように新聞を自転車に積み込んで町に出て行くカッパ姿のおじさんおばさんがいた。

車を運転しながら心の中で深々と「ごくろうさまです。」と頭を下げた。
そして台風18号が大きな被害を残さぬことを祈りつつ一日をスタートした。

10月8日(木曜日)

前回からたった2ヶ月のスパンで森山直太朗くんが来てくれた。これはどうやらおらのことが相当好きなのかもって思ったら21日リリースのシングル「涙」のプロモーションだったので、ちょっと涙した。

スタジオライブもシングルに入っている「ひとりごと」をやってくれたのだが、スタジオのパソコン移動とかを演奏中にしてしまって彼の集中力を削いでしまった。これには涙した。

で、記念撮影は2人羽織的ギターを弾こうとボクはGを押さえたが直ちゃんはその上のBを押さえていて意味なかった。これにはほんと相当涙した。

でもやっぱりいつも通りハチャハチャに楽しいインタビューだった。ありがと。
10月10日(土曜日)

神戸・長田区に等身大の鉄人28号が完成したというニュースを朝のラジオで聞いた。Hiro T's Morning Jamという番組だ。仕入れた情報を元にとてつもなくでかい鉄人28号に会いに行った。まだ足もとの整地が完成していなくて真下に行くことはできなかったけど、ほんまにでかかった。まわりにはもう凄い数の人がいてそれぞれに記念撮影をしていたが、ボクのように鉄人28号の真似っこをする人は青ばな垂らした子供でもいなかった。ちょっと恥ずかしかったのでボクのポーズにも切れがないのがちょっとさみしい。

それにしても面白い情報を教えてくれたヒモジャムにありがとう!これからも聞かせてもらいます。

10月13日(火曜日)

今月の邦楽ヘビーローテーション「ストーリー」の超本人、さかいゆうくんがゲストに来てくれた。番組には去年3月からの2回目だけど、去年のニューブリーズ出演はもちろん、ずっとさかのぼって2003年のニューブリーズにもGATSくんのサポートで出演しているってことなのでもう最初に会ってからはずいぶんとなる。その彼も先週遂にメジャーデビュー。すごいね、めでたいね。

いい曲書くし声はいいし、何よりほんとに音楽大好きだし、とにかくこれからの活躍を大いに期待するわけです。

でもとりあえずのじゃんけんはボクが勝ちました。あは。

悠々雑記 #052 (10/14/09記)

「町内掲示板」

もっそい狭い地域のいろんなお知らせが張り出される掲示板を見るのが意外に好きだ。

昨日夕方の tt とのお散歩のとき、そんな掲示板の1枚のポスターに目が留まった。
「住吉区民まつり」開催告知ポスターの中で、日本を代表する男性演歌歌手の写真が微笑んでこちらを見ている。

「えっ?うそやろ?すごいなあ。」と近寄りじっくりとポスターを読んでみる。
「好きやねん、住吉」とどこかで聞いたようなサブタイトルと共に第35回住吉区民まつりの字が躍る。

「そら、35回もやってはるんやったら、この人呼ぶのもあるかもなあ。」と感心しながらその名前を読んでみたら「三木ひろし」だった。

掲示板の前で大声で「アハッ」ってゆってしまった。

悠々雑記 #053 (10/22/09記)

「マウンテンバイク」

すごい熟練の人になると足を地に着けることなくいつまでも静止したりもできるのがマウンテンバイク。

こないだ信号待ちの歩行者集団の先頭にマウンテンバイクのおじさんがいた。
練習のつもりなのか、みんなに見て欲しいのか、彼はペダルから足を外さずジッと静止の姿勢に入っていた。
しかし、おじさん、ぜんぜんすごくないので後ろから見るその姿は全身の筋肉がカッキンコッキン、その姿勢には変な力が入りまくりでブルブル震えハッキリ言って「奇怪」。

おじさんのすぐ後ろにいたお昼を買いに出てきたOL2人は声を上げんばかりの引き攣り笑いで身をよじり、彼の背を見つめるボクを含む他の歩行者もみんな一様に戸惑い笑いを隠せない。

ほどなく信号が変わりおじさん意気揚々と、でも必死のパッチでマウンテンバイクの前輪をウイリーのように上げ走り去って行った。

なぜかものすごく恥ずかしかった。

10月29日(木曜日)

ギタリスト・わたなべゆうくんが月に一度のスタジオライブで来てくれました。オリジナルはひとつ前のアルバムから「踊り子の唄」、そしてカバーは斉藤和義くんの「歌うたいのバラッド」を演奏してくれたんだけど、歌詞もないギターだけなのに「歌うたいのバラッド」もしっかり歌っていました。

ゆうくんは明日から始まるMinami Wheelにも登場します。31日土曜日ということなので行く人はぜひ見に行ってあげてください。

いつもの記念写真もちゃんと撮ったのですが、今回は残念ながら手ぶれがかなりひどかったのでNGになりました。恐縮です。次回は11月25日水曜日の午前10時台に来てくれるのでまたぜひ聞いてくださいね。