9月17日(金曜日)Part 2.
明日はいよいよウオーキング・イベントの日。1,000人を超えるリスナーさんが参加してくれる予定。番組で募集した以上「歩くコースは知りません。」なんて言っちゃダメでしょ!だから前日前乗りっちゅので大津に乗り込んでたった1人で全長約13kmのコースを歩くことにしました。
出発点の京都から15分の石山駅にたどり着いたものの、人も閑散としていて右も左も判りません。うろたえていると、な、なんと松尾芭蕉さんが歩いてきました。さっそく駆け寄って道を教えてもらいました。ちゃんと行き先を教えてくれてとってもいい人でした。
リスナーの大津市在住のラジオネーム「メダカのおやじ」さんが「石山行くなら必ずミート&デリカ カワニシのコロッケをやっつけなさい!すんごくおいしいから。」とメールをくれていたのでもちろんスタート直後のルート上にお店があったのを発見してやっちゃいました。ほんまにめっちゃ旨かったのでありました。1個しか買わなかったのを後悔して涙ぐんでしまいました。
瀬田川岸で時々魚釣りをしている人以外にはほんとに人のいないコース、あんまり淋しいので「近づいてきて、歩き去る」っちゅ構図でオート撮影もしておきました。(まあ、こんなことして遊んでいるからコース制覇に3時間もかかったんだけどね。)
やっとこの思いでたどり着いたのが第3チェックポイントのジル・リバーサイドクラブというカフェ。もうたまらずお店に飛び込んでアイスコーヒーを一杯飲ませてもらいました。ボクより3つ上のマスターはニコニコと柔らかく応対してくださってちょっと生き返りました。壁の時計が4時半過ぎを指していてここで出発してからちょうど2時間。ほんでゴールまでは後4km、つまり1時間、右足ふくらはぎから筋肉疲労の悲鳴が聞こえてきてはるな愛ちゃんの気持ちがほんとによっく判りました。
ゴールまで後2kmほどの所にある瀬田の唐橋。日本三大名橋なんて書いてあるので必死の笑顔で自分撮りをしてるのですが、もはや顔は笑ってないよね。
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もう日が西にかなり傾いて川面の照り返しが眩しく綺麗だったよ。で、ふと足もとを見るとボクの影が道路にクッキリと。
改めてボクの足の長さを思い知りましたとさ。あははは。
そして琵琶湖と瀬田川の分岐を知らせる珍しい看板を記念に押さえたらこのあたりには京都大学・同志社大学・立命館大学などのボート部の艇庫がいっぱいあって湖面ではクラブ練習の艇がうじゃうじゃと湖面を滑走していました。
そしてそこにありったけの青春を感じました。ほんとにステキな景色だったんです。うん。
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午後5時半ゴールのロイヤルオークホテルに到着。完全踏破の喜びでガッツポーズの記念撮影なんだけど、顔は全く笑っていないよね。
いや、ほんまにしんどかったし。「普段歩いていないってこゆことなのね。」と痛むヒザ裏をすりすりしながら思い知りました。
今夜はこのホテルに泊まります。部屋に駆け込むやいなや、温かいお風呂をヒタヒタに入れてゆっくり骨休めをして速攻バタンキューで寝てしまいましたとさ。
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明日はいよいよ本番。ボクがたった1人で淋しく歩いたコースを802リスナーのみなさんがせっせ、せっせと歩きはるんです。しんどいやろうけど、みんなでワイワイきっと楽しいんじゃないかなと思っています。