HIRO T'S DIARY

● 11月の日記 ●

11月1日(金曜日)

tt通信

カメラを向けると本当にウンザリした顔をするようになったのでほぼ1年前に突然休止したtt通信を再開しまーーっす!

理由はもの凄くシンプルで、ボクがカメラ機能のついたiPad2に変えたから!つまり、iPadがカメラであると彼はまだ認識していないので以前のイヤな顔をしなくなったどころか、また無邪気な顔を見せてくれるようになったので再開するんです。

家の中を自由に走り回って遊んでいるttなんですが、ボールを追いかけてたまにリビングのソファの後ろからコーナーテーブルの所に来てしまい出てくることが出来なくなることがあります。これもそんな写真で、「ねえねえ、パパ、出してよ、ここから!」の目線を送ってきたのですかさずiPadでパシャっといったっちゅわけです。

ま、こんな具合にこれからまた毎月1日のtt通信、よろしくお願いしますね。

11月9日(土曜日)

南港ATCホールで開かれているサウンドメッセに行って来ました。アコースティックギターとウクレレの展示即売会的要素の強いイベントです。

会場に入ると30年前にヤマキギターの貿易部長としてアメリカNAMMショーやフランクフルト・メッセに行ってた当時と寸分変わらぬ空気が会場に満ちていました。いやあ、もう、ほんまに懐かしかった〜。

それにしても様々のギターメーカー・ウクレレメーカーの出品も素晴らしいのが多くてウロウロ飽きることもありませんでした。

様々な展示が並ぶ中、ギブソンのおじさんがおもそろうなアメリカ人だったので「なあなあ、写真撮ってや。」って頼んだら「ほい、きた、がってん、好きなの持ちなよ!」と言ってくれたので迷わず色目の派手なハミングバードを手にしてパチリ!俺、めっちゃうれしそうでしょ?あはは。

でも実は今回のメインは我が友、斎藤誠と小倉博和のアコースティックライブを見ること。午後4時から2時間もの間、たっぷりとギター職人の凄ワザを楽しませてもらいました。オグちゃんのマニアックなマーチン自慢がめっちゃよかったです。楽しかった〜。

会場でもいろんな人に出会ったけど、一番ビックリしたのは大好きなJAM BAND, indigo jam unit のプロデューサーの立岩くんに呼び止められたこと。彼も年2回のハワイ訪問ですっかりウクレレづくりの人たちとの結びつきが強くなったので趣味で作ってもらった優れもののウクレレを持ってブース出していたこと。ちょっと弾かせてもらったけど、ジェイク島袋くんへの道は相当に遠いことを実感。とほほ。

午後4時のライブまで時間があったのでATCをブラブラしていたら午後3時半の南港の素晴らしい景色にも出くわしました。のんびりぼんやりアコースティックな休日の午後でした。 ああ、楽しかった〜。

11月18日(月曜日)

今年から来年にかけて相次いで還暦を迎えるGONTITIの2人が来てくれました。FM COCOLOでも番組をスタートした後輩DJでもある2人でしたが、新春ライブの話やら、番組の話やらをしぃもってそのままビートルズの「ノルウェイの森」のスタジオライブもしてくれました。

味ある2人とまた楽しい時間を過ごせました。どうやら来年は還暦記念のどでかいことをやりそうです。何でもお手伝いするよってゆったんですが、「歌は絶対に歌わないでください。」と拒否されてしまいました。とほほ。

11月21日(木曜日)

十代でデビューしたのに何やかんやで、もう15周年を迎えてしまい少女からステキなレディに変貌した我那覇美奈ちゃんが3年ぶりに来てくれました。

15周年記念でリリースしたベストアルバムの話やら、久しぶりの大阪バンドライブのことやら、あーたらこーたら聞きながらギターも持ってきたのでスタジオライブもやってもらいました。

素直に伸びやかな声、彼女の笑顔と同じぐらい癒されます。ライブにもぜひぜひ。

11月21ー22日(木・金曜日)

オンエア終了後、すぐに今日日本最終公演を行うポール・マッカートニーに会いに東京に向かいました。71歳のバイタリティ溢れると言われるライブ、やっぱ逃す手はないでしょうが!

東京に向かう新幹線でも月ー木毎朝配信のT's Chotto Chatの執筆、そして今はまっている「永遠のゼロ」の読書及び小腹を押さえるための新世界だるま特製のカツサンドの摂取と「先生」はやっぱりとっても忙しいのです。はいっ!


そして約30分押してスタートしたライブ。もの凄く見にくいアングルから見たんだけど時間が進むにつれて「ソンナノカンケエネエッ!」とばかりにポールワールドに引きずり込まれました。淡々楽々とパフォーマンスを続ける彼はやはり「化け物」です。凄かった〜。ライブレポート、詳しくはまたオンエアで報告します。

開演直前に舞台裏からものものしい数の外国の人が現れてそのまま歩いてアリーナ真ん中辺りに移動し、アリーナがそれを見ながら騒然としてみんな写メを撮ってたんだけどあれってきっと着任したばかりのキャロライン・ケネディさんだったんだと思っています。(ただ、小さすぎて確認は出来ませんでしたが・・・)

まあ、とにかく大満足のポールのライブの余韻を胸に帰阪の新幹線から見えた富士山は「楽しかったでしょ?よかったね!」と語りかけてくれました。

フジヤマの写真をiPad2で撮っている時、いきなりすれ違った東京行きの新幹線。200km+200kmの世界はこんなに歪んでしまうんですね。おもろいのでおまけです。あはは。

11月27日(水曜日)

本日無事に62歳のお誕生日を迎えることが出来ました。毎年この日になると痛感するのが、たくさんの人にお祝いの言葉やプレゼントを頂いてほんまにほんまにボクはほんまに幸せ者だということです。番組宛にも、facebookやtwitterでも本当にたくさんのメッセージや、リスナーの方からもプレゼントを頂きました。1人1人にお返事は出来ませんが、心からのTHANKSを贈らせてもらいます。ほんまにありがとうございました。

また、毎年ほぼ恒例になっているのが押尾コータローの訪問。昨日はフラメンコギタリスト沖仁くんとのライブ、そして今日は東京ビルボードライブでの甲斐よしひろさんとのライブとほんまに忙しいのに東京に向かう前にオンエア中のFMCOCOLOのスタジオを訪ねてくれました。曲がかかっている間にギターで♪Happy Birthday♪をやってくれておいらほんまに幸せ者であります。因みに押尾っちからはドン・ガバチョを頂きました。大切に保管するために今から貸金庫を探そうかと考えています。(あ、ドン・ペリニオンでした。w)

せっかくなのでオンエアにもそのまま乗っかってもらいました。慌ただしく東京に向かった押尾っちも恒例クリスマスライブがサンケイホール・ブリーゼで今年も12月23日・24日と2日あります。ロマンチックなクリスマスナイトを押尾っちとぜひ!

で、最後にこのフィギュアでんがな! ワイでんがな、ワイ! ひゃあ、えらい若いなあって? そうなんです、平面・立体作品を作られている美術作家中野クニヒコさんが10年前のFM80215周年の時にボクにプレゼントしようと造ってくださって手渡す機会がなかった作品だからモデルのボクも当然まだプリップリのツルッツルの状態で制作されたものだからなんです。

えらい若いボクですが、でも特徴を見事に捉えてくださっていて、ボクの着ているシャツなんてこのダイアリーのトップの少路くんが書いてくれた絵をそのままプリントしているシャツなんですよ。すごいっしょ? しかもボクの会社がパンプキンだからボクの左手に乗っかっているのはきれいなカボチャさんなんです。

中野さん、ほんまにありがとうございました。

最後にもう一度、おいら幸せです。ほんまにありがとう!
明日からもせっせと元気を振りまきます。

オンエアにたっぷりおつき合いくださいね。