HIRO T'S DIARY

● 1月の日記 ●

1月1日(土曜日)

あけましておめでとうございます。

小僧の頃、「21世紀にはオレも50歳やで!いったいどうなってるんやろう?」なんて思っていたし、還暦の人はよぼよぼのお爺ちゃんっちゅイメージしかありませんでした。

そんなボクも今年のお誕生日で遂に還暦っちゃいます。
ボクは秀樹さんではありませんが、さしずめ「ヒロテ、カンレキッ」っちゅとこです。あはは。

でもまあしかし、あの頃イメージしたお爺ちゃんにはなっていないと強く自負もしています。
確かにあの頃のようにピョンピョンと細かく飛び跳ねるのは出来ないだろうけど、ここぞの大跳躍には「いつでも来んかいっ!」マインドで今年も時を大切に刻みながらガッツを持って進んでいくことにします。

慌しい朝の時間、時計代わりに番組聞きながら、新しい音に出会い、懐かしい音にあの頃を想い出し、とれとれの情報やためになるコーナーでは「へー、そうなんや。」なんて思いながら、ほんっとにしょうもない小ギャグには「また言うたはるわ〜〜っ」としかめっ面しつつ、今年も沢山の時間をボクと一緒に過ごしてくださいね。


ボク頑張ります。

今年もよろしゅぅ!!

One月One日(土曜日)

A Happy New Year !

戌年じゃないんだけど年の初めだし、しかも今年はパパの生まれ年でそれも5回目ですっごくおめでたいそうなので今までになかったぐらいのドアップで写真を撮ってもらいました。

今月17日にはボクも5歳のお誕生日を迎えるんですよ。ちょっとお兄ちゃんになるボクの今年の目標はパパが帰ってきてもウレションしないことと、無駄吠えをしないこと、そして何でもかんでも食べたがるのを控えることです。

今年もパパ同様よろしくおねがいしますワンッ。

1月7−8日(金曜日・土曜日)

「キリキリ舞いの生活をたまには小休止して時間が止まったような海辺のリゾートでとびっきりの海の幸、山の幸に舌鼓を打つというのもいいんじゃないの?」と鳥羽一郎さんに誘ってもらった・・・・・・・・ような気がしたので鳥羽に出かけちゃいました。一泊二日の慌ただしい旅だけど宿泊先に選んだのが皇室の方々や海外からの賓客も滞在されるという鳥羽国際ホテル。風の強い正面玄関で記念撮影を無事済ませたら、エントランスではタツノオトシゴのドアノブがボクをホテルに迎え入れてくれました。

お部屋はオーシャンビュー・スイート661。大きく開放的な窓に志摩の絶景の海風景が切り取られ思わず息を呑みました。

外の方が明るいので室内のボクは窓際では暗くなってしまいますが、本当に大きな窓からの風景はもうそれだけで徹底的に癒されてしまいました。56平方メートルのゆったりとしたお部屋でのゆったりとした時間、ボクの険しい顔も到着したばかりだというのに、ほら、もうゆったりとした感じになってるでしょ。

お部屋でリラックスした後は夕方まで別棟の温泉にゆっくりと入りに行きました。お風呂を楽しむのに精一杯で写真は撮れなかったけど、極楽、極楽の夕方だったちゅわけです。はい。

そしていよいよのディナータイム。テーブルにはシェフのサイン入りの献立が置かれていました。それをチラッと見て早速シャンパンで「いつでもかかってこんかいっ!」態勢を整えたというわけです。

最初に出た「アミューズ・ブーシュ」っちゅ前菜は一口でペロリとしちゃったので写真を取り忘れ、これではいけないと2品目の「鳥羽近海真鯛のカルパッチョ・ゆず風味」は辛うじて口に入れる前にパシャッ。その後は「南伊勢産・貝の香草焼き・ハーブの香り」と続きます。とにもかくにも旨かった〜〜。

ほんでまた写真を撮り忘れた「青さのりとウニ入りコンソメ・ロワイヤル」のスープの直後に登場されたのが、(と思わず敬語になっちゃうけど)「志摩大王崎産・伊勢海老のシャンパン蒸し」なのだ!「おい、そこ!頭が高い!」っちゅうの。シャンパン飲みながらのシャンパン蒸し攻撃に寺平、もはやノックアウト寸前なりっ。

その後、遂にメインの「黒毛和牛の赤ワイン煮」と「志摩産・黒鮑ステーキ」がしずしずと登場したのでありました。

んっ?伊勢海老がメインじゃないのって?いえいえ、当然お肉系がメインなんですが、何か?アハッ。(一回でいいから言ってみたかったのであります。)

そしてシャンパン一本飲み終えて今正に黒毛和牛に挑みかかろうという真っ赤な顔のボクの横にはワインがさりげなく置かれております。はいっ。(まっ、目ざといあなたなら速攻気づいたでしょうけどね。ナハッナハッ。)

ものすごいボリュームのディナー、締めの「シェフ特製デザートとコーヒー」に至るまでおいしい顔しながらペロリと完食しちゃいました。それを聞きつけた洋食料理長の山崎シェフがキッチンからわざわざ出てきてくださったので大声で「ごっつぉさんでした!」とご挨拶しておきました。

山崎シェフが毎日、匠の技を出せるのも伊勢・鳥羽近郊の海の幸・山の幸の極上の素材に囲まれているからなんでしょうね。本当に幸せそうな顔をされていました。(写真はエントランスにさりげなくディスプレイされていた伊勢海老・鮑・松阪牛・伊勢地鶏・伊勢農園直送の野菜たちです。)

リゾートの朝は早い。正確な日の出はもっと早いだろうけど、午前7時15分にお部屋から黄金色の日の出を見ることができました。凪いだ海を眺めながらお部屋に用意されている膝掛けブランケットをしてしばしの読書っちゅうのもしてみました。写真は暗いんだけど、これぞリゾートの過ごし方なので部屋着のままのボクをアップしておきました。

そして朝食バイキングへ。ボクは基本洋食なんだけど和食系もあまりにもおいしそうで一皿目は和食で攻めました。(左上)そして洋食はホテル特製のベーコンと産直野菜のサラダ。(右上)どちらのプレートにも乗っているカップに入ったスープは「伊勢海老のスープ」!濃厚な味にノックアウト!ああ、また飲みたい!!そしてオーダー毎に山崎シェフが焼いてくださるオムレツはもう芸術品!

日本中いろんな朝食を食べ歩いたけど、断言します、ここの朝食が日本一だと!ほんとにそれぐらいおいしかったです。

お腹一杯だけど昼食がまた次のハイライトなので腹ごなしにミキモト真珠島まで朝のお散歩をすることにしました。

1893年御木本幸吉さんが世界で初めて真珠の養殖に成功した島です。あやかろうと御木本翁のブロンズの真似をし、石碑に手を合わせ真珠がたくさんボクのところに来るようにお祈りし、ステキな時間を過ごしていることを手紙に書いて友人に送ろうとしたらポストに手を挟まれてしまいました。「真実の口」は鳥羽にもあったのです。みなさんも古いタイプのポストには気をつけた方がいいですよ。

真珠博物館の入り口では海女さんがボクを迎えてくれたので返礼として同じポーズを決めてみました。完コピだね、全く。ほんで博物館の内部では「立て板に水」の勢いで養殖真珠のことを教えてくれるお姉さんが何人も居て30分ほどしかいなかったけど、ボクもどうやら真珠のエキスパートになれました。出口に近い所にあったいかだで試しにアコヤ貝を引き上げてみたら最高の真珠がザクザク出てきました。今後ボクは寺平幸吉と名乗ろうかと今真剣に考えています。

1月8日は鳥羽消防署の出初め式でもあったようです。ホテルに戻って来たらちょうど目と鼻の先の所で海上放水が始まっていました。

やんややんやの喝采を送りましたが多分聞こえていなかったでしょう。しょぼん。

そしてお昼の時間がやって来てレストラン・シーホースでホテル特製バーガー、その名も鳥羽で食べるバーガーだから「トバーガー」を頂いちゃうことにしました。

先ずはステキな色合いのスパークリングワイン「鳥羽スタイル」を頂きます。ドライでスッキリと飲みやすい一杯。楽しんでいたら山崎シェフがワゴンに食材を山盛り乗っけてしずしずとやって来られました。伊勢海老・黒鮑ステーキ・松阪牛のハンバーグ・フォアグラというのがメインの食材。それをシェフが目の前でバーガーに変身させてくださいます。

最初はピザパンの中にたっぷりと伊勢海老を詰め込んだバーガー。アムッとかぶりつきました。「ンッモ!タマランッ!」が感想でした。

その後は黒鮑バーガー、そして右上の写真のようにハンバーガーとフォアグラバーガーが食べる速度より早くやってきます。しかも!!!!しかもだよ!!!!こうやって作っていただいたのはプレートに乗っていた素材の半分だけ。「後はご自由に召し上がれ!」という一言を残して山崎シェフは来たときのようにしずしずと去って行かれました。

目の前には「ヤンッ、ンッモ、ドシマショ、ットニ!」と言いたくなるほどのおいしい素材がたっぷし。でもさすがにお腹がもう破裂しそうだったのでパンにはご遠慮願ってパン無しで全てを平らげたのでありました。

超一級の贅沢を堪能した一泊二日の旅でした。はいっ。

そして午後1時36分の伊勢ライナーに乗って一路大阪へと戻ってきたってわけでございます。

片道たった2時間でやって来る超一流の「非現実の世界」。ゆったりした時間と極上の食事は何ものにも代え難いものです。しょっちゅうというわけにはいかないけど、必ずリピートしようと心から思ったっちゅわけであります。

たっぷりのご馳走を頂きましたがオーシャンビューのお部屋からの景色も負けず劣らずのご馳走でした。

「景色もご馳走」。
いい言葉だと思いませんか?

1月10日(月曜日)成人の日・祝日

2011年最初の番組ゲストは我が友バンバンバザールだったのでござーる。今回はKansas City Bandのトランペット・ヴォーカルの下田卓先輩も一緒にやって来てくれました。

そしていつもの音にペットの音も加わってアッパーに「Bell Dest Blues」を、そしてしっとりと「さらば花よ」っちゅ2曲をかましてくれました。いやほんまにごっついよかったっちゅ話ですわ。

2月4日には大阪でライブもあるので次回はその日にまたやって来てくれます。今年もこうやって音楽旅団の旅はごきげんに続いていくんでしょうね。

1月12日(水曜日)

今日10枚目のアルバム「Hand to Hand」をリリースするギタリスト・押尾コータローがやって来てくれました。これで何と21回目の登場。今日もアルバムから「Brand New Wings」と「また明日。」という2曲をスタジオライブで聴かせてくれました。当然っちゃ当然なのですが、やっぱりよかったのであります。

今年は3月から9月までかけて全都道府県を踏破するライブもするということ。みなさんもぜひライブで押尾っちを。

いろんな奏法に長けた押尾っちだけど田端義夫、つまりバタヤン・スタイルはまだ出来ないようなのでバタヤン・スタイルを教えてあげました。あはは。

1月19日(水曜日)

GRAPEVINEボーカル・ギターの田中和将くん、今日リリース11枚目のアルバム「真昼のストレンジランド」のお話しなどをしにやって来てくれました。これで5回目なんだけど、でもオンエア的には7年以上のごぶさたであれやこれや、なんやかんやで結構かき回しちゃいました。それでも田中くん、いいアルバムに仕上がったことをきっちりと伝えてくれました。みなさんもぜひ最新アルバムを聴いてみてくださいね。

3月からツアーも始まり、早速3月は神戸、そして4月は大阪が予定されています。ライブでも弾けてください。

1月27日(木曜日)

今月の洋楽ヘビーローテーション"It doesn't stop"を歌っているMaia Hirasawaちゃんがやって来てくれました。スウェーデンと日本のハーフの彼女、日本語もがんばって話してくれてとってもキュートな女性でした。スタジオライブもヘビーローテーションを可愛く歌い上げてくれて好感度メキメキアップ!

夢は日本でもたくさんの人に知られるようになりたいとキラキラした目で語る彼女、その個性的な独特の歌声で夢を叶えてほしいなとおじさんも本気で思いました。

1月28日(金曜日)

ギタリストわたなべゆうくん、40回目の月参りの日。思えばすごい回数だよね。スタジオライブをほとんど2曲ずつやってくれているのでだいたい80曲ぐらいオンエアしたことになります。

今日も変わらぬ温かいギターの音でオリジナル「ガーベラ」とカバーは「Change the world」をやってくれました。カバーはちょっとアップテンポにファンキーにほんまにごきげんでした。ゆうくんのホームページでカバー曲の受付もしているそうなので次回はこれがいいなあって書き込みもしてあげてくださいね。

治りかけとはいうもののかなり風邪っぴきだったゆうくん、記念撮影はちょっと離れてピースの指も力なく撮っちゃいました。風邪には気をつけようぜ。

1月31日(月曜日)

まきちゃんぐ4回目の登場。おととい土曜はなんばHatchでライブ、昨日日曜は西宮でミニライブとサイン会で結構積極的に動いている彼女、先週ニューシングル「愛と星」もリリース、そして2月16日にはセカンドアルバム「ワタシノウタ」をリリースとこちらも積極的に動いています。

半年ぶりの登場もなかなかに楽しいインタビューになりました。

記念撮影はどうやら歌舞伎の見得を切ってるみたいです。とにかく普通の顔して写真を撮ったことはまだ一度もありません。彼女なりの照れなんだろうね。